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解説と評論:正しい信念は人に節操をかたく守らせ 横暴は悪者の自滅の道(写真)
—高蓉蓉さんが龍山教養院の悪者に長時間電撃され、顔を傷つけられた事件について評論

 【明慧ネット2004年7月10日】(明慧記者梅潔)瀋陽の高蓉蓉さんは真善忍信仰を堅持し、暴力的洗脳に直面して妥協しなかったため、龍山教養院の悪者らに凡そ7時間電撃され、顔面皮膚の大部分が焼け焦げた。

瀋陽魯迅美術学院財務所法輪功学習者高蓉蓉さん 高蓉蓉さんは2004年5月7日酷刑により虐待され、顔は電撃により焼け焦げた。写真は負傷して10日後に撮影した

 明慧ネットの報道によると、2004年5月7日、36歳の瀋陽法輪功学習者高蓉蓉さんは龍山教養院第2大隊副隊長唐玉宝、隊長姜兆華らに当番室に呼ばれていき、暖房設備に手錠を掛けられて苦しめられ虐待された。唐玉宝、姜兆華らは午後3時から夜9時過ぎまで連続して6、7時間高蓉蓉さんを電撃した。当時高蓉蓉さんの顔は大きく腫れて変形していた。顔全てが水泡で、焼け焦げた皮膚は髪の毛と血膿とくっついていっしょになり、顔面が腫れた後に目はただ1本のすきまだけ残り、口はとても高く腫れて変形し、常に付き合う犯人さえ彼女を見分けられなかった。

 高蓉蓉さんの酷刑を受ける前後の写真を比べると、良知がある如何なる人でも江氏の国家恐怖主義の酷刑手段に言葉を失う。想像できるのは:7時間の間、高蓉蓉さんを屈服させるために、暴力を施す者らはそれまで如何なる恐怖手段を採用したかである。高蓉蓉さんが負傷して10日後の写真から、彼女を屈服させられなかった時、暴徒らが如何に腹黒いたくらみを抱き、残忍な手段を出したかが分る。この種類のきわめて凶暴で残酷な行為は被害者の心身を深刻に傷つけてその人の一生に伴わせるために行われる。

 報道によると、龍山教養院の院長李鳳石はかつて高蓉蓉さんにこう言ったという:“ここは専制機関である。手錠、電撃棒は何に使うか?貴方高蓉蓉を屈服させられないとは信じない。”と。私達はそれらの悪事を働く者らにたくさんのツール、例えば、手錠、電撃棒、虎と狼のような凶悪な警察、悪人を助けて悪事を働く刑事犯、甚だしきに至っては非常の大きな権力、刑務所、法廷……があることを認めなければならない。しかし、この全ての強大さをもってしても、なぜ一人の小さな女性の信仰に対する固い決意の前ではこのように弱く見えるのだろうか?もし最も強大な国家機関、最も残酷な刑罰でも一つの信仰集団を変えることが出来ないとすれば、それはもう1つの角度から何を説明するのか?長い7時間の中で、一秒一秒、高蓉蓉さんは常に多大な苦しみの中を過ごしたと想像できる。肉体、精神から心まで。いったいどんな力が彼女に激痛、脅かし、恐怖、屈辱、絶望に打ち勝ち、粘り強く歩いてこさせたのか?

 カナダ弁護士ベルイマンが法廷で述べた下記の言葉を覚えている。“もし拘禁と酷刑の虐待をもってしても彼らの信念を変えることが出来なければ、それは彼らの信念はきっと難攻不落であり、また彼らの信条は強大な威力を持ち、彼らが暴力に直面するとき、屈服せず、円融不破にさせるでしょう。彼ら(法輪功学習者)の証言から、私達は、法輪大法がほんとうに偉大な信条であり、それは修煉者を素晴らしい方向へ導くことが出来るものと断言することができます。”

 まさに真善忍真理への同化によって、5年来、幾千幾万の法輪功学習者は生死を手放し、暴力、脅しに恐れず、平和かつ理性的な方法で真相を伝え、邪悪を暴き出しているか。

 かつてカナダにより救い出された法輪功学習者王玉芝女史は、中国で信仰を堅持したため三回非合法的に拘禁され、残酷な強制食物注入の虐待を受けた。彼女はその経緯を思い出すときこういった:“もし私が本心に逆らう嘘をひとこと言い、彼らの指示通り決裂書を書き、その上さらに法輪功を批判しさえすれば、この迫害から抜け出すことが出来ると知っていました。しかし私はこの道を選ぶことを考えたことがありません!私の心では、生きているこの一日、私は‘真善忍’の基準に従っているとはっきり分っていて、私は嘘と醜悪に妥協しません!”“人は実際みな真善忍が良いと知っています。現実の圧力と強迫に直面するとき、多くの人はその貴重さを忘れるか或いは意図的に忘れます。しかし仏法修煉者はそうはしません。”法輪功学習者たちの体現されたこのような節操をかたく守って屈服しない精神と道徳勇気そのものは国家恐怖主義に対する巨大な鞭打ちとなる。

 暗いところでも神の目ははっきりと見ている。龍山教養院唐玉宝、姜兆華らが手段を選ばず、人心自由を失った法輪功女性学習者に暴行を加えた全ての行為は、かれらの内心の暗さと空虚の大暴露であり、人間性を失った後の残酷さの現われである。しかし、横暴はただ悪者の自滅の道であり、大法弟子に悪事を働いたすべてのものは必ず悲しい結末になる。しかし苦難のなかでも屈服しない鳳凰は正しい信念の道を通して永遠に生きる。これは善悪には報いがあるという宇宙法理により定められている。

 更に多くの人の良知はこれほど残酷な事実に直面して、再び江氏集団の国家恐怖主義に対して黙っていない。邪は正を侵すことはできないのだ。


 (中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2004/7/10/79130.html