日本明慧


上海青浦女子労働教養所の中の毒害性が極めて高い強制労働


【明慧ネット04年8月13日】

 一、劣悪な衛生環境の中で‘洽洽香クアズ’(製品名)を包装

 一時期、上海青浦女子労動教養所の5大隊(法輪功特殊管理チーム)は、洽洽香クアズを贈り物として包装する仕事を受け取った。それは小さいプラスチックのクリップにラベルを貼ってからクアズ袋に入れるという。これらの小さいクリップを全部蛇皮の袋に入れて、引っ張って各部屋に持ってきて、それからなんと洗面たらい、足たらいで一人一人に分けられるが下に落ちて踏まれて汚れてもそのまま中にいれてラベルを貼り付ける。

5大隊は法輪功学習者を拘禁する以外にも、一部の麻薬常用者、窃盗、売春仲介、詐欺などの罪ではいった人もいて、その中の多くがある程度の皮膚病、手足の水虫、疥癬などをわずらっていて、一つの屋根の下で群居しているため、健康な人であっても影響を受けかねない。このように寝室でありながら仕事場でもあって、交差による汚染は言うまでもなく、それに香クアズは服用食品であって、病気は口よりと言う話があるようにこのような環境と条件下で包装した製品は、国民の健康に対して責任を果たしたものだと言えるのだろうか?その他にもヘアピン、輪ゴムの包装、マーケットの促進販売用贈り物の双肩包など、食べ物だけではなく、使う物、着る物、身に着ける物などすべてが労動教養所の寝室でありながら仕事場でもある汚い地面で加工されたものである。多くの人はこのように強制労働を強いられながら今後こういった製品は絶対に使わないと議論している。

 二、有害物労働を強いられる

 ある時鉛筆を包装する仕事を強いられた。ロビーと廊下の窓は鉛筆を入れた箱の積み上げによって光線はまったく遮られていた。みんな鉛筆箱を寝室に入れて開けて見たら、なんと鼻を刺すようなペンキの匂いがした。鉛筆に塗るペンキには毒があるとみんな知っている。部屋は比較的狭いが10数人から20人ほどが押し合って、鉛筆を真中に積んでおいて、中の人は鉛筆を踏まないと出入りができない状態だった。当時はちょうど酷暑で、鼻を刺激ような匂いは窓を開けても部屋中に充満する。毎日の包装労働は朝7:00から夜9:30まで続いていて(時間を超えて働く深刻な問題に関し、82年の労働教養所試行条例規定では6時間労働を超えてはいけないと決めている)、眠る時間になると鉛筆を室外に運ぶがその匂いは消えることがない。このような労働は何日も続いた。その後も何度も強いられたことがあるが、労動教養所はその利益が低いことを理由にしばらくは受け取らなかった。

 三、労働強度が高い

 毎回の労働は生産ノルマがあって、目標が達成できなかった人に対しては睡眠時間を減らす、長期にわたって野菜のみ取らせるなどの邪悪の手段で処罰している。

 01年末から02年の初めまでは、主に2極管をこする労働を強いられた。それは、次の組み立ての便利を図って、電気製品のある部品に一枚のゴムを平らに擦りつける仕事である。いわゆるすでに‘転化’した人の毎日のノルマは3.5キロ、信念を貫く法輪功学習者の毎日のノルマは7キロで、時には夜11、12時までこすり続けて、腰と背中が痛くなって、目がくらくらするまでやっても半分しか完成できない。手は酷く腫れ上がって、特に主に力が入る人差し指は普段よりずっと太くなって、肩、ひじの関節はこわばって痛くて硬くなる。労動教養所規定生産労動は夜の11:00時前(実のところすでに労働教養試行条例に違反している)の終了となっているが、5大隊の隊長は法輪功学習者と彼女たちを監視する社教(社会教育を担当する管理スタッフのこと)に指示して、道具と製品をトイレの隣の部屋(そこには監視モニターが設置されていないので所部隊長に見られない)に運んで来て引き続いて働かせる。労働教養所には腕計、掛け時計もなく、時間は隊長と数人の‘民管’(民間から借り出された人のこと、多くは社教)に制御されていて、何時になってやっと終わるものなのか誰もわからない。時には所部隊の隊長が巡回に来て、このような情況を見るとすぐみんなを帰らせる。しかし、民管は終わった振りして、片付けてからみんな寝室に戻れと言うが巡回隊長が去って行くと、またすぐみんなを呼び戻して続けて作業を強いる。ある学習者が休んで良いのかと民管に聞いたら、彼女は生産を管理する邵教師が定めた時間までやらないと寝れないんだと、これは所部隊の隊長が言っても無駄なことだと答えた。

 信念を曲げず邪悪な彼女たちに従わない法輪功学習者に対しては、更に労動量を増やす、労動時間を延長するなどの方法で迫害を強化して、これらの学習者の意志を取り崩してやると企んでいた。法輪功学習者の銭さんは、釈放日をすぐ先に控えて、一時期毎日強制労働を夜の12時ぐらいまでさせられた。労働内容は電球をねじる、つまり、鉄の鋏で電球の二つの足を挟んで、18個をひとセットにする仕事だが毎日のノルマは1袋と半分(約4800個電球)である。多くの人の手は変形して、ある人の爪先は破けて、欠けたりする。それによって手首の関節がこわばって硬くなる人もいて、甚だしい場合は腱鞘炎を起す。法輪功学習者はノルマ達成ができなければ眠ることが許されないばかりではなく、隊長と社教に怠けものだと悪口まで言われる。

 四、学習者を騙して犯行を隠す

 このような超負荷労働に対して、直接隊長に規定の毎日8時間労働という労動法(労働再教育の試行条例には毎日6時間と定めている)をどうしてここでは実行しないのかと質問した法輪功学習者もいたが彼女たちは理由をでっち上げて、理屈をこねて、必死に言い逃れようとした。そして毎週一回の打ち合せの中でもみんなをだましてこう言った。あなた達が毎日やっている労働の生産価値は実際とても低いので、ここでの食費、宿泊料、水道、電気代すら支払えないのだ。根本的には国がお金を出してあなた達を養っており、あなた達は感謝の心を持つべきであると。実際、私達の毎日の労働価値が彼女たちが言っているような低いものであるなら、それでは、彼女たちはどうしてこれらの価値のない仕事を受け取るのか、みんなの時間と精力の浪費ではないだろうか。学習者の多くは社会で仕事を持っており、しかもとても良くやり遂げている。本来なら社会のためにより大きい精神的物質財産を創造するはずなのに、かえって罪もなくこんなところに拘禁されて、労動教養所で奴隷の労働を強いられている。それにまた悪口を言われたり騙されたりする。上司あるいは外来の人が見学に来るたびに、彼女たちは急いでみんなに労動に必要な道具と原材料を片付けさせて、整然と座るようにみんなに指示して、テレビをつけて、また文芸番組を視聴させる。人に質問されることを恐れて、罰を受けて立たされていた法輪功学習者もこんな時になるとしばらくは座ることが許される。

 これは上海青浦女子労働教養所で発生したごく一部の迫害状況であり、より多くの情報を把握している同修はそれらの迫害事実を暴露してほしい。労動教養所の隊長達に法輪功学習者を迫害したことについて反省してもらいたいし、これ以上悪人を助けて悪事を働いて欲しくない。


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 [編集者注:大法弟子が受けている野蛮な苦しみと奴隷のような取り扱いの悪質な事件は、労動教養所の凶悪な警官の邪悪を反映している。同時に、大法弟子として私達は邪悪のいかなる命令指図を拒否すべきであり、師父の新しい経文《正念をもって悪事を制止する》中で指摘した通りに、修練者の正念で悪人の悪行為を制止し、修練者に対して人間が犯している罪を制止すべきてあり、常人のようにどうしようもなく迫害を受け入れたり、協力してはいけない。]

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2004/8/13/81403.html