日本明慧


ニューヨークへの三日間の講真相旅行
−トロントの大法弟子達週末にニューヨーク旅行をする


 【明慧ネット2004年8月6日】

 出発

 ワシントンDCへの旅の埃も取れない中に、私達は再び荷物を造り、ニューヨークへ向けて出発した。何の躊躇いも無く、20人余りの大法弟子は二台の車に乗って、大法を証明する旅に発った。

 この旅の重大性を知り、同修達は邪悪の干渉を除去する為に、正念を発することに特に努力した。出発直前に暴風雨がやって来て、私達の運転は遅滞せざるを得なかった。翌日同修を迎えに行くと、当地のお祭りの為に道路は封鎖されていた。午後十一時半に出発したにもかかわらず、実際には朝の三時になるまでニューヨークへ向かっていなかった。

 ある同修が言った、「邪悪が恐れる程、私達にとって邪悪を除去するチャンスは大きくなる。私達は旅行中正念を発することに力を入れるべきだ」。

 第一日目

 土曜の午後私達はニューヨーク市の中国領事館に到着した。新築のグレイの「殻」が元のビルを覆い、領事館の外には何のサインもなかった。ある同修が言った、「偶然ということは無い。この空間の全てが他の空間における変化の現れだ」。悪者がここに「要塞」を築くなら、他の空間の邪悪の総体が聚集しているに違いない。私達は簡単な交流をして、集中した邪悪を完全に除去することに決めた。ニューヨークで、邪悪を完全に滅ぼす過程である、他の空間における大決戦が始まろうとしていると感じた。邪悪を滅ぼす過程は又、私達が自分達を正し、正念と正しい行動を保持する過程でもある。

 私達は領事館の外に並んで坐り、半時間毎に正念を発し、合間に煉功した。台湾から来た同修達が左側に三列に並んで坐り、何人かは後ろにバナーを持って立った。彼らの多くはワシントンDCの法会に行き、それからボストンのパレードに参加し、続いてニューヨークへ来たのだった。多忙は、彼らの精神と慈悲ある行いに影響しなかった。大法弟子の正念は全ての邪悪を絶滅し、鉄壁でさえ私達が使命を全うするのを邪魔することは出来ない。

中国の領事館の前で一緒に正念を発する


 第二日目

 午前中はセントラル・パークへ真相を伝えに行った。大規模な祭りがあり、多くの人が来るだろうと聞いた。しかし私達が到着した時は、少数の人が居るだけであった。まもなく雨が降り始めた。雨の中でビラ配りをするのは困難なので、少し気になった。

 真相資料を入手しようと、人々は列を作って並んだ

 公園の中を歩き回ると、大勢の人が列を作って並んでいるのが見えた。何かのショーを見る為に並んでいるのだと分かった。私達は彼らが入場しようと並んでおり、まだショーが始まっていない時に到着したのであった。師父がこれらの人々に真相を知る機会を与えたことに感謝した。何とすばらしい機会であろうか!

 雨が降っているにもかかわらず、二人の英語が上手な若い同修は真相資料を配りに行き、残りの私達は煉功した。私達の中で最年長は台湾から来た同修で、74才であった。彼は通行人の一人一人に「法輪功は良い」と言い、レインコートの中に大切に保存していた真相資料を渡した。多くの人がそれを受取った。彼は私達に言った、「法輪大法が良いと彼らに言うべきですよ。そうすれば邪悪を除去しますから。資料を受取らなくても、法輪大法が良い、ということを聞かせるべきですよ」。

 二人の若い同修は共に働いた。一人が傘を持って正念を発し、もう一人が列に並んでいる人達に資料を渡した。二人は列の始めから終わりまで歩いた。大多数は資料を受取り、ショーが始まる前に読み始めた。

 次に何処へ行くかということで、私達は意見が分かれた。ある者は中国領事館へ行って正念を発し、他の空間の干渉を除去したがり、ある者は中華街へ行って資料を配りたがり、又ある者は公園に残りたがった。彼らの意見は各々道理があった。一人が言った、「昨日当地の同修が、私達トロントから来た者はセントラル・パークで真相を伝えることに責任を持って欲しい、と言った。私達はいつも良く協調し、自分の意見に執着しないから、当地の同修の言う通りにするべきだ」。

覚えてね:「法輪大法が素晴らしい!」


 博物館における蛙の展示 — 偶然ではない

 煉功する為の場所を探していると、博物館の前に巨大な蛙の写真がぶら下がっているのが見え、200種の生きた蛙が展示されていることを知った。それは偶然のようには思えなかったので、私達はそこで正念を発し、真相を伝えることにした。

 毎時間正念を発し、間に煉功し、博物館を訪れる人々に真相資料を配った。多くの人が迫害のことを知って驚き、それがこのような平和な人々をターゲットにしていることに、おかしなことだと感じた。


 小話1: あなた方一人一人に入場券をあげたい

 博物館員二人が真相資料を受取って読み、一人が言った、「資料をくれるだけでなく、説明もしてくれませんか? あなたの話を聞きたいのです」。私達は大法のすばらしさと迫害の残酷さについて長い間彼に話した。そして又私達がお金を倹約して週末を「法輪大法は良い、迫害を停止するべきである」と告げに、ニューヨークへやって来ることに献上したことを話した。

 彼は深く感動し、私達が翌日帰るのかどうかと何度も聞き、翌日の入場券をくれようとした。その時点では私達の予定ははっきりしなかったので、肯定的な答を与えることは出来なかった。彼は真に残念がっていることが分かった。多くの大法弟子は法を証し、真相を伝える旅で、あらゆる処に足跡を残した。彼らは名所を自分が楽しむことなく通り過ぎることが多かった。人々が真相を知るのを待っていることが分かっているので、そして大陸の同修達がずっと危険で困難な情況下で、同じことを行っていることが分かっているからである。

 小休止の間に私達は交流した。「私達は真相を伝え真相を明らかにしようとしているのだから、資料を渡す時に機会を逃さず真相を告げるべきであり、人が資料を読むだろうと仮定するべきではない」。師父の経文を復習した、



    大法弟子が真相を告げるのは

    鋭い剣が口から突き出すようだ、

    腐った鬼の流言を裂き散らす。 

    時を失わずに救いなさい、急いで告げよう。 

        ("急いで告げよう")

 小話2: 「私はどうやってもっと多くの人に、あなた達を助けさせるか考えています」

 ある通行人は真相を知って、マンハッタンの影響力のある人がもっと多く居る場所へ行くよう、提案した。彼は言った、「私はどうやってもっと多くの人に、あなた達を助けさせるか考えています」。私達は彼に有難うと言い、「私達は政治的追求はせず、あなたのように善良な人々が、法輪大法は良いもので、迫害が間違っており、停止されなければならない事を知って下さるのを望むだけです」と言った。予想外の答に彼はしばらく言葉もなく感動していた。それから好運を祈ると言って去った。

 迎えの車が到着した時、私達は全ての真相資料を使い果たしていた。

われわれのチームを見よ!

    
 第三日目

 今日私達は再びセントラル・パークに居た。そこに着いた時、トロントから来た同修達がもう来ていて、一時間以上煉功していた。それで私達は公園のもう一つの入り口の広い場所のある処へ行った。展示を用意し、バナーを吊した。二人の同修が資料配りをし、残りは煉功し、正念を発した。効果はとても良かった。通行人の殆んどが資料を受取り、私達の望み通り多くの人が立ち止まって、もっと良く知る為に私達と話した。

 年配の同修達について一言: 早朝から夜8時まで煉功し、資料配りをし、正念を発した。若い同修が疲れたと感じた時でさえ、これら年配の同修達は高い精神を保ち、一人として休憩しようとしなかった。彼らは言った、「長い道程をやって来たのは何の為でしょうか? 一分をも有効に使わない理由があるでしょうか?」

 一人の同修と私は暫くグループから離れて、別の処へ行った。そこで資料を配ったが、グループで居る時程効果は良くなかった。人々は私達から距離を置いているように見えた。それで私達は他の同修達と一緒になった。一部の者が煉功し、他は資料を配った。効果はとても良かった。私達はあらゆる機会を掴んで人々と話したかった。彼らが私達の話を聞く間、法輪功がどんなものであるか、同修の煉功姿を見て知ることが出来た。又展示されている世界中の法輪功の写真を眺めて迫害の話を聞くと、彼らは受取った資料を読む意思を強く示した。この方法はとても良い効果をもたらした。

 今日私達は多くの感動的な話を聞いた

 トムという名の若者の話: トムは16才のアフリカ系アメリカ人であった。少しシャイであるようだった。彼の祖父母の両方が幾らか中国人の血が混じっていた。私達が朝行事を始めると、始めから彼は近くに立って私達を眺めていた。資料を渡すと、彼はとても貴重なものを与えられたかのような様子をした。一語一語を何度も注意深く読んだ。私達の一人一人と話したがって言った、「法輪功のことをもっと話して下さい」。私達が持っていた資料の各種を中国語のものも含めて取った。二ページから成る写真だらけの資料を与えると、彼はそれを読み、読み終えては又読んだ。トムは子供のようであった。私達が資料配りをするのについて廻った。彼は「法輪功は良い」と「真善忍」を中国語で言うことをさっさと覚えた。その後「真善忍は本当に良い、法輪大法はすばらしい、本当すばらしい、あなた方は本当に良い人です、あなた方は最も良い人です」と、中国語で練習した。
 この若者の無邪気で純粋な法輪功の真相への渇望と喜びは、私を涙が出る程感動させた。生命達、あなた達は大法の為に生まれて来たということを、知っていますか? どうかこの万古の機縁を逃すことのないようにして下さい。大法弟子として、どれ程多くの衆生が私達が大法の福音を伝えるのを待っているのか? 私達はだらけたり、困難に打ち勝つのを怠ったり、執着を放下するのを躊躇したりして、法を正す活動に困難をもたらすことは出来ない。

 次々と人々は真相を知る為に私達の展示を見にやって来た。愛らしいトムは私達を助けて言った、「法輪大法はすばらしいですよ」。午後にはトムは一束の真相資料を持って通路の真ん中へ歩いて行き、通行人の一人一人に腕を突出して渡した。彼は全部の資料を迅速に配ってしまった。持っていた最後の資料を配った時、彼は嬉しそうに言った、「法輪大法は良いと言いましたよ、法輪大法は良いと言いましたよ!」 それからもう一束の資料を取って行き、会う人毎に「法輪大法は良い」と言った。

 夕方になって、車が私達を迎えに来た。私達が行かなければならないことに気付き、この一日を私達と共に過ごした若者は、残念そうに去った。

 「今すぐ学びたいのです」

 多くの人が私達の功法を見た後学びたがった。

 近くで演奏していた街頭ピアニストが真相資料を読んだ。暫く私達を眺めた後彼はやって来て言った、「今すぐ習いたいのです。ほんの少しでも良いから学びたいのです」。私達は彼に第二功法を教え、彼はとても早く覚え、彼の動作はとても正確であった。

 2004年8月19日

(中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2004/8/6/81101.html