ウォール街で真相説明の際、警察が法輪功を支持
【明慧ネット2004年9月8日】(明慧の記者林馨遠のニューヨークでの報道)2004年9月7日の正午、何人かの法輪功学習者はウォール街のニューヨーク証券取引所の向かい側にある広場で煉功をし、真相資料を配っていました。広場の階段では多くの人が座って昼御飯を食べていました。広場では今中国で起きている法輪功に対する迫害及び残酷な体刑を表した展示、法輪大法及び法輪大法が広く世の中に伝わっている情況を紹介する展示等と学習者の緩やかな煉功動作は多くの人々の注目を引いていました。ある法輪功学習者がアメリカの方に真相を説明していた時に、帽子とサングラスをした一人の中国人の男性が傍らで体を揺らしながら、冷笑していました。アメリカの方が真相を聞き終えて立ち去ろうとした時に、中国人の男性は彼を呼び止めて、異なった意見も聞きたくはないかと尋ねました。するとその方は頭を振りながら「いいえ結構です。必要有りません。」と答えました。
そのアメリカ人が離れた後、中国人の男性は法輪功学習者のところにやって来ました。それは好意をもった様子ではありませんでした。「ここで人々を騙すのは止めて下さい。あなた達は中国の伝統文化である真・善・忍を盗んで使っています。それは法輪功の専用ではなく中国人のものです。」と彼は言いました。
学習者は「法輪功は中国の伝統文化に基づいています。あなたは真・善・忍が良いものであると思っているのなら、このように真・善・忍を修煉する良い人々を迫害することは止めさせるべきであると思いませんか。」と聞きました。
彼は「あなた達は真・善・忍を掲げて、自分達の嘘を宣伝している。」と言ったので、学習者が「どんな嘘をついているのか。」と尋ねると、彼は言葉を濁し「法輪功は大勢の人を害し死なせた。」とでたらめを言いました。
学習者は「江氏集団の残酷な迫害で千人以上の人々が殺害されています。真・善・忍を修煉することは人々に対して良いことしかありません。」と言いました。
彼はまた話題を変えて、「あなた達は、お金のためにこのようなことをしているのだ。」と言ったので、学習者は「私は自分の休日や祝日を利用して、ここに来て人々に真実を伝えている。お金をもらったことはないし、私は自費で来ている。私は法輪功からたくさんのものを得た、だからこそ大勢の人に真実を伝えたいと心から思っている……私達に他の目的はない。ただ本当のことを話し、善良な法輪功学習者に対する迫害の停止を望むたけだ。あなたも中国共産党の江氏集団の嘘だけは信じないで欲しい……」と学習者は彼に真相を説明しましたが、彼はひっきりなしに手足を振り回しながら、大きい声で叫んで、展示板を読む人の邪魔をしたり、真相を聞く人を妨げたりしました。
この男性の態度は特別で彼の身なりや口調から見て、中国共産党の江氏集団の指示を受けて、ここに来て邪魔をしているスパイなのではないかと思った学習者は、彼を相手にしなかったので、彼は仕方がなく離れていきました。
1分後、彼はまた走って戻って来て、「あなた達は自らの意志で来ていると言っていましたね。私も自分の意志で来ている。私はここに立って、あなたが一言言うと、私も反対の一言を言う。」と言ったので、学習者は彼に「ここで騒ぎを起こさないで下さい。」と忠告しました。しかし彼は話を聞いてはくれず、大声を出して、広場の石段に座っている多くの人々に向かって、「法輪功を信じるな、彼らはここで嘘を言いふらしている。彼らは多くの人々を害して死なせた。」と叫びました。
学習者は落ち着いた態度で観衆に対して、「法輪功は真・善・忍を修煉しています。心身共に有益であり、すでに60ヶ国以上に広く伝えられています。しかし江氏集団は大勢の人々を迫害し殺してきたのです。」と言いました。
彼は又、「中国は偉大な民族だ。その上どんどん繁栄してきている。法輪功はずっと中国に背いてきた。」と叫びました。
学習者は「私達は祖国を愛しているし、政府に背いているわけでもありません。私達はただ善良な人々に対する残酷な迫害に反対しているだけです。」と言いました。その中国人の男性のヒステリックな顔と学習者の落ち着いた礼儀正しい言行は、鮮明な対比を形成していました。
幾度の発言を通じて、観衆はどういうことなのかを理解し、男性を嘲笑しました。また、ある方は軽蔑したような表情で彼を見ていました。何人かの観衆は公然と法輪功を支持すると公表しました。スーツを着たあるアメリカ人の観衆が、彼の前に立って大きな声で彼に尋ねました。「ここで騒がないで下さい。われわれは何が事実かを全部知っています。あなたは多くの人々が死んだと言いましたね。どのように死んだのですか?」彼は低い声で「法輪功が多くの人々を害して殺したんだ。」と言うのに対して、アメリカの方は又大声で「なぜ大勢の法輪功学習者が亡くなられたのかをもう少し大きな声で言ってもらえませんか。」と言いました。その時ある観衆が「中国政府による迫害で死んだんだ……」と言いました。
何人かの法輪功学習者は中国人の男性のところへ行って善意を持って真相を説明し、ここで騒ぎを止めることを勧めましたが、彼は「彼らは中国語で、私を納得させようとしている。」と叫びました。その時に、警察が来て彼に「彼らは皆善良な人々で平和的だ。もし貴方がここで騒ぎを続けるのなら、あなたを刑務所に送る。」と忠告しました。彼は「私には言論の自由もないのか。」と叫び、警察は「ここを離れなさい。遠くに行きなさい。彼らは本当に良い人達だ。もう一度忠告するが、もしここを離れないと貴方を刑務所に送りますよ。」と言いました。
彼はがっかりして仕方がなく離れていきました。学習者は警官にお礼を言いました。警官は「私はあなた達を理解しています、あなた達は良い人です。安心して下さい。」と言い、学習者は警察に真相を説明した後、「彼は中国共産党の江氏集団に派遣されたスパイなのではないでしょうか。ここで私達の活動を妨げていました。江氏集団はこの迫害を海外まで延ばしてきています。彼らは様々な手段で私達のここでの正常な生活と平和的な請願活動の邪魔をしています。」と言いました。警官は、「私も知っています。私は今日自分の目であなた方の活動を拝見させて頂きました。安心して下さい。あなた達は人権を尊重し、信仰が自由な国で暮らしています、心配することはありません。」と言いながら名刺を学習者に渡し、又「もしその後も、このような事が起きた時には連絡を下さい。」と言いました。学習者は再度警官に法輪功学習者はアメリカ政府と、アメリカの人民の法輪功学習者に対する支持と援助に対して感謝しているとお礼を言いました。
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2004/9/8/83658.html) |