日本明慧


五年間の変遷を演じ、迫害の真相を展示(写真)

─7.20のオーストラリアメルボルン市都市広場の光景

   文/メルボルン法輪功学習者

  【明彗ネット2004年7月22日】1999年7月20日、中国大陸で法輪功修練者への前代未聞の残酷な弾圧が始まった。その日から、無数の中国と世界各地の法輪功修練者は法を正す道を歩み始めた。世間に迫害の真相を伝えるとともに、法輪功の素晴らしさを伝えてきた。今日で、はや五年目となった。江沢民集団による迫害は依然として残酷に行われているのですが、世間はこの迫害の残酷さと邪悪さをますます認識できるようになり、多くの嘘の宣伝に騙されていた中国人は当初の態度とうってかわり、勇敢に立ち上がって法輪功を支持するようになってきている。五年目の7.20の日、オーストラリアメルボルン市法輪功学習者は町の中心に集まり、人々に法輪功の5年間の歩みを演出し、江氏集団による残酷な迫害の真相を暴露した。

  7月20日、メルボルン市の上空には幾筋もの黒い雲が漂っており、冷たい風が吹き、町全体がこの重苦しい日の到来で厳かになっていた。この日、中国における迫害の真相と法輪功が広く世界各地に伝わる状況を人々に伝えるために、メルボルン市の法輪功学習者は再び都市広場に集まり、展示板、旗、酷刑実演、署名活動、真相資料配布、功法実演と演説などを行った。道行く人は足取りを緩めたり、立ち止まったりしてこの様子を眺めていた。たくさんの人々も詳しく事情を聞いた上で、署名をおこない法輪功への賛同を示した。

図画展示を見る通行人 図画展示を見る通行人 David Liangさんがマスコミの取材を受ける
署名で支持を表明 酷刑実演の一角

  酷刑展示

  中国大陸で酷刑の迫害を受けた学習者五人は酷刑実演スペースで通行人に「虎ベンチ、囚人檻、竹の籤で指と爪の隙間に刺す、電気ショックによる拷問と毒液の注射など」自分がうけた酷刑をしょうかいした。ある酷刑の実演者は質問に対して次のように話した。「今日実演した酷刑は3年前に中国の強制労働収容所で自分と他の学習者が受けたもので、今の状況は更に酷くなっている。警官が使っている手段はもっと悪辣になり、中国で、すでに千人あまりの法輪功修練者が残酷な迫害で死亡したことが確認されている。」オーストラリア原住民の夫婦は酷刑実演を見ながら涙を流し、「これが、人間のすることか!本当に理解できない。わたしたちに何かできることはないでしょうか?」と話した。この夫婦は学習者に署名をする場所に案内された。

  署名で呼びかけ

  広場の一角に紙で蓮花を折るところがあり通行人が取り囲んでいる。紙の蓮花には人々からの大法への良い祝福が込められている。ある年寄りは次のように話した、「私はいっぱい折って、孫たちに送り届けて、彼らに《Wonderful FalunDafa》 (法輪功は素晴らしい)と教える。」通りかかった子供たちは紙蓮花の愛好者になった。子供たちは折った紙蓮花を通行人に手渡した後に、署名簿に名前を書き残した。学習者は質問をした11〜12歳の二人の少年に次のように説明した。「署名はオーストアリア政府が海外で銃撃された国民の事件を重視するよう呼びかけ、また、迫害真相を伝えるための活動です。」二人の少年は説明を聞いて、10人ほどの同年齢の仲間を連れてくると、みんな真剣に署名をした。

  南アフリカ銃撃事件に注目

  酷刑展示スペースと紙蓮花作り用テーブルの間に、演説が続けられていた。法輪功学会のKatiさんが通行人に「7.20 都市広場活動」の概要を紹介した。彼女は法輪功が世界に広く伝えられる状況と5年間の残酷な迫害を紹介した。オーストラリアメルボルン市の中国民主運動家代表の呂易さんと阮傑さんも演説現場に同席し、愛国者として法輪功への支持を表明した。阮さんはこのように話した「私は法輪功を支持します。それは、彼らは最も残酷に迫害されているときも、依然として「真・善・忍」に従っているからです。「真・善・忍」は世界のすべての民族と国が追求しているものです。」彼らは、また、江沢民集団が行った南アフリカ謀殺事件を非難し、このような国家テロリズムに反対するよう呼びかけた。

  南アフリカで銃撃されたDavid Liangさんは遠いところにもかかわらず、車椅子でシドニーから現場にかけつけ、演説活動に参加した。彼は人々にみずから経験した銃撃事件を語り、江沢民集団の下劣な陰謀と詭計を報告した。彼の演説に観衆の拍手があちこちから湧き上がった。演説後、たくさんの人が彼を囲んでいたわりと深い敬意を表した。2人のメルボルン市大学の学生はこの感動的な場面をカメラで撮影し、次のように話した、「江沢民の派閥が犯したのは種族絶滅罪ばかりでなく、もっと大事なことはこのようなテロリズムを海外へも輸出していることです。明らかに、オーストラリアは今回のテロ事件の直接の被害国です。」彼らは写真をたくさんの同期生たちに見せ、この国際社会を驚愕させた事件を理解させるとはなした。

  大法の真相は次第に人々に伝わる

  迫害真相展示板は文字と図画の形で人々に事実を訴え、とても良い結果をもたらした。
同時に、学習者は真相資料を通行人に配りながら、彼らの質問に答えていた。活動後、ある学習者は「たくさんの通行人が自分からビラをもらった。」と話した。ある白人学習者は「ここの中国人は前よりもっと真相を知りたいようになった。彼たちも、もう逃げたりせずに、自分から尋ねてくるようになった。」と話した。

(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2004/7/31/80729p.html