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李祥春さんは南京監獄で受けた命令を拒絶

 【明慧ネット2004年10月31日】米国国務院領事局のスポークスマンのケリー・シャンソン氏は、大紀元の取材を受けた際「米国の駐上海領事館職員は、10月21日、南京監獄に収容されている米国民、李祥春さんと接見をしました。これは2003年に李祥春さんが不法逮捕されてから43回目の米国領事館職員による接見です」と言っていた。

 ケリー・シャンソン氏は「南京監獄は、李祥春さんに監獄での感想を書くよう命令したが、李祥春さんはこれを拒絶しました。拒絶の理由は、感想は個人のプライバシーに属するものだと李祥春さんが考えているからです」と言った。

 ケリー・シャンソン氏は「上海領事館職員は、アメリカでの選挙について、李祥春さんと交流しました」と話した。李祥春さんが感想を書くのを拒絶した直接の原因は、彼が罪もないのに受けている刑罰と心身両面からの迫害について、嘘をつきたくなかったからだという。

 李祥春さんの婚約者、符泳青さんが言うには、南京監獄は、米国民の李祥春さんを肉体、精神の両面から迫害しているという。肉体的には野蛮な強制食物注入、体罰と有害物質のある環境下での限界を超えるような過酷な労働などであり、精神的には洗脳で李祥春さんの法輪功に対する信念を強引に放棄させようとすることなどだという。

 過去の一年間、米国政府職員は何度も抗議し、中国側と交渉し、李祥春さんに対して適法に対処するよう求めている。

 符泳青さんは、「李祥春さんは自身が受けた不法な刑罰について、上訴されることを知っていました。これから、李祥春さんの救援活動がカリフォルニア州とニューヨークで行われます」と言った。

 符泳青さんは、李祥春さん救援活動をした過去一年間、更に多くの米国人が李祥春さんの事件を通じて、中国大陸で行われている法輪功学習者に対する残酷な迫害を知ることになったのは嬉しいと話した。


(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/10/31/88056.html