日本明慧


広州第一労働教養所における残酷な拷問〜海老責め(写真)

  文/広州の学習者

 【明慧ネット2004年10月の14】1999年、大法を迫害してからというもの、広州花都赤泥労働教養所は、専ら法輪功学習者を不法に収容している。ここで行われている“手足を緊縛し吊す”という極めて残酷な拷問を再現し、この悪行を公にしていきたい。

 明慧ネット2004年8月28日付けで、“広州第一(花都赤泥)労働教養所による大法弟子への迫害”という文章の掲載があるが、本文ではその実情を十分に伝えてきれてはおらず、また酷刑を受けた学習者の人数も、文中の名簿に留まるものではない。花都赤泥労働教養所の人性を失った警官らは、強制労働による再教育人員及び学習者を迫害している。警官らは、自ら直接手を下すことなく、減刑を考慮するという条件の下、再教育人員を指揮し、学習者への暴行を加えるのである。そして、夜更けの人が寝静まった時を見計らい、地下の談話室を利用して、残酷極まりない体刑を行っている。酷刑を受ける学習者の痛ましい叫び声は、しばしば収容されている人々の耳にも入って来ている。3〜4人の再教育人員を警官が指揮をするのであるが、警官は現場に居合わせていない様装っているのである。

  拷問に使う道具:2〜3メートルの麻ロープ、木綿の布、古い靴下、雑巾など。
まず学習者をしっかりと押さつけ、手首を縛り、両腕は背中で後ろ手に縛り、更に上方へと引っ張る。両足はぐるぐる巻きに縛ってから、あぐらをかく格好に縛り上げる。更に両手と両足を背中から通した縄で繋ぐ。口には、ぼろ切れあるいは、使用済みの靴下などを押し込み、更に縄で口を縛り、声が出ないようにする。最後に、両手を縛り付けた縄により吊り上げ、少なくとも20分以上1時間程度も吊り責める。

  次に再現図により補足をする。ただし、縄による緊縛の度合いは、演技者の安全のためにも、現実と同等にすることは出来ない。強制労働による再教育人員の話によると、このような酷刑は通常10分程度が限界であり、それ以上の場合は、障害者となる危険性が高い。その残虐性は一目で分かる。

① 手足を縛った上、手足首の関節も縛る。力いっぱい縛られるため、刑後も鬱血あるいは酷い場合は壊死を起こす。

手首をしっかりと縛る 足首もしっかりと縛る


② 両腕を縄でぐるぐる巻きに緊縛する。

縛るために使ったロープ 両腕を縄で縛った状態

③ 腕を背中で縛った上、上方へと引っ張る。

緊縛の度合いを忠実に再現することは不可能である。実際は、図中赤色矢印の位置にある腕を引っ張り、図中青色矢印の位置へと引き上げるのである。既に縄で縛られている為、腕の筋肉は柔軟性を失っている。 両腕を背中で後ろ手に縛り、更に縄で上方へと引き上げる。図中、赤い矢印の位置にある両腕が、青い矢印の位置となる(両腕が“11”の字になる)。


④ 太腿を縛る

ぐるぐる巻きに縛る 座禅を組むように縛り、膝に縛り付ける

 

片側の足を反対側の膝に縛り付ける 両足を固定して縛る、更に両側から足で押さえつけ、力一杯引っ張る(矢印の方向へ引っ張る)。


⑤ 両足から首に縄を掛け、矢印の方向に引っ張ることで、“海老責め”の形となる。

⑥ 最後に縄で縛り付け、腰はかがんだ状態のまま、両手を後ろ手に縛り吊るす。

⑦ 金具に吊り下げる(矢印の方向に掛け吊す)。

⑧学習者の口は、ぼろ切れなどにより、しっかりとふさがられるか、縄や布で力を入れて横に縛られる。


(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2004/10/14/86613.html