天津市女子労動教養所は奴隷的生産による製品を輸出
文/天津大法弟子
【明慧ネット2004年8月12日】天津市女子労動教養所(以前の大港区板橋女子労動教養所。2003年11月に名称変更)は、1999年から非合法に法輪功学習者を拘禁し、迫害しています。長期にわたって国内外の商社と共謀し、拘留者の安価な労働力を利用して奴隷的な生産を行っています。法輪功学習者は精神的に強力な洗脳を受けるだけではなく、肉体上も苦痛と虐待を受けています。法輪功学習者が迫害され死亡する状況になったため、2003年と2004年初めに2度の合併が行われました。労動教養所の全ての法輪功学習者は大港区に送られ、1大隊、2大隊、それから行政隊(堅信者攻略のための隊)に分けました。ここでは、法輪功学習者は強制的に労働生産させられ、通常、人が持つべき基本的生存権、健康に暮らす権利、休息の権利といったものが剥奪されています。以下に記すのは、製品の奴隷的生産と迫害の真相です。
一、長期にわたって豆の商社と提携しています。例えば、以前2千トンの豆を納品する契約をしたことがあり、何回かに分けて納品しました。豆の種類は黒豆、緑豆と花豆などでした。多くは米国に輸出していました。
豆一袋は100斤(訳者注:1斤は0.5kg)ですが、120斤、160斤のときもあります。豆を担ぐのは苦しく、とても疲れます。1袋0.8元でした。生産環境は極めて酷く、汚いところでした。労働時間は、いつも正常労働時間を超えていました。意志の強い大法弟子はさらに酷く、いつもノルマを超過達成するよう科せられ、また眠ることを許さないなどの虐待を受けていました。2003年には、55歳の人や55歳以上の年配の人でも、否応なしに豆を担がされ、人道というものはどこにもありません。悪い警官は麻薬中毒患者を利用して豆を管理していました。大法弟子の分担する豆を増やし、これを利用して虐待します。多くの学習者は極度の精神緊張と過労にから、輸血のための費用を払わされました。
二、服飾工場と長期契約して、シャツを縫製し、その多くを日本へ輸出していました。
1チーム最低でも1回100枚担当します。一枚4元で、一回の契約で少なくとも500元の利益が生まれます。2003年12月25から27日まで、悪人の警官は私欲に目がくらみ、学習者を眠らせずに強制的にシャツを縫製させました。25日の午前10:00時頃からその日の夜11:00時過ぎまで、翌26日の朝6時頃から27日の朝4:20までの間、全く休憩させず、2日間の間に与えた睡眠時間は2時間だけでした。ある学習者は手に針と糸を持ったまま寝てしまいました。ある学習者は縫製を繰り返しすぎて、手が動かなくなってしまいました。この期間中、さらに各種の懲罰がありました。例えば、針は落として見つけられなかったら、睡眠を認めない。手を縫ってしまったら100元の賠償を支払うなどです。これ以外に縫製専門の職場があり、そこには58歳、62歳の老人もいます。
三、中国大陸の有名菓子メーカー、「好利来」、「聖西林」などの菓子工場、および「王朝の酒」の工場と契約し、紙箱の糊を張る。
薄い紙は1分1箱、厚手の紙は2分1箱でした。一回で何万箱も作ります。長期間にわたる過大な体力的負担は、多くの学習者は常に頭の感覚が麻痺し、ぼんやりするようになりました。
四、その他の非合法な強制労働
自動車のシートを縫ったり、米国に輸出する革靴の表示物を縫ったり、個人経営者の仕事を請け負って布の靴を縫ったり、各種型番の釘を摘み取ったりする等があります。いずれにせよ大量の生産量を定め、学習者を奴隷のように支配します。
労働中、大法学習者は常に強制と抑圧の状態の下で迫害を受けています。労働教養所の警官は、「学習者のためを想って」などの大義名分を言うが、実際は人を騙しています。国家公務員であるのに、だらけきっており、醜く、上司へ対処するためであり、偽善的なペテンしています。
奴隷的生産による製品は安価であるため、国際市場でも大変魅力あるものです。労働教養所の幹部は、自国の法律と国際法に抵触しているにもかかわらず、貿易を続けています。これは、法を知りながらも法を犯しているのです。彼らは、強制労働で獲得した利益を使って盛んに土木工事を行い、自分自身のために労働教養施設と高層ビルを建設しています。同時に、快楽のために金を湯水のように流用しています。この二つの資金使途は相互に利益衝突を生んでいます。国家公務員の標準には、全く符合していません。
(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2004/8/12/81594.html)
|