大法を修煉する妻を救出した課長の話
【明慧ネット2004年9月1日】親しい学習者が、ある人(修煉をしてない)が、法輪功学習者である妻を救出する、ということについて話してくれた。
その人は、会社の課長職にあり、かつては職権を乱用しては、経費を浪費し、飲食をしたり、金品を要求したりして、貪っていた。現代の会社において、しばしば見受けられる現象とも言える。ところが、自分の妻が法輪功をはじめてからというもの、この課長の考え方と行動には、大きな変化が生じたという。
一つは、奥さんが、いつもテープ・レコーダーで李先生の講法を聞いていた為、この課長も、自然といかにして善い人になるか、という道理を耳にしていたのである。そして、李先生が説かれたことは、とても善いと感じた。もう一つは、奥さんは、法輪功をはじめてからというもの、数10年間ずっと飲んでいた薬を全部捨ててしまったが、かえって、身体はとても健康で、病気も無くなった。三つ目は、奥さんは自分だけが修煉するのではなく、ご主人に間違っているところがあれば、指摘するようになったのである。
彼は、自分を律するようになり、無駄な飲食を慎み、会社の倹約に貢献し、旨い汁を吸うような行いは皆無となった。従業員は、自ずと敬意を表するようになり、清廉潔白で会社のために尽力している、ということを認めていた。この課長は、「これらは、全て法輪功を修煉している妻の影響である」と言い、周囲の人にも法輪功を紹介し、どのようにして心を修め善に向かうのか、道徳を高めて一人の本当の善い人になるのか、などを伝えた。
1999年7月20日、政府による法輪功への弾圧が始まると、彼の奥さんは、善い人を弾圧することは理不尽であると感じ、北京に陳情へ行ったが、居住地に送還され、留置所に拘禁された。この課長は、これは怪しいと感じた。なぜ善い人が拘禁され、監視されなければならないのか?納得がいかず、「自分が立ち上がって、法輪功と妻のために、適正な話を言わなければならない」と考えた。
彼は何度も派出所に行き、妻を釈放するように訴えたが、派出所は取り合わなかった。そこで、市の政治法律委員会、陳情所、610オフィスに、釈放を求めた。すると彼らは、「あなたは党員であるにもかかわらず、幹部と中央に対抗しているが、解職されることが恐くないのか?」と脅しを掛けた。この課長は、「私のような年の者を、解職したいというなら、そうすればよかろう」と答えた。すると、「まだ訴えに来るならば、あなたも捕らえる」と言われたが、「何をもって捕らえると言うのか?何に基づくのか?私はどの法律を犯したというか?それでも、あなた達は捕らえる勇気があるか?」と答えた。610オフィスの幹部は、怒り心頭した様子であったが、彼を捕らえることは出来なかった。3ヶ月後、この課長の妻は釈放された。
迫害を受けている学習者の親族の方々は、是非本文を参考にされてください。
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/9/1/83081.html) |