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迫害されて死亡した遼寧省法輪功学習者張海燕さんの息子の情況(写真)

 文/遼寧省大法弟子

 【明慧ネット2004年10月7日】

 名前:王徳福                        
 年齢12歳
 生年月日:1992年10月19日
 詳細なアドレス:遼寧省黒山県胡家鎮東興村王家自然屯 〒121400
 電話番号:0416−5453194(王徳福の叔父の家。朝と夜に在宅)叔父:王剛。伯母:黄占秋


王徳福くん


 王徳福くんの情況の紹介

 王徳福くん。今年12歳になる。9歳の年に(2001年9月)、母である張海燕さんが公民の合法的な権利を行使し、法に依って法輪大法の潔白を取り戻すために北京へ陳情に行った。しかし北京で警察による不法逮捕の後、胡家鎮派出所および地元の幹部に連行され、地元に戻り、地元の派出所で殴打された。その後に黒山看守所に監禁され、二ヶ月後にまた馬三家労働教養所に送られ、不法に2年の労働教養に処せられた。邪悪な馬三家労働教養所では非人道的な虐待を受けた。2003年3月に家族に引き取られたときにはすでに精神錯乱状態になっていた。
 2004年1月18日(師走二十七)に、母は冤罪の晴れないままにこの世を去った。王徳福くんは非常に悲しくなり、泣きながら「もう母さんには会えない!」と叫んでいた。

 それ以来、王徳福くんのこのすでに離散し、従来の温かみを失った家が、再び厚い陰影に包まれるようになった。王徳福くんはもともと聡明な子で、成績もよかったが、母親の死亡以降、彼は大人たちの悲しい表情を見て、もう勉強する気もなくなっていた。おじいさんはいつも人にため息をついて「(学校に)行かないならそうしましょう。そんなお金も無いよ!」といった。おじいさんは身体障害を負い、片腕しかない。お祖母さんは気管炎を患い、寒いとき、暑いときになるといつも発病する。王徳福くんは父と羊を放牧していて、毎日顔が黒く染まっていた。

 今の王徳福くんはもう昔の王徳福ではなくなっていた。従来太かったこの子が同じ年齢の子と比べてもずっと痩せていて、いつもの活発さ、楽しさを失い、もたらしたのは彼の年齢に相応しない成熟さである。王徳福くんは父(王彦)、お爺さん(王玉山)、お祖母さん(張素芹)と一緒に生活している。唯一の収入は一人につき3ヘクタールの田畑である。住んでいるのは長年修理されていない崩壊寸前の土でできた家屋。屋根には露天した部分もある。しかし修理する金も無く、部屋の中は空っぽ。母の張海燕さんはもともとこの家の主要な労働力だったが、ここ数年に張海燕さんが迫害を受けていたため、家の生活状態がますます悪くなり、借金も一万元に上る。王徳福くんの父は金を借りて数匹の羊を買ったが、今の情況から見て原価が戻せそうにないようだ。王徳福くんはこのような家庭の中で生活している。本来天真爛漫の年頃なのに、同じ年のこどもたちと一緒に学校で教育を受けることができない。

 王徳福くんの父は黒山県裁判所にいき、妻を殺した不法な輩どもを告訴しようとしたが、裁判所から馬三家労働教養所の迫害加害者の証明が必要といわれた。しかし当人である妻はすでに死亡し、誰にこんな証明を求めることができようか?先祖代々正直で大人しい農民が、どこに冤罪を晴らすことができようか?これは江沢民の発動した今回の迫害の邪悪な結果である。法輪功迫害追跡調査組織、人権機構、正義の人士が殺人元凶を追跡調査し、王徳福くんの母の冤罪を晴らすことに手を差し伸べてくれることを切に願う。





(中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2004/10/7/85994.html