人々の法輪大法への正しい認識を喚起せよ(写真)
—「法輪大法は素晴らしい」の広告板や垂れ幕を掲示するに当たっての出来事
文/マレーシア大法弟子
【明慧ネット2004年8月26日】
*「法輪大法は素晴らしい」という広告板を掲示するに当たって直面した試練について
今年の初め、マレーシア大法弟子たちはある広告会社を通して、高速道路の脇に「法輪大法は素晴らしい」の大型広告を掲げた。一部の通行人は法輪功がマレーシアでは非合法的なものだと誤認し、関係当局に告発した。この時になって始めて、自分たちの委託した広告会社が規定通りの手続きをしていないことを知った。つまり、先ず広告を出し、それから地方の政府に許可証を申請していた。私たちが全過程においても、広告会社に対して何の監督もしていなかった結果でもあった。この何でもないミスのために広告は撤去せざるを得なくなった。
本来であればこれは小さな出来事であり、不足があればそれをやり直し、不足した手続きを補い、再び広告を出せばすむことであったが・・・。しかし、悲しいことにこの事件の発生によって一部の新聞が大げさに書き、更に広告が撤去される過程までも追跡報道したのである。まるでわが国の政府が法輪功を認めていないかのような現象を作り上げてしまい、マレーシア人の法輪功への誤解および偏見を深めてしまった。しかし、どれほどの人がその事件の一部始終を知るのだろうか?
今回の事件が人々にもたらしたマイナスのイメージを取り戻すために、私たちは自ら関係部門に広告の許可証を申請した。確かに私たちはすべての条件および文書類も揃えていた。しかし、残念なことに当局は申請をある方面の圧力のために許可しなかった。不合格というわけではなかった。このニュースはどのメディアが追跡報道したのか? どのメディアもしなかった。 そのために読者もその原因を知り得なくなってしまった。
*法輪大法の広告の申請
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高速道路の路傍にある法輪大法の広告 |
2004年5月、ある学習者が道路の電柱に法輪大法の広告を掛けることを決めた。前回の事件を省(かえり)みて、彼はいかなることも、自分でするのが一番いいと分かっていた。そして広告会社に広告板の製作、許可の申請から掛けるまで、実に手続きは煩雑ではあるが、彼は数名の学習者と共に手間を厭わず手続き通りに行い、すべて自分たちで確認していた。申請する過程で法輪功について知らない人に真相を伝えることもできた。このような数百枚の広告板が順調にクアラルンプール付近の道路に掛けられた。
*更に「法輪大法は素晴らしい」の広告の申請
これと同時に、この学習者はまた他の地区での関係部門に「法輪大法は素晴らしい」の大型広告板の掲示を申請した。そしてこの会社の協力をも得た。この広告会社が広告の一切の費用はみな法輪功学習者たちの自費だと知ってから、より安い価格で学習者を優遇した。その「法輪大法は素晴らしい」の広告板も遂にクアラルンプールの大通りに再現した。残念なのは今回もいかなるメディアによる報道もなく、このニュースを読者に伝えることはできなかった。
*法輪大法の広告を掲示するに当たり直面した試練
メディアの注意を引き起こしたのは広告板であった。先ず、ある新聞社は正しい報道をした。しかし、その後間もなく、別の新聞社が市議会の文章を発表し、私たちの団体の合法性を疑い、そして某道路の広告は承認前に掛けられたと指摘した。そのために市議会に違法だといわれ、すべての広告を撤去するようにとあった。またこの新聞は地元の議員がこの事件について調査するだろうとの情報をも報道していた。
この新聞のニュースは私たちにとってとても不可解だった。なぜなら今回は私たち自らがすべての手続きを規定通りに進めたのに、間違いなどあるはずは無いのである。まだどこか不足しているところがあるのだろうか? みんながこの件で内に向かって探してみた。自分の不足を探してみた。それからみんな分かってきた。長い間のメディアの偏った報道が人々に影響を与えたのだと考えた。「嘘が多くなると、人々はそれを本当だと認めてしまう」という言葉のように、やはりまだまだ多くの人が法輪功を正しく理解していないのである。私たちが法輪功の真相をより多くの人々に伝えることができないのは、私たちの不足しているところである。
*市議会と事実を調査する
そこで、三名の学習者は自発的に市議会および関係部門と調査し、同時に法輪功の真相を彼らに伝えた。この過程でいろいろな心理状態の人に出会った。比較的頑固な人もいた。例えば、市議会の副主管は学習者に会うや否やいきなり、法輪功が中国で禁じられていることを彼に知らせていないことで責め立てた。もともとこの学習者は、市議会の広告の許可日時についての誤解を解くために行ったのだが、彼のその誤解は解けないまま、却って私たちを責め立てた。それはみんなが始めて会う機会でもあったのに・・・。 法輪功が中国で迫害されている事実について話したが、彼は迫害の真相についてあまり興味を示さず、また聞こうともしないで「今後もう私のところに来るな!」と叫んで学習者を追い出した。本当に残念であった。
中には善良な人もいた。学習者が市議会の関係部門で調査し終えてから、私たちの広告申請に問題のないことが確認された。承認前に広告を出したと訴えたその部門の女性は、記者からこの事件を知り、本当だと思っていたと学習者に話した。事実を調査する前に意見を発表したことについて謝罪した。大法が中国および地元で受けている迫害について学習者が彼女に伝えた時、彼女は同情を示し、仏学会に陳謝の手紙を出したいと言った。(その後、市議会からの手紙はただの事件を明確にするための内容でしかなく、陳謝の手紙ではなかった)
*議員およびメディアに、より一層明確に真相を伝える
その他に、事件の発生した地区の学習者がその議員に真相を伝え、同時に申請過程のすべての許可証明をも提示した。数日後に彼は再び新聞社に事件を説明した。学習者はその時に非常に善良で、純正な心構えで真相を伝えていた。新聞社にはあまり期待していなかったが、しかし、数日後に新聞社は私たちの件は合法的であるとの声明を発表した。
このような状況にもかかわらず、まだ多くの新聞はこの広告は違法だと次々と報道し続けていた。その前に、私たちは何回も報道関係機関に真相を伝えたが、しかし新聞社はそれでも真実の報道をしなかった。なぜ地元のメディアはここまで落ちたのであろうか? 社会に対する責任はどこにあるのか? 正義はどこにあるのか?
*法輪功学習者の過ちはすぐに改めるという精神
ある日、ある学習者が某道路の広告が無くなったことに気づき、原因を究明した。その中で私たちにも間違ったところがあることに気づいた。なぜならこの道路では同時に三つの会社に申請する必要があった。このために、私たちはすぐに手続きを補った。
*法輪大法の広告は人々の法輪大法への正しい認識を喚起させる
法輪大法の広告が引き起こした問題はたくさんあったが、その中で広告が降ろされたり、盗まれたり、焼かれたり不愉快な事件が発生していた。しかし、大法弟子たちは修煉者の善、忍の態度ですべての不公平な処理に対処し、また、理解していない人々に継続して法輪功の真相を伝えている。今も絶えず、新聞に是非の報道がなされている。法輪功学習者は何度も広告の期間延長の申請をし、依然として大法弟子の不撓不屈、精進の精神を表していた。法輪大法の広告が掛けられていることで、さらに人々の法輪大法への正しい認識を喚起し続けていくことだろう。
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2004/8/26/82589.html) |