日本明慧


西オーストラリアで行った初の残酷な体刑の実演は人々を驚かせた(写真)

 【明慧20004年9月1日】西オーストラリアの8月最後の週末は、一週間も続いていた長雨と寒風から一転して久々に晴れ、人々は美しい休日を迎えました。また、ほとんどの人にとっては生まれて初めて見る残虐な体刑の実演に、心から驚いた日でもありました。

 2004年8月28日から29日の間、西オーストラリアの中心部であるパース市(スコットランド)の中心地帯パース文化センター(Perth Culture Center)と西オーストラリア州立図書館の交差点の所で行われた残虐な体刑実演展示と黄色の服を着た法輪功学習者の優雅でゆるやかな煉功動作は人々の注目を引き、人々の足を止めました。厳かで重々しい音楽と痛ましく残酷な場面は鮮明な対比を成し、法輪功学習者の5年に渡る迫害の中でも屈することのない精神は、人々を驚かせ感動させました。人々は次から次へと宣伝ビラを受け取って迫害を反対する署名をし、どうすればもっと効果的に法輪功学習者を助けることが出来るのかと尋ねました。多くの中国人も次から次へと足をとめて話を聞きながら重い表情で考えていました。西オーストラリアで一番大きい新聞社The West AustralianとABCヨーロッパ放送局、Murdoch大学放送メディア、地元のフリーの記者、カメラマン及び中国人メディア新唐人デレビ局、大紀元新聞等が現地取材と撮影を行いました。

                    残酷体罰実演展示場

     残虐な場面と学習者の優雅でゆるやかな煉功動作は鮮明な対比を成した
                    民衆は次から次へと支持を表明

 「多くの人は涙を流しながら私達の実演展示を見ていました。」と無理やり食べ物を口に入れられる体刑の場面を説明していた女性の法輪功学習者が言いました。「また、多くの人々は涙をこらえながら展示板の内容を読み、迫害に反対する呼びかけの文書に署名をしていました。一部の方は遠くまで行かれてからも、何度も振り向いて私達を見ていました。」また、「ある子供は私に『おばあさんこれは全部本当のことですか』と尋ねました。私はその子に『私達が今日、ここで展示していることは氷山の一角に過ぎないんだよ。中国大陸で実際に起っていることはこれより数千倍残酷でこれとは比べものにならない。その上今なお迫害は続いてるんだよ。』と言いました。」と彼女は言いました。彼女は、以前中国にいた時に北京に何回も真相説明に行った為、捕らえられて留置所に入れられ、そこで断食を行ったので強行的に食べ物を口に入れられたことがあるそうです。「50歳くらいのある女性が強制的に衣服を剥ぎ取られて裸にされ、他人の前を歩かされました。その上何人かの乱暴な奴らに硬くて太いゴム管を強制的に鼻から差し込まれてそこから食べ物を入れられていました。このようなことは、あなた方には想像も出来ないと思います。」と彼女は言いました。

 ある45歳ぐらいの白人女性は残虐な体刑の実演展示で涙を流しながら見てから、近くにいた法輪功学習者の手を握って「こんなことは余りにも残酷です。気を付けて、頑張って下さい。」と言いました。ある黒人女性は見終わった後、法輪功学習者を抱きしめました。また、ある年配の白人夫婦は法輪功学習者の手を握って、「以前、私達も法輪功の宣伝ビラを受け取ったことがありまして迫害は起こるべきではないと思っていましたが、それはたくさんある宣伝ビラの中の1枚であると思っていました。しかし今日実演展示を見て、本当に驚きました。あなた方は全ての団地と学校に行く必要が有ると思います。これから、私達は毎日あなた達の為に祈ります。」

 武漢から来た若いカップルは宣伝ビラを受け取ってから「中国から来ている人は、法輪功の迫害について知らない人はいないと思います。それはこの迫害はほとんどの家庭に影響を与えているからです。ネットワークは封鎖することはできないので、南アフリカでの銃撃事件を含めて私達は関心を持っています。」と言いました。彼らはここに来て、法輪功は本当に身体に良いか、法輪功の創始者は原著の中で何を書いてあるかを知りたがっていました。

 Edith Cowan University(ECU)大学で宿題の課題を選んでいたマレーシアの女子学生は初日に偶然、残虐な体刑の実演の展示現場を通り、この21世紀に中国で意外にもこんな非人道的な事が起こっていることを信じられないと思い、すぐに次の課題を法輪功に決め、翌日わざわざ展示場に来て様々な角度から取材を行いました。彼女は「私の友達には中国大陸から来ている方もいますが、彼らの法輪功に対する理解は浅く、法輪功に対する迫害の説明も道理に合わなかったのです。しかし今日私はすべてを知ることが出来ました。」と言いました。彼女は法輪功の原著を読んで、直接法輪功を研究することに決めたそうです。

南アフリカの銃撃事件の被害者であるシドニー在住のオーストラリア籍の中国系David
梁先生が自ら展示に出ていたこと、彼が迅速に回復して元気になったことは特に多くの人々の注目を引きました。

 引き続き二日間展示を行い、その現場に来ていた中国人は、長年に渡り気功に対して強い興味を持っており、他の気功をしていましたが、長い間法輪功に対して敬慕を抱いていたそうです。今回は直接法輪功学習者と接する機会が出来たことを嬉しく思い、更に梁先生の両足の回復が非常に速いことに対して、その不思議さを感じて梁先生と30分ほど直接二人きりで話をされて、法輪功を習うことに決めたそうです。彼は長年に渡る煉功経験から、法輪功がここパースに到着したことが西オーストラリアの長く続いた雨を回復させ、又いい運をもってきたと言いました。

 「これは西オーストラリアでの初の大規模な行いで、法輪功が中国大陸で残虐な迫害を受けていることを実演展示で表したものです。今回の活動の主催者である、パース市のショッピングセンターのレストラン支配人陳先生は、「遠くシドニー、メルボルン、南マカオから多くの法輪功学習者がこの活動を支援するために週末の時間を費やして、自費でやって来られてボランティアでこの展示に参加しました。また地元の法輪功学習者は数ヶ月の時間を費やして、迫害を受けたことがある学習者の陳述から絵を作成し、自費で材料を買って展示板を一つ一つ作りました。真相を知る権利は全ての人にあります。私達の行動でもっと多くの人々が法輪功の真相を知り、中国大陸で起きている悲惨な迫害が一日も早く無くなることを望んでいます。」と言っていました。


中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/9/1/83094.html