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中国国務委員元文部大臣が、教師及び学生への拷問と虐殺という罪で、タンザニアで告訴された

  【明慧ネット2004年8月3日】中国国務委員、元中国文部大臣である陳至立は江沢民と特殊な関係を利用し、1999年7.20以降、中国の教育システムにおいて、法輪功への迫害政策を強制的に実施し、435名の大学関係者の法輪功学習を労働矯正所と精神病院に監禁し、61名の教師や学生を虐殺した。この結果は非常に悪質であり、7月19日、彼女は、訪問先のタンザニアで法輪功学習者に拷問と虐殺という罪で告訴された。当日、本人は事件の参考人として呼び出され、出廷した。

 この民事訴訟は7月19日、元教育省大臣の陳至立がアフリカの数カ国を訪問した際に、法輪功学習者に代わって申し立てられた。

 また7月19日、「我々は正当な訴訟手続きに従い、そして正義が行われるよう要求します。我々は、この事例が平和かつ思いやりを持つ法輪功学習者へのさらなる迫害に対しての異見表明に役立つよう望んでいます」と、原告側の弁護士は語った。

 このケースは、十数カ国で起訴された、一連の中国高官に対する訴訟の最近の案件である。これらの高官は、元中国リーダーの江沢民の「法輪功を根絶」しろと言う命令を実施したものである。

 1999年から2003年の間、文部大臣を務めていた陳は、大学院、大学、高校、中学校、小学校、そして幼稚園さえも含め、中国の教育システムにおいて教師及び学生に、法輪功に反対するキャンペーンを行なった。また、数え切れないほどの法輪功学習者の教職員と学生を労働矯正所、精神病院および洗脳班に送り込んだ。

 この訴訟を主管するDar Es Salaam裁判官は8月3日に法輪功学習者に有利な決定を下した。この決定によると、当該刑事訴訟を成立させるかどうかの資格を認定する段階は既に終わり、今度刑事訴訟の段階に入るという。

 この訴訟を受理したタンザニアは民主国の司法独立制度をとっている。陳の前に、中国元国家主席である江沢民を含め、10名あまりの中国高官は法輪功学習者への迫害に参与したため、海外で告訴されている。

 (中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2004/8/3/80944.html