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【明慧ネット2004年9月12日】(明慧記者欧陽非による著述)2004年9月11日は911事件の三周年記念日である。アメリカ人民は各種の活動を通して911の犠牲者を悼み悲しんだ。世界中のたくさんの国々でも追悼儀式が行われた。ニューヨーク市長ブルームバーグ氏はテレビ演説を通して、911事件が再発することがないように、全世界による反テロ活動を呼びかけた。 科学技術の進歩によって人類が更なる自由および幸福に満ちた生活を得たいと望んでいたときに、テロリズムが人類にもたらした苦痛および災難は人々の幻想を打ち砕いた。911テロの襲撃はアメリカおよび全世界の構造を変えたと言える。それはアメリカをはじめとして「国家による反テロ」活動を引き起こした。その目的はテロリズムの脅威を取り除くことである。 「国家による反テロ活動」と相反するのは、江沢民政権の設立した法輪功迫害を専門とする「610」オフィスである。1999年以降、中国および世界中で密かに「国家によるテロの実行」を押し広めてきた——国家恐怖主義(ナショナル・テロリズム)である。不完全な統計ではあるが、1999年7月20日以降の5年間に、民間の経路で伝えられた情報ではすでに1000名の法輪功学習者が迫害されて死亡している。迫害致死事件が全中国の30の省、自治区、直轄市に分布していた。全国で不法に刑に処せられた法輪功学習者は少なくとも6000人にのぼり、不法に労働教養された人数は10万人を超えていた。数千人が強制的に精神病院で中枢神経を破壊する薬物による迫害を受けていた。たくさんの法輪功学習者が各地の“洗脳センター”に拉致されて精神の虐待を受けていた。更により多くの人々が所謂“法律を執行する人員”による殴打、体罰を受け、財産をゆすり取られていた。 江沢民が中国で国家恐怖主義を作り出し、かつ押し広める過程の中で、たくさんの法輪功学習者が殺され、身体には機能障害を受け、家族と離散し、定まる居住地がなく各地を流浪するようになった。数千万人もの法輪功学習者の家族、親友および同僚は程度こそ異なるが、それぞれ連座および洗脳を受けていた。もし法輪功との“境界線をはっきりする”ことを公表しないと、誰でも地方警察、国安、610たちの次の迫害対象となりうるのである。そして法曹界も法輪功学習者を保護することを禁止させられた。あるいはその勇気がなく、ただ法輪功学習者に同情し、または法輪功学習者を迫害する合法の権益に反対することしかできない。 また、人民の法輪功に対する憎しみを煽動するために、江沢民政権はメディアを完全にコントロールして、無数のでっち上げた嘘を全世界にばらまいた。 無実な人民を虐殺する本質から言えば、610「国家恐怖主義」集団は911悲劇を作り出したテロリストと全く同じである。江沢民政権はまず精神から法輪功学習者を破滅させようとした。もし学習者がそれでも自己の信仰を堅持するならば、直面するのは残虐刑による虐待である。この種の虐殺は隠蔽に行われ、邪悪である。さらに江沢民政権は人を殺してから、被害者は自殺だとうその報告して罪を逃れていた。 江沢民政権はメディアへの完全なコントロールを通して、法輪功学習者への迫害および虐殺を“草木の生長に適した風と雨”との「配慮」(適材適所の良い教育を法輪功学習者のために特別に配慮している)と扮装して人々を騙しており、殺人者が逆に先駆者として政府の褒賞を受けている。それと同時に、経済的および国家的圧力によって、西洋政府との間で法輪功の問題における人権の取引を行い、国際社会で少なくない人が迫害の残酷な真相を知っているにもかかわらず、江沢民政権は自分たちの迫害および人民を虐殺する行為に対して沈黙を保つよう強要している。 江沢民政権の「国家恐怖主義」は、「国家」をコントロールしており、その迫害もまた理由をつけ、更に徹底的で、邪悪である。また「国家」という隠れ蓑の下で、簡単に覆い隠すことができ、更に人民を容易に騙し、国際的には「利益」を餌に、自分たちの有利に誘うことができた。 あるニューヨークの警察官がマンハッタンの街頭で勤務していたときに、数日をかけて一心に法輪功学習者および彼らの行っていた反残虐刑展示を観察していた。その後にこのニューヨーク警察官は「昔、人々がここ(ニューヨークシティ]で、ビン・ラディンを反対するパレードを行っていた。しかしたくさんの人々が自分と関係ないので無視していたが、今ではビン・ラディンがアメリカ最大の敵となっている。あなたたちが今ここで江[沢民]を暴き出し、一部の人が自分に無縁だと感じているが、その将来を誰が保証することができようか?」と述べていた。 中国の言い伝えに「鳴る銃を避けるのはやさしいが、暗闇からくる矢を防ぐのは難しい」という言葉がある。経済交易が人心および現代社会を腐敗させる力は極めて大きく、国家恐怖主義分子の棲家をつくる主要な役割を果たすことになるかもしれない。人々が911テロリストの責任を追及する際に、中国で行われている「国家恐怖主義」を忘れないでほしい。なぜなら未然に防ぐことこそが反テロの基点とキーポイントなのである。 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/9/12/84036.html) |