オリンピック選手が香港を訪問した際、法輪功学習者の“真、善、忍”が展開された
文/香港大法弟子
【明慧ネット2004/09/09】
2004年9月7日に、中国の50名のオリンピック金メダリスト、選手および19名のコーチが香港の金紫荊広場を見学に来た。香港市民、一部の団体、小学生および私自身が広場に来て、手に中国国旗および香港を代表する紫荊花マークの旗を掲げて、道を挟んで両側に並んで彼らを歓迎した。
数名の法輪功学習者が「法輪大法は素晴らしい、真、善、忍」の横断幕を掲げて、微笑みながらオリンピック選手を歓迎していた。しかし残念なことに、警察は上層部の圧力のため、気をつけながら数名の学習者をオリンピック選手の駐車場および見学場所から少し離れたところに連れてきた。学習者は警察に対して理解を示し、協力をした。同時に黙々と正念を発し、今日この地にくるすべての市民の妨害を取り除き、本当に法輪大法の素晴らしさおよび慈しみを伝えようとした。
しかしながら、学習者が横断幕を掲げているところに、すぐに二十数名のどこかの団体が統一した傘を持って、横断幕の前に来て傘をさした。学習者は考えた:各個人および団体が自分の方法でもってオリンピック選手への歓迎を表すことができるのに、なぜこの人たちは私たちを意図的に遮るのでしょうか?そこである学習者がみんなに場所を変えるようにとアドバイスをした。だが彼らも私たちの動きに応じて移動してきた。そしてさらに近くまで寄って私たちを遮っていた。中には一人が二本の傘をさしている人もいた。それから私たちの横断幕がどこに行こうとしても、彼らも常に私たちを遮ろうとした。このときに、ある学習者が横断幕を高く上げるようにと言った。
私たちと常に一緒に立っていた警察の責任者は「辞めたほうがいいでしょう。あなたたちが高く上げても、彼ら(オリンピック選手)に必ず見えるとは限りません。却って子供が意地になって争っているように見えますから」と言った。このとき、私たちはすぐに師父がその人の口を借りて私たちに悟りを開かせているのだと分かった。私たちには発覚しづらい小さな闘争心があるかもしれません。この場面で暴露したから。私たちは彼らに動かされ、今回の本当の目的に影響を及ぼされてはならなかった。そこで私たちは静かに正念を発した。なぜなら私たちは衆生を済度しに来たのではないか?ただオリンピック選手のために来たわけではないのだから。私たちはこの場に居る世の人をコントロールするすべての別空間の邪悪な黒い手、卑しい鬼を取り除き、人々に法輪大法がもたらす素晴らしさ、慈しみを感じさせようとしているのだ。
この過程の中で、ちょうど新入りの警察の責任者はすべてを目の当たりにした。法輪功学習者の表現した寛容、忍耐、平和、理性がその無頼な行為とは鮮明な対比を生じた。学習者は「正義は自ずから人心にあり」と堅く信じている。正義および邪悪、善および悪は言うまでもなく自明の通りである。その利用された人たちは、なんら憚るところもなく、したい放題をした。その上に、離れるときには、十数人が一人の資料を配っていた学習者を囲み、腕を振りながら罵っていた。警察が阻止しても、罵りをやめようとしなかった。また学習者が彼らに配った資料を丸めて捨てた。しかし彼らが大勢で法輪功学習者を罵っている一方で、広場からでてきた別のグル−プの人たちが、却って法輪功学習者の資料をもらいに駆けつけてきた。たちまち十数人の手が差し出された。この学習者が忙しくなって応えきれなくなった。そしてすべての資料がなくなった。地面に丸めておいていた資料までも、全部持ち帰っていた。その中の一人が直前に私たちの前で傘をさしていた人だった。おずおずしながら、不安そうに時々私たちのこの学習者を振り返って見ていた。彼女も一枚の資料をもらって、あるきながら読んでいた。私たちは心から彼女がこれを機に真相をしることを願っている!
実に、彼らはその場でどんな風に傘を持って私たちの横断幕を遮ろうとしても、四方八方から來る人を遮ることはできなかった。世間にあるすべての善なるもの、素晴らしいものは、みな金のようにきらきらと光り輝き、どんな手を使っても遮ることはできない。周りにいる人たちのすべてが私たちを見ただけでなく、学習者が通過する人に親切に「法輪大法は素晴らしいとしっかり覚えてください。真、善、忍は素晴らしいと覚えてください」と伝えるときに、たくさんの小学生が嬉しそうに私たちの横断幕をみて、学習者と一緒に「法輪大法は素晴らしい!」、「法輪大法は素晴らしい!」と言っていた。私たちは確かに中心の場所とは遠く離れていたし、記者をも見当たらなかった。しかしカメラは幾重の妨害を突き通って、私たちを撮ることができた。ニュースの時間になると、全香港の市民も私たちの横断幕をみた。遮ることなどできるもんか!?
夜になると、オリンピックの選手および三万の市民がサッカーグラウンドで音楽交歓会に参加して、すでに9、10時になっていた。そのときにまた多くの人々が法輪功学習者の配る資料を先を争って取る情況が現れた。これで学習者はさらに衆生はすでに覚醒しつつあり、彼らはすでに先を争って資料を取り、済度されたいとの情況が出てきている。私たちはもうこれ以上遅らせるわけにはいかない。「済度をゆるがせにしないで早く伝えよう」とはっきりと意識するようになった。
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2004/9/9/83735.html) |