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トロントのヨーク大学で「強靱で屈しない精神」の美術展を開催(写真)

 文/トロント法輪功学習者

 「明慧ネット2004年10月17日】2004年10月12から22日までの間、「強靱で屈服しない精神」についての美術展が、トロントのヨーク大学で行われた。美術展は2つのホールを借りて行われた。日時は10月12日、場所は、学生らが休憩や食事などによく利用される校舎2階のアカサ画廊とエレノール・ウィンターズ・ギャラリー(美術館)で、主催は法輪大法学会、法輪功の友と真善忍促進会が協賛だ。「強靱で屈しない精神」についての美術展は、円満に開催された。

彫刻作品:「檻」 彫刻作品:「死の姿」 彫刻作品:「主佛の像」
彫刻作品「主佛の像」の開幕 観客に彫刻作品「死の姿」を紹介する張教授 観客に芸術の作品を紹介し、その背後にある事実についても説明する

 今回の展示は4つのパートに分けた:第一部は、「天と人が一つになる」、第二部は「無名の苦難」、第三部は「強靱で不屈」第四部は「正義は必ず勝つ」。第一部と第二部はアカサ画廊で開催され、第三と第四部はエレノール・ウィンターズ・ギャラリーで開催された。

 12日の午後、作者の張昆侖教授、米国の画家、汪衛星氏と、オタワでの美術展に参加した画家兼先生キャサリン・ジュリスは3つの彫像の開幕を行った。開幕の対象となったのは「檻」、「死の姿」と「主佛の像」の3作品。この3つの作品は、二つの展示室に分けて展示された。最初に、張教授から、この美術展の趣旨とその過程で様々な苦労があったことが紹介された。次に、ヨーク大学のブルース教授は、この美術展の重要性にについて説明し、彼の学生に対して法輪功を理解するように励ました。「この美術展は大変重要なものです。学生の諸君はこれによって、今何が起こっているかを知ることが出来ます。これは、法輪功を理解するとてもいい機会なのです」と話した。彼はまた、この美術展を学生達に紹介できたことをとても喜んでいる。その後、何人かの芸術家もアカサ画廊を訪れ、「檻」と「死の姿」の開幕に参加した。「死の姿」の幕を開いた時、張教授は堪え切れずに涙をこぼした。作者は教授の友人だ。彼は大変善良な人だと話した。作者は、中国で法輪功学習者がこのような拷問を受けていることを知り、是が非でもこの作品を創り上げたくなったという。その場の観客は、教授に激励の拍手を送った。何社かのマスコミも取材に来た。

観客は、芸術作品とその背後の真実に心を動かされた

 二つ目の開幕式はエレノール・ウィンターズ・ギャラリーで行われた。この美術館の責任者も今回の美術展のためにいろいろ協力してくれた。設計、搬送から最後の絵画の飾り付けまで、全てが最高の状態で展示されるように、彼女は協力した。ここで、主催者である張教授は、もう一つの作品の開幕を行った。「主佛の像」である。佛像を包む淡い黄色の絹織物の幕が開かれたとき、すべての人は賛嘆した。全ての人は、その佛像の厳粛さと慈悲、さらにまるで本物のような技巧に注目した。張教授は、この作品の創作過程について解説した。彼が言うには、以前彼は無神論者であったが、法輪大法の法理が彼を変えたという。彼は法輪大法の法理は科学的であり、その中の内涵は現代科学より更に科学的だという。彼は現実に多くの体験をし、結局、無神論の考え方を変更せざるを得なくなった。そして、彼は、芸術の言葉、彫刻によって、彼の心にある最も慈悲深い神の姿をこの作品に表現した。この話は、感動の拍手によって迎えられた。最後に、みなで一緒にお菓子を食べ、お茶を飲んで語り合った。多くの学生も次々と参加した。

 今回、ヨーク大学の教授と学生から多くの激励と支持を得られた。ヨーク大学はトロントの非常に有名な大学だ。芸術系の名門である。ブルース教授はヨーク大学の絵画の教授だ。彼の話の中で、今回の美術展は非常に重要であり、学生がこの機会に法輪功について知ることを希望していると言った。その他に、朱蒂べき教授と史契瓦教授も、張教授が13日に芸術用大ホールで絵画を描けるよう熱心に連絡を取り、そして安排した。当日、張教授は3つの画を描いた。またヨーク大学の自由と進歩的な精神に感謝して、そのうち一枚をヨーク大学の学長宛で寄贈した。

 ヨーク大学人権・平等センターも今回美術展の協賛者だ。彼らの支持のおかけで、美術展を円満に執り行うことが出来た。その他、訪問者の受付をボランティアでしてくれたヨーク大学の学生達にも感謝しなければならない。
 
 今回美術展は多くの人々の支持を得た。多くの観客も訪れた。これは盛会であったと言っていい。そして、これらすべての絵画と彫塑は、大変優れたものであり、本当に貴重さ優美さ、純粋さを併せ持ったものであった。

 最後に、今回美術展の成功のために力を尽くして頂いた芸術家、賛助者、美術館関係者に感謝の意を表したい。ありがとうございました。


(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2004/10/17/86799.html