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シドニーの法輪功学習者が陳至立の起訴案件について記者会見 (写真)

 【明慧ネット2004年8月9日】2004年8月5日、シドニーの法輪功学習者は連邦法廷前で記者会見を行い、中国国務委員陳至立がタンザニア訪問期間中に起訴されたと語った。陳至立が殺人と残虐な刑罰で中国教育界の法輪功学習者を苦しめたこと、そして法輪功に起訴されて初めて法廷に出た中国官僚であることを公表した。

 この訴訟案件は特別な歴史的意味を持っており、陳至立が法廷に出たことは中国官僚内部及び外国に駐在している政府関係機関に激しい衝撃を与えた。官界の人々でも、法輪功を迫害した人はいつ、どこにいても自分が犯した罪から逃れることが出来ない。これは歴史がすべて証明しているので、悪者は自分が犯した罪の責任を取らなければならないことを知るべきである。

佛学会のスポークマンJohn Deller  法輪功学習者は連邦法廷前で煉功
連邦法廷前での残虐な刑罰を実演 実演を見る歩行者

 オーストラリア法輪大法佛学会スポークマンJohn Dellerは、陳至立が法輪功学習者への迫害に参与して中国教育界の民衆を毒害したと述べた。陳至立は1999年から2003年まで中国教育部長をしていた。その期間中、中国教育界では大学から幼稚園まで「文化大革命」当時のようにすべての人に法輪功に対する態度を表明させた。さらに教師と学生に法輪功に対する政治教育を受けるよう強迫した。法輪功を修煉する先生と学生は常に洗脳の対象として中心に置かれ精神と心に損害を受けた。そして少なくとも61人の先生が迫害によって死亡した。清華大学だけでも教授や学生等300人以上が法輪功を修練していたが、彼等は不法に拘禁され、学籍から除名されたり直接労働教養所に送られたりした。

 6月末、9名のオーストラリア法輪功学習者が南アフリカに行って、当時南アフリカを訪問していた法輪功の迫害者、中国高官曽慶紅、薄煕来を起訴しようとした。すると江氏集団が南アフリカで雇ったプロの殺し屋に銃撃され、法輪功学習者梁大衛は両足を負傷し、起訴案件も中断された。一ヵ月後、同じ南アフリカを訪問した陳至立は起訴を逃れなかった。

 John氏は、法輪功学習者を迫害する高官はアメリカなど人権大国の法廷は恐れる。しかし、今回のタンザニア法廷の正義的な態度は、たとえアフリカの小国であっても人権迫害者の避難場所はないと言うことを実証していると言った。

 記者会見にあわせて、シドニー法輪功学習者は真相写真展と反残虐刑罰展示を行い、連邦法廷前で集団煉功も行った。通行人と周りの人はほとんど法律関係の仕事をする人で、多くの人は真相写真展を見て、法輪功のことを理解し、中国江氏集団の邪悪な本質について更に深く認識していた。

 近年、法輪功迫害に責任がある数名の中国の官僚がヨーロッパと北アメリカで起訴された。その中の劉淇、夏徳仁、丁関根、趙志飛はアメリカの法廷で有罪であることが確認され、審判された。カナダ王室警察は「法輪功迫害国際調査」が提供した中国高官(江沢民も含む)45人を「反人類罪」の疑いがあるとして監視している。最近、武漢テレビ局局長趙致真はメディアを利用して特定の団体(法輪功)を恨むように煽動したとしてアメリカカンサス州ニューへブン市で起訴された。

 すべての罪悪は法の網から逃れられない。悪いことをしている人は一時的には凶暴性を発揮出来るが、最後には裁判を受けるだろう。タンザニアにおける陳至立の起訴の成功は、国際社会が中国国内の法輪功学習者への迫害を更に注目していることを示している。又この事は江氏ごろつき集団を震撼させ、法輪功学習者を迫害する邪悪な旧体系が崩れ、やがて大審判が現れることを予兆している。同時に、自己利益のために良心を裏切って迫害に参与している手先達に再び警告している。

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2004/8/9/81350.html