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南アフリカ銃撃事件の告訴手続き開始

 【明慧ネット2004年7月15日】2004年7月13日午後、アメリカ、オーストラリア、ドイツ、台湾、香港各地からやってきた数名の法輪功代表は、南アフリカの首都プレトリアの芸術博物館前で記者会見を行い、法輪功を迫害する中国指導者に対する告訴手続きを正式に開始したと発表した。法輪功の代表弁護士であるRudolf Jansen氏、法輪功スポークスマンJohn Nania氏、夫が法輪功修煉のため中国大陸で迫害され死亡した戴志珍氏と彼女の娘が記者会見に出席した。これと同時に、前中国教育部長、現国務委員の陳至立氏が出席した。「中国とアフリカ・文化の旅」のタイトルの写真展がプレトリア芸術博物館で行われた。

 法輪功の記者会見で、民権弁護士Rudolf Jansen氏は、現在当該事件を受理しており、その内容については調査中であり、又他の国の法輪功の代表弁護士と連絡を取っていると述べた。彼は、南アフリカで中国共産党官吏が法輪功学習者を迫害した事件に対して、訴追事件として提起し、オーストラリアの法輪功学習者梁大衛氏の6月28日に遭遇した銃撃事件に対しても、更に調査すると言った。現在南アフリカ警察は既にこの事件を“謀殺”事件として扱い、又上級警察が受理している。南アフリカの主な新聞とテレビ、ラジオ局もみなこの事件を大々的に報道している。

 陳至立は教育部長在任中、法輪功に対する弾圧を強力に推進させ、百名以上の学生と教職員、労働者が迫害され死亡したことについて、法輪功のスポークスマンJohn Nania氏は詳しく述べ、また譴責し、法輪功学習者の陳至立に対する告訴は現在進行中であると指摘した。

 オーストラリアの法輪功学習者の戴志珍女史は、三年前、夫が法輪功修煉を放棄しなかったため、中国大陸で迫害され死亡した。彼女の友人の梁大衛氏が南アフリカで銃撃され負傷したため、自分は今日ここに来たと述べ、このようなことが引き続き発生しないよう希望した。

 それと同時に、プレトリア芸術博物館で行われた写真展「中国とアフリカ・文化の旅」の除幕式で、西欧の数社の中英系のマスコミが、南アフリカ駐在の中国大使館に雇われたと疑われている身分不詳の人物らに、入場を拒否された。これらのマスコミは序幕式の当日、法輪功の記者会見に参加していた。

 首都で一番大きいマスコミの一つである《プレトリアニュース》(Pretoria News)の記者とカメラマンは法輪功の記者会見で取材を終えた後、中国側が発行した招待状を持って開幕式に参加しようとしたが、7、8人の福建省人と自称する、英語を話さない中国人らに入り口の階段で遮られた。その後、南アフリカの警察が間に立って交渉の末、やっと入場できた。《プレトリアニュース》の記者Cindy Zeilhofer女史は、これらの人物が南アフリカの土地でこれほど横暴で、理不尽な行動をしているのを見ると、中国での法輪功学習者の境遇が更によく理解できると言った。



 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/7/15/79429.html