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ニューヨークWorld Leadership Forumにおいて真相を伝える

 【明慧ネット2004年9月25日】第59回国連総会が、ニューヨーク国連本部で開催される期間に合わせ、Foreign Policy Associationは、9月21日から3日間に渡り、World Leadership Forumと称し、シンクタンク及び数ヶ国の外交関係官僚が出席する会議を開催した。法輪功学習者も出席し、質問形式の発言を行い、会場の理解と支持を得た。

 今回討論された議題の中で、最も注目されたものは、9月22日午前の“中国、奮い立つ勢力”という議題であり、中国の使節級代表ジュリア・チャン・ブローチ氏で起案発言をし、元中国在駐大使ジェームズ・サッセー氏、衆議院議員マーク・カーク氏、外交委員会代表アダム・セガール氏、及びマサチューセッツ工科大学助教授ヤシェン・ハン氏らにより議論され満場の支持を得た。

 上述の発言が終わったフリートーキングの際、“江沢民を公判するための弁護団”の構成員で、台湾の法輪功学習者である弁護士の朱婉琪氏は、「2004年の宗教自由に関する報告の中で、中国は依然として、問題がある国家とされた。現在ニューヨークの街角では、江沢民が過去5年間に渡り、約7,000万人もの中国の法輪功学習者を迫害したことへの抗議活動が見られ、既に江氏は9つの国で告訴されている。ご臨席の外交家や専門家の方々に、いかにして中国の人権状況を改善するかと言うことに対し、ご検討とご提案を請う」と発言した。

 直ぐにこの発言は会場の支持を得た。しばらくの沈黙の後、元中国在駐大使のサッセー氏が、「中国政府に対し、“持続的な圧力”を加えていかなければならない」と発言し、次にマサチューセッツ工科大学助教授のハン氏が、法輪功への迫害に対して、いくつかの考えを発表したいと前置きをした後、「個人の見解としては、時の指導者の一つの決定ではあるが、この決定は愚かであり、いかなる建設性もないと思う」と述べた。また、「数名の人権に携わる人が、法輪功の訴訟について、手伝っていることも知っており、人心を奮い立たせるものと感じていた」とも述べた。

 2日間に渡る主要な討論の中で、朱氏も発言の機会があり、スペインの外務大臣に、江沢民に対する公判、及びスペインで江沢民を公判することに関する状況を紹介したところ、外務大臣は本件への関心を示した。また、国連在駐ヨーロッパ委員会の代表にも、法輪功の迫害状況を説明したところ、代表は既にニューヨーク街頭での活動を見ており、江沢民への公判という事も知っており、世界における起訴の一覧を受け取った。

 出席者は、中国議題を討論した後、朱氏に法輪功迫害の状況を尋ねた。出席者は迫害の状況に理解を示すと共に、憤慨や痛恨をも感じ、海外の学習者による人権への努力に敬意を表し、迫害が早く終わるよう望んでいた。また、新しい指導者は早く迫害が終わるようにするという質問に対し、朱氏は、「新しい指導者が法輪功に対し、どの様な態度を持っていようとも、弁護団は一団となって、江氏を公判することを決意しており、江氏及び同様の大罪を犯している追随者らは、この迫害に対して必ず責任を負わなければならない」と述べた。





(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/9/25/84963.html