日本明慧


スイスの有名な観光地ルツェルンで反拷問展が行われる(写真)

 文/スイス大法弟子

 【明慧ネット2004年10月14日】2004年10月9日(土曜)、スイス法輪功学習者は、スイスの有名な観光地ルツェルン市で反拷問展を行った。写真等ではなく人が拷問を実演することによって、江沢民らによる法輪功迫害についての人道に対する罪、拷問罪、集団虐殺罪などの罪をさらに暴露すれば、さらに多くの人々が法輪功迫害の真相を理解できる。

 たまたま中国からの旅行団と会う

 EU諸国が中国対する旅行制限を解除したため、ヨーロッパの花園と謳われるスイスへと旅行する中国人も増えた。その日、三つ以上もの中国から旅行団が次々に訪れた。ちょうど彼らの停車場所は、私たちの反拷問展の会場だった。このため、彼らの多くはバスから降りてすぐに、反拷問展を見た。学習者らは、多くの中国人がいるのを見て、機会を無駄にしないように真相を伝えた。真相を聞いた人の多くは、このことについて口にするのも恐れているようだった。確かに彼らは最初驚いていたが、しかし真相を知ると、彼らは法輪功に同情した。深く頷いている人もいた。写真を撮ったり、資料をもらったりする人もいた。更に感動したことだが、「法輪大法は素晴らしい」と口にする人もいた。多くの人が真剣に耳を傾け、そして注視した。一人のガイドは「見ないでください。ほら見ないで。早く行きますよ」と言った。しかし、彼が大声で叫べば叫ぶほど、見物に来る中国人が増えていった。結局、バスがエンジンをかけて、ようやく彼らは立ち去った。

 学習者は、一人の中国人に真相を説明した。この中国人は「中国国内でも、あなたみたいに直接私に真相を説明した人がいたよ」ととても自慢に話した。「なぜ江沢民が法輪功を迫害するかご存知ですか?」と聞くと、「ああ、彼は自分より強いものをいじめることはない」と答えた。

 一人の留学生による証言

 一人の中国留学生は反拷問展を見て、そして多くの資料と真相CDを持ち帰った。クラスメートに配るためだ。彼はこう言った。「私は以前、法輪功が何なのかよく知らなかったんだよ。でも私は、一つだけ知ってる。中国の実家のお隣さんは、毎朝5時に煉功する。でもある日、警官がパトカーで来て彼らを連行して行ったんだ。どこに連れて行かれたかは知らないけどね」。

 「警官」が罵られる

 当然だが、反拷問展では法輪功学習者を迫害する警官を実演する人もいる。ときとして、東洋人学習者が足りないこともあり、この場合は西洋人学習者も出演することになる。彼らが警棒で学習者を殴ったり、タバコで学習者の顔を焼く・・・・・・演技をすると、回りの人々は大変驚いて、「おい!やめろ!」と声を上げた。また、同情の涙を流す人もいた。「警官」の近くまで来て、「あなたが一番悪い、最悪の人だよ」と諭す老人もいた。

 実演された拷問は、実は江沢民らによる法輪功迫害に関する犯罪の「氷山の一角」である。しかし、これよって善良な人々は何がよいものか、どちら善でどちらが悪なのかを知ることが出来る。拷問写真を見た人々はみな「江沢民はもちろん、法輪功学習者を残酷に迫害する『中国の警官たち』も人間ではない。学習者を殴打した警官たちこそ、地獄に落ちるべきだ!」と言った。罵られた「警官」は「これも、人々の別の角度からの法輪功への支持と同情だ」ということが理解できた。

 江沢民はミロシェビッチと同じだ

 反拷問展で、一人の南スラブ系の中年スイス人に出会った。彼は反拷問展と拷問写真の全部を真剣に見て、そして見終えると非常に興奮していた。実は、彼は家族4人がミロシェビッチに殺害され、彼自身は現在スイスに亡命中なのだった。彼は江沢民の写真を指差して、「ヤツはミロシェビッチと同じだ。自国民を殺してるんだ。ミロシェビッチはもう既に、ハーグ国際法廷に審判された。江沢民はミロシェビッチと同じ結果になるべきなんだ」と言った。学習者は、江沢民はもう既に、多くの国で告訴されていることを彼に知らせると、彼は「あなたたちはきっと成功する」と言った。


(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2004/10/14/86590.html