大法弟子の言行は真相そのもの
【明慧ネット2004年8月3日】私は以前からこれらの事例を書こうと思ったのですが、ぐずぐずして書けませんでした。明慧ネット2004年7月22日の文章《修煉者は“大志を懐き而して小節に拘わる”べし》を読み終えて、やっと同修と互いに励ますために書こうと決めました。
大法弟子亮さん(偽名)がアルバイトをしている会社の従業員はおよそ百名あまりですが、皆、彼が法輪功を修煉していることを知っています。この数年間、亮さんはいつも修煉者の規準で自分を律し、大法弟子としての気高い行為と境地で大法を良く証明し、人々の理解と支持を得ている。下記は数件の事例である。
1、工場長は亮さんの主管課長に:“Bさん(亮さんの同僚)がわが社の正社員になることを私は断固として反対する。もし亮さんだったら、私は何も言わないけれど。”と言ったことがある。そして、彼は二つの例を挙げた:
工場長が当番になった或る日、会社の正門が“トン”と人に蹴られる音がした。工場長が見るとBさんが入ってきた。然し大法弟子亮さんが出入りするときはいつも静かだった。亮さんは毎回手で扉を支えながら押し開き、また手で扉を支えながら閉じていた。これらを工場長はすべて見ていた。時間が長く経つに従って、静かに出入りする人はきっと亮さんだった。
もう一回、工場長はお手洗いで水道の水が大量に流れる音を聴いた。そしてBさんが水道の蛇口を閉めず、お手洗いから出てくるのを目にした。工場長は亮さんの主管課長に:“亮さんだったら、水道から大量に流れる水をそのまま放っておかない。”と言った。
その後、工場長は亮さんの主管課長に:“私達はどうしても亮さんを良く守らないといけない。”と言った。
2、昨年のクリスマスの夜、会社の同僚達が集まった集会で、亮さんは会社のC先輩が来ているのに気付いた。そして直ちにC先輩の方に歩いていき手を握って世間話を始めた。するとC先輩は突然感動されて:“あなたはもう何も言わなくてよい。私はあなたがよい人であることを良く知っている。あなたは生きている雷峰だ。”と言った。そして亮さんが引き続き話すと“私もあなたと一緒に法輪功を修煉する。”と言った。亮さんは以前C先輩と一緒に出張したことがある。その時彼らは指定席の切符が購入できたので、亮さんは汽車でC先輩に真相を伝えようとした。ところが彼はどうしてもその話を聞こうとしなかった。それどころか亮さんが法輪功を修煉することにとても反対した。そんなとき60歳くらいのお爺さんが汽車に乗って来た。ところが満員で空いている座席がなかった。これを見た亮さんは何も考えず座席をそのお爺さんに譲って上げた。その為それから亮さんは一日以上立つしかなかった。これらを目にしたC先輩はとても大きな感動を覚えた。それからC先輩は大法に対する見方を変えた。
3、集会でDおばさんは亮さんの手をつかんで:“亮さん、急いでいるから、早く入社の手続きをしなさい。”と意味深長に言った。亮さんが入社して仕事を始めたばかりの頃、正社員になる手続きが必要だったが、その手続きは裏口関係を利用しないといけなかった。亮さんは正社員(待遇が特別によい)になれなくても大法の標準に合わないことは決してしなかった。しかしこのことがDおばさんをあせらせるとは思わなかった。
4、亮さんのお姉さんはとても利己的で、怠け者でもあった。年寄りの両親がとても疲れて食事が作れなくても、見て見ぬふりをして手伝わなかった。また亮さんが大法弟子はよい人だと言うことに反対し、真相を伝えることも反対した。亮さんは最初自分と常人との関係をうまく処理できなくて、常にお姉さんの利己的な無精を批判した。ところが、その結果は非常によくなかった。お姉さんは大法と大法弟子をののしり始め、また公安局に亮さんを告発すると言いふらした。その後、亮さんは心を静めて法を勉強した。そして自分が他人の誤りしか見ないで、問題を自分の内に向かって厳しく探していない事に気が付いた。それから亮さんはお姉さんに細かいことでけちを付けることをやめた。そしてできるだけ慈悲で穏やかな心理状態を保ち、自分の一つ一つの言行を修煉者の規準に照らして厳しく要求した。毎日の食器洗いはすべて自発的に自分がやった。食事の時、自分の魚をお姉さんにあげ、お姉さんに対する関心を表した。また“大法弟子は常に至る所で他人に対してよくしなければならない”と言った。お姉さんは他人に尊重されていると感じ、とても喜んだ。それから彼女は大法に対する悪口を言わなくなり、両親を手伝って家事もするようになった。
5、亮さんが残業をしたとき、会社で盗難事件が発生したことを耳にしたことがあった。亮さんは何も多く考えず他人にこのことを言い出さなかった。ある日、工場長は亮さんのオフィスで雑談し、先週の日曜日に盗難があったことに触れた。亮さんの課長は:“そんな話しは誰からも聞いたことがない。”と言った。すると亮さんは:“私はその時ちょうど残業していて、盗難の事を知っている。”と言った。工場長はしばらく何か考えるようにして、それから賛嘆して:“こんなに長い間、盗難事件を他人に言わなかったとは、亮さんは本当に大したものだ。” と言った。会社の盗難事件はその時ただ数人しか知っていなかった。亮さんは自分が口を修めたので他人から大したものだと言われたことを突然悟った。
6、修煉中の亮さんにも良くできない場合があった。一回、新しく入社した同僚Gさんが突然亮さんに不遜な言葉を吐いた。当時亮さんはその事をとても辛く感じ、正に心の奥底まで刺激されたようだった。表面上では修煉者の格好をしたが、心は本当に静かになれず、数日間いらいらし、時々また心が穏やかでなかった。しかし亮さんは:自分は大法弟子で、衆生を救い済度しに来ている。名利を求め、資格や経歴を並べる心があってはいけない。またどうして迷いの中にいる常人と強さを比べたりしたのかと思いついた。そして自分の執着心と必ず徹底的に別れようと思った。
半月後、亮さんは突然Gさんが自宅から掛けてきた電話をもらった:“あの日私の態度が悪かった……。貴方は法輪功を修煉していると聞いたが、法輪功が何か教えてくれないか?”と言った。
電話を切った後、亮さんはとても恥ずかしく思った。意外にもGさは自分が法輪功を修煉していることを知っていた。亮さんはこれからは必ずもっと良く遣ろうと決心した。大法弟子が常人の中で行う一つ一つの言行は、真相そのものであった。
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2004/8/3/80907.html) |