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【明慧ネット2004年8月6日】8月5日、2004年アテネ・オリンピックの開幕する1週間前に、二人のギリシャ人弁護士は、オーストラリア、アイルランドとギリシャの法輪功学習者3名の依頼により、中国の前国家主席の江沢民、前副首相の李嵐清、政治局常務委員の羅幹らが、法輪功を弾圧する中で犯した、数々の虐待と残酷な拷問などの罪状について、アテネ検察庁に告訴した。 ヨーロッパの法輪大法協会は新聞発表会を開き、このニュースを公表した。席上、弁護士の一人で、人権弁護士として名高いTSAKYRAKIS氏は、次のように述べた。「江沢民、李嵐清と羅幹は、自ら法輪功の学習者に対して、残虐な体刑を実施してはいないが、江沢民は法輪功に対する弾圧を起こし、李嵐清と羅幹は610オフィスの責任者として、中国の各級政府機関で法輪功に対する迫害を推進し、数万人に残虐な体刑を行っている。彼らはこれに対し責任を負うべきである」。 今回の告訴の法的根拠はギリシャ刑事法であり、残虐な体刑の罪を犯した者に、最高20年間の懲役を科すことができる。ギリシャは1974年独裁統治を終えた後、国が残虐な体刑を利用して罪を犯すことを防止するために、厳格な法律を制定した。 原告の一人、アイルランドの趙明さんは、法輪功の学習者であるという理由で、中国内で強制連行され、22ヶ月間も拘禁され、その間に暴行や高圧電気棒による電撃などを受け、毎日10時間以上しゃがむ姿勢を保つことを、強要されたという体験を紹介した。 他の二人の原告は、ギリシャ出身でオーストラリア在住のケリスさんとギリシャ籍のフランシスコさんであり、彼らは2年前、北京の天安門広場で請願した際、警官による暴行を受けた。 今回の新聞発表会には、30社に及ぶ国内外のメディアが参加した。 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/8/6/81179.html) |