曾慶紅が法輪功を迫害した犯罪の証拠
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明慧日本法輪大法インフォセンター7月2日の報道- 2004年6月28日晩、曾慶紅が南アフリカを訪問する期間、法律手続きで曾慶紅への起訴を申し立てるためにヨハネスバーグに向かっているオーストラリアの法輪功学習者が追尾していた車から銃撃され、一人の学習者が被弾され、右足が粉砕性骨折となった。これは海外の法輪功学習者が5年以来被る最も深刻な迫害事件である。被害者はこの事件は他でもない曾慶紅が人を雇って他人を殺害しようとしたテロ行為であると指摘する。 

 法輪功迫害を追跡する国際調査組織の調査によると、曾慶紅は中国共産党中央政治局常務委員、中央書記処書記、中央党校校長、中華人民共和国副主席など一連の肩書きを持ち、そして1999年〜2002年末に中国共産党中央組織部部長を担当していながら、江氏グループが法輪功を迫害する運動の中で、ずっと重要な役を演じてきた。彼は悪知恵で、全力を尽くし、江氏が法輪功を迫害する中での表と裏舞台の主要な共犯者の一人なのだ。 

 迫害のための銅鑼をたたく

 5年前に、江沢民が突然発動した法輪功への迫害運動を、当時大多数の中国共産党の高層が決して賛成したのではない。更に地方からの抵触も非常に大きかった。曾慶紅、羅幹らは最初に江氏が法輪功を迫害することを支持した少数の政治の日和見主義者である。 

 1999年7月23日、江氏グループが公然と法輪功の鎮圧を開始して3日目の日、曾慶紅の主管する中央組織部は、責任者の名義で人民日報の記者に対して談話を発表し、全党が法輪功を迫害する運動に参与することを呼びかけ、これで中国共産党の党内上下組織で迫害のために公然と“銅鑼の音”をたたいたこととなり、江氏の法輪功への迫害のために根回しをしたのである。 

 “天安門焼身自殺の偽案”の画策に参与する

 江沢民、曾慶紅、羅幹グループは2001年1月23日に“天安門焼身自殺の偽案”を捏造し、この事件をもって罪を法輪功になすりつけて、全世界を驚かせた。“天安門焼身自殺の偽案”は江氏グループの法輪功に罪を着せる最大のうそであり、これを持って真相不明の人々が法輪功に対しての憎しみを生むことを扇動し、法輪功を迫害するために正当なる口実を造って、しかも迫害をエスカレートさせた。 

 2001年1月27日〜2月1日、曾慶紅はちょうど取り出されたばかりの“天安門焼身自殺偽案”を利用して、江蘇、湖南などではばかりなく法輪功を中傷し、誹謗し、攻撃した。そして、法輪功を迫害することを「一つの重要な任務としてしっかり取り組み、決してあいまいにすることなく、躊躇なしに厳しく取り締まる」と、明白に指示した。 

 上下組織の中で党と政府の幹部を迫害に参与するよう脅迫した 

 曾慶紅のコントロールの中国共産党組織部というこの実権の部門は、各級の党と政府の幹部を脅迫して、駆り立て、法輪功を迫害することに参与するようにするために実質的に脅かす作用を果たした。曾慶紅は中央組織部を制御して、公文書を発表する形式を通して、各級の党組織が迫害を行うことを指導した。すでに知られていることは: 

 2001年1月、中央紀律検査委員会、中央組織部は共同で《“法輪功”のX教組織と闘争する中で下部の党組織と共産党員の作用を存分に発揮することに関しての通知》を発表した。 

 2002年5月、中央組織部、中央宣伝部、司法部は共同で“指導幹部の法律を学び法律の使用を強化することに関しての若干意見”を発表した。(2002年5月29日の司発〔2002〕10日(号)) その中で、「“徹底的な取り締まり” 厳しくしつけ、闘争と社会治安維持のための総合施策と結びつけ、“法輪功”組織への打撃と結びつける……」と、言及している。 

 2003年末、国務院の所謂Xを取り締まる事務室(610事務室)、中央組織部、中央精神文明事務室、教育部、公安部、農業部、団中央と中国科学技術協会は全国の農村で“科学をあがめ尊んで、家庭を愛し、命を大切にし、X教に反対する”をテーマにする X教反対警示教育活動を展開することを決定した。この運動は法輪功を的にして展開したものである。 

 自ら表に立って扇動し、迫害行動を監督とした

 曾慶紅は何度も組織部門の会議の上で法輪功を迫害することを強化するよう呼びかけて、各級党委員会、各級組織人事部門に積極的にこの迫害に参加するよう求めた。証拠とすべき記録がある: 

 2000年の第一回全国組織部長の会議で、曾慶紅は法輪功を中傷、誹謗、攻撃する言論を発表した。 

 2001年1月、曾慶紅は中央組織部中心メンバ勉強会で演説し、各級の党委員会と組織部門に“法輪功”との長期の闘争に参与するよう強調した。 

 2001年4月20日、曾慶紅は全国の農村の「三つの代表」の重要な思想教育活動を学ぶ会議の第4次の(拡大)の会議で演説をして、法輪功に打撃を与えることと法輪功学習者を“転化”させることを呼びかけた。“転化”は今度の法輪功を鎮圧する上での最も重要な内容である。それは精神と肉体の上から法輪功の集団に対して絶滅政策を実行することなのだ。今度の演説は中央組織部《中央組織部 [ 2001]11日号》の公文書として全国に下され、そして各地の学習教材として使われた。 

 2001年10月1日前に、曾慶紅と羅幹は自ら略称“3号あらし行動”を画策組織して、各省、市にコンピュータ・ネットワークの専門人員を派遣して、国内の法輪功の学習者と海外の明慧ネットの連絡を監視して、破壊した。同時にそれぞれ主要な公共の場所、大通りと住民区で警官を駐在させ、職業のない青年を雇って、24時間中断しないで見張りをさせ、法輪功の学習者を捕まえるようにした。 

 2001年正月17日〜23日、曾慶紅、羅幹は湖南省に行って陣頭指揮をとって法輪功を迫害して、6日間の中に、衡陽市街区だけでじゅうたん式で1600数名の法輪功の学習者を捕まえた。 

 2001年4月末、曾慶紅は合肥市に来て、すぐさま安徽省各地で4月29日、30日気が狂ったように法輪功の学習者を捕まえる一連の行動を行った。 

 用心棒のモデルを確立し、迫害を強化する 

 2001年2月26日、中央組織部、中央宣伝部、中央政治法律委員会、公安部、民政部、人事部、国務院邪教取り締まり事務室(610事務室)は北京人民大会堂で共同で“法輪功”との闘争での実績の報告会を行い、同時に “法輪功”と闘った先進集団と先進個人を顕彰することに関しての決定を発表した。これらの部門と個人の多くは残虐な酷刑を使って法輪功の学習者を殺害し、不具にさせた罪行を犯している。 

 これら顕彰を受けた部門と個人は: 

 公然と白日の下法輪功の学習者を毒打した北京市公安局天安門地区の支局、 

 法輪功の学習者に対し“洗脳”の迫害を行った中国石化グループ中原石油探査局の党委員会書記王献安、 

 数名の法輪功の学習者を迫害し死に至らせ、不具にさせ、心神喪失させ、そしてかつて18人の法輪功の女性学習者の服を全部脱がせ、男性囚人牢屋に投入したことがある、迫害の残忍さと悪辣な手段で有名である遼寧省馬三家教養院女2所の所長蘇境、 

 “転化”を目的に法輪功の学習者に精神と肉体の虐殺を行った湖北省の沙洋労動教養所の欧陽代霞らである。 

 これらの集団と個人は、その後全国各地を巡回しながら演説を行い、またメディアによって広範に報道され、いっそう迫害を強化し、励ます重要な要素となった。 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/7/4/78633.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2004/7/9/50045.html)     更新日:2011年12月26日
 
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