王霞さんは監獄で迫害され体重が僅か20数㎏に
ー内モンゴル610事務室と公安の不法役人は再び王霞さんを監獄に閉じ込めると脅迫
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迫害前の王霞さん |
【明慧ネット2004年9月13日】内モンゴル臨河市巴顔卓爾盟の30歳の法輪功学習者は、フフホト市の女子刑務所で迫害され、骨と皮ばかりに痩せて意識不明の状態にあります。彼女を火葬にして証拠を隠滅しようと謀られたこともあったそうです。国際メディアの幅広い報道により、善良な人々の関心と激しい非難に直面し、臨河の610事務室及び地元の司法や公安の不法役人は、表では「見舞い」と称して王霞さんの家に来て、後5年の懲役に服させると脅迫していました。
現在、王霞さんは時に意識が戻ることはありますが、依然として昏睡状態の方が長く、生活は自立出来ないため、両親と失業して家にいる妹に交代で世話をしてもらっている状態です。家族はどうすることもできず悲しみと憤りで毎日泣きながら日を送っています。
2004年8月30日、【明慧ネット】が王霞さんの遭った迫害について報道した為、数日後、地元の610事務室のリーダーと公安局の王局長は粉ミルクを持って「見舞い」を口実にして王霞さんの家にやって来て、この家を誰が訪問していたのか、誰が明慧ネットに載せた写真を撮ったのかなどを何度も問い詰めていました。そして9月26日は、彼女の3ヶ月になる「刑務所外での服役」の最終日であるため、王霞さんを監獄に戻して残りの「5年の懲役」に服させると脅したのです。
王霞さんの4歳の息子は二人の不法官吏を指差しながら「あなた達は悪者だ。あなた達はお母さんをこんな姿になるまで苦しめた。」と言いました。
ずっと意識不明の状態の王霞さんはその時は不思議に意識が戻り、脅しに対して、小さい声ながらもしっかりとした口調で、無条件で捕えられている大法弟子を釈放するよう要求し、話が終った後又意識を失いました。
不法官吏は、王霞さんは知覚も意識もはっきりしていると公言し、監獄に戻るべき条件に合っていると言いました。
聞くところによると、内蒙区の610事務室及び司法庁のリーダーは、近く「王霞事件の処理をする」ために臨河市に赴くそうです。王霞さんと家族は恐らく、新しい脅迫と迫害に直面するに違いありません。
王霞さんが迫害されて骨と皮ばかりに痩せ衰え、気息奄々としていた状態の写真が【明慧ネット】に載せられ、善良な人々は非常に驚かされました。人々はかつての歴史の記録映画の中の一場面、ナチス強制収容所で生きたまま火葬炉で焼かれた、痩せて骸骨のようになった犠牲者を思い出しました。
これより前、王霞さんは2年3ヶ月の長い年月に亘って灌食という迫害や度々の感電による虐待を受け、また長期に亘り木の板の上に大の字に縛られていました。ビデオの中でも王霞さんの足に縛られて出来た傷跡を見ることが出来ます。邪悪の手下は長期に亘りパイプを胃に挿し込み、半月に一度抜いて簡単に洗って済ませていましたが、その間王霞さんは何度も命の危険な状態にさらされていました。
不法役人はもうこれ以上王霞さんの「転向」の見込みが無くなった為根気を無くして、「彼女を霊安室に送り、直接火葬にして終わりにしよう。」と怒っていました。610事務室のリーダーは「明慧ネットに載った者だ。刑務所の中で死なせるのは良くない。早く家族の所に戻して、家で死んでもらってそれを自殺にすればいいのだ。」と喚いたそうです。
監獄の医師が王霞さんの余命は後2,3日しかないと診断を下した情況で、王霞さんの家族に2000元の「保証金」を要求しましたが、未遂に終わりました。
王霞さんが家に帰る途中で、刑務所の役人は王霞さんになんらかの薬物を投与し、家に帰った数時間後に命の危険にさらされましたが、救急処置を受けて危篤状態から抜け出すことが出来ました。しかし体の状態は極めて悪化しており、常に深い昏睡状態にあります。
王霞さんを迎えにいった家族に、刑務所や610事務室のリーダーは自らの犯罪行為が暴露されることを恐れ、王さんの家族にいわゆる保証書に調印することを強制しました。その保証書の内容は「いかなる形式の取材も受け入れるな。臨河市以外で診察を受けることは許さない。特に北京には行くな。他の法輪功学習者と接するな。陳情にいくな。上告するな」等でした。
王霞さんが7年の懲役を言い渡されたのは、法輪大法の修煉を堅持した為であり、その為労働教養を受け、何度も不法人物に家財を差し押さえられ、もう既に貴重品はゆすり盗られてしまっています。王霞さんは家に帰って2ヶ月余りの間に何回か危篤状態がありましたが、家族は医療費を支払う力がなく退院せざるを得ませんでした。
本文に付け加えた中国語のビデオは王霞さんが深刻な迫害に遭った以後のものです。ビデオの中で、王霞さん本人が何故法輪功を始めたのか、また法輪功の為に立ち上がり、不法に拘禁されて受けた迫害の実情を何故表明したのか等の口述があります。
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/9/13/84039.html) |