善をもって大法弟子に接すれば、素晴らしい未来が待っている
─法輪功学習者、ボストンの中華公所の理解と支持を得る
【明慧ネット2004年8月20日】(明慧記者のボストンからレポート) 2004年8月8日、ボストンのチャイナタウンで行われた毎年恒例の中秋節の祝賀活動が終わりました。今回の活動はボストンの華人社会団体の協力により、ここ五年間、二つのグループがそれぞれ別々に活動を行うという局面を変えたということで、歴史的に意義のあるものでした。中華公所はボストンの華僑のリーダーとして重要な役割を果たしてきました。今の中華公所の責任者は数年間に渡って法輪功学習者に対して尊重、理解をしてきました。彼は物事を公正に行う正義感のある人で、昨年末の責任者選挙で勝利をおさめました。また、前の責任者との裁判にも勝訴しました。任期が始まって半年あまり、彼は地域とすばやくコミュニケーションをとり、今回の中秋節の祝賀活動をやりとげ、幸先よいスタートをきりました。前の責任者は中国領事館の言うことに合わせて、法輪功学習者を差別、排斥してきました。いつもお金の使い道をよく管理せず、公私を分けず、選挙で除かれてしまいました。また、去年末と今年の初めには、二回連続して裁判で負け、すべてのことがうまく行きませんでした。もとをたどってみると、中国領事館は海外で恨みの種をまき、地域の分裂に大きな責任があります。
*中国領事館は憎しみの種をまき、地域の分裂を招いた
1995年に法輪大法がボストンに伝わって以来、法輪功学習者たちはずっと中華公所および華人の地域と良好な関係を保ってきました。チャイナタウンで働いている数名の学習者は法輪大法の修煉を始めて以来、身体は健康になり、道徳は向上し、地域の人たちもそう感じました。中華公所は学習者に無料で法を学んだり煉功したりする場所を提供していました。そして縁のある人は修煉の道を歩み始めました。
しかし1999年に江氏集団が法輪功に対して迫害を始めると、領事館の支持で就任した前責任者は学習者を排斥、差別し始めました。法輪功学習者に提供した場所を回収し、中秋節のときは、学習者がパネルを置いて真相を話すのを防ぐために、前もって、当日公園を使用する許可を取りました。本当はその公園で何もしなかったのですが、ただ法輪功学習者に使わせないためにその公園を借りたのです。これらはすべて、江氏集団の海外での代弁者である中国領事館が江氏集団と同じく法輪功を迫害しているせいです。
海外の華人の中には法輪功学員を排斥、差別し、さらには敵視する人もいますが、その原因は単純に個人の法輪功に対する評価にあるわけではありません。実はすべての背後には江氏集団が巨額な経済及び物質利益がもととなっている依頼関係があるのです。多くの人が、自分の商売または国内の家族の利益に被害が出ることを恐れたり、更に大きな利益を得ようとしたりしたため、中国領事館がどんなことを言おうと聞き入れざるを得ませんでした。調査によると、中華公所の前責任者は多く中国大陸と商売上の付き合いがあることが明らかになりました。この種の江氏集団が持つ海外特有の “株連政策”そしてテロリズムは、海外で法輪功学習者を敵視する事件が発生した重要な原因でもあります。例えば、明慧ネットで報道された、モントリオールの《華僑時報》の誹謗事件、ニューヨークの暴力団殴打事件及びボストンのSARSに備える集会での差別事件で、これらの事件のいずれも深いところには当事者と中国大陸との利益上の数多くの関係があったのです。
江氏が海外でテロリズムをおこすことに関して、ボストンの法輪功学員王亦群女史は以下のことを話し、江氏集団が海外の華人にもたらした被害がよく分かりました。今年の3月中旬と4月初め、ボストンの法輪功学習者は中華公所の要請に応じて、ボランティアでチャイナタウンに住んでいる華人の関税申告を手伝いました。彼女はこう教えてくれました。「最初に行ったとき、私は黄色で‘法輪大法’とプリントされたシャツを着ていきました。そこには国内からきた女の人が一人ボランティアをしていました。彼女は私の服を見るやいなや「何でそれを着ているの」と大声で叫びました。彼女はとても緊張していたようでした。私が「私は法輪功学習者なので、これを着るのは当然です。」と言うと、彼女は少しだけ黙り、「ええ、信仰は自由ですものね。」と言いました。それから一日中忙しくし、学習者たちは仕事をやめず、一刻も休まずに一人また一人の華人を手伝いました。昼食を食べる暇さえないくらいでした。彼女はそれを見てとても感動し、心の警戒がなくなりようやく私たちにこう言いました。「私は国内で政治的に身分が悪く、政治運動も毎回逃れられず、本当に怖くなってしまいました。私の子供は国内に残っており、政府は以前も子供に私のアメリカでの情況を尋ねました。ここ、チャイナタウンにも彼ら中国政府に情報を提供する人がいて、私のここでの細かい事情もすべて知られています。子供に私のことを尋ねるときにこれらの事情を子供に話して聞かせます。だから私はあなたたち法輪功にあまり近づけないのです。子供のこともありますから。」
*善をもって大法弟子に接すれば、素晴らしい未来が待っている
江氏集団の海外でのテロリズムに対して、法輪功学習者たちは終始善念を保ち、地域に真相を話してきました。学習者たちのたゆまぬ努力のおかげで、今の中華公所の責任者はずっと、迫害を受けている法輪功学員に同情と理解をしてきました。歴史上、彼らは前責任者と考えが一致せず、そのため毎年分かれて活動してきました。中秋節の祝賀パーティーまでも分かれてしていました。学習者に対する理解により、彼らは活動を主催する際に学習者に対して何の制限もしませんでした。法輪功学習者たちは活動に参加し、舞台に上がって演技をし、活動にかなり貢献しました。今年の中秋節祝賀パーティーの中で、組織者は学員に「今年もまた参加することが出来ました。皆さんの支持に感謝します。」と言いました。
年の初め、中華公所の責任者は地域の英語が分からない華僑のために年一度の関税申告をしてあげようと、法輪功学習者たちに手伝ってくれるよう強く要請しました。学習者たちは週末を利用してボランティアで華人の関税申告を手伝い、地域の称賛を得ました。最初は一回の予定でしたが、三回に増え、最後には五回になりました。責任者は法輪功学員が華僑を力の及ぶ限り手伝い、昼食を取る暇さえないのを見てとても感激し、自ら学習者たちにお菓子を買ってきました。それも彼らが法輪功学員に対して信頼していたからです。この活動を通して、中華公所は華僑たちに良い印象を与えました。
しかしこれと反対に、遺憾なことに、法輪功学習者がたびたび真相を話してきたにもかかわらず、前責任者は去年末任期が終わるころになっても法輪功学員に対する差別的態度を変えることはありませんでした。彼らの統制していた中華公所は汚職で時よりスキャンダルが表れました。最も悪いことには、去年、借金を返さなかったために、裁判に負けただけでなくオフィス・ビルまで市政府に没収されてオークションにかけられるところでした。どうりで多くの華人が「中国領事館とグルの人はどうしてこんな人ばっかりなの。」と言うわけです。地域での信頼が薄らいだため、前代の人たちは去年の選挙で完全に敗れました。
今までのことで、法輪功に対する迫害の中、法輪功学習者は地域内で孤立していったのではなく、むしろ人々の尊重をより得るようになり、本当に孤立してしまったのは迫害に加わった人たちであるということが分かりました。学習者が上記のボランティアの女性に、薄熙来、陳至立などの人が海外で起訴されたと伝えると、彼女はすぐさま「このような人は本当に国に帰らせるべきではありません。現地で法の裁きを受けるべきです。」と言いました。
そうです。人々は恐れを克服し、正義を選び、自分の素晴らしい未来を得ようとしているのです。
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2004/8/20/82176.html) |