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中国大陸で初の告発状−凶悪犯を告発した法輪功学習者家族らを応援しよう!

 

 文/古安如

 【明慧ネット2004年11月10日】明慧ネットは2004年11月8日、中国大陸の法輪功学習者家族241人が全国人民代表大会、最高の検察院、司法部と湖南省高級検察院、司法庁、湖南省各級地方検察院、司法局に告発状を手渡し、湖南省のユアン(さんずい+元)江赤山(地名)刑務所副刑務所の資所長をはじめとした悪質な警官が彼らの家族に与えた残虐な体刑の事実を暴き出し、事件に関与している41人の凶悪犯を法によって処罰するよう強く求めていると、報道しました。

* 被害者家族が連名で迫害真相を暴露

 この告発状は、赤山刑務所に拘禁されている法輪功学習者が受けている非人道的迫害事実を詳しく列挙し、法輪功学習者に対する「残虐な体罰、濫用した刑具、批判会議、精神的肉体的に与える苦しみ、また人間が受け入れられる限度をはるかにこえる強制労働などの奴隷の扱い、与えられたノルマを完成でき場合与える残酷な刑罰とめった打ち」、このような残虐な迫害により、法輪功学習者たちは「気息奄々となり、体中が傷だらけで体調は極度に衰弱している」と訴えています。

 告発状ではまた、法輪功迫害事件に関与した41人の警官の名前を詳しく記載して告訴して
います。最後に、「上記の犯人らは私たちの身内に対する迫害に参与している。彼らはすでに《刑法》234条の故意傷害罪、247条の強制拷問自供罪、397条の濫用職権罪を犯している。また《労動法》、《刑務所法》をも犯している。これらの事実にかんがみ、私たちは法律に基いて告訴し、そして迅速な調査と共に悪人を厳重に懲罰し被迫害者を救い出すことを強く求めている」と書いています。

 中国大陸で法輪功迫害による被害者家族らが連名で凶悪犯を告発し、無罪を主張し、正義
を求める行動は、はじめてのことです。5年に渡る江沢民グループの法輪功を絶滅させようとした迫害で、直接大勢の法輪功学習者を迫害して死に至らせただけではなく(現在の時点で1113件の死亡実例が民間ルートを通じて証明されている)、少なくとも6000人が不法に刑罰を下され、10人が不法に労働教養を強いられています。この告発は、こうした迫害事実に対する大陸の地元住民の中から自発的に噴き出した明確で最も強力な証言でもあり、それらの迫害事実を裏付けるものです。法輪功学習者たちは、各種の留置場に監禁され、想像を絶するほどの肉体的苦しみと精神的虐待を受けているのです。

 この告発は、江沢民グループが覆い隠そうとしている迫害真相を暴露するものであり、メディアを制御して各類の洗脳クラス、留置所、労働教養所と刑務所などでは迫害事実がなかったかように見せかけ、法輪功学習者に与えた迫害を“春風夏雨”、“教育改造”などとして迫害事実を覆い隠すといった数々の嘘を突き崩すことができる確固たる事実なのです。

* 法律で権利を守り、法律に従って悪人を処罰すべきである

 今回の法輪功学習者家族の集団告発は、迫害を受けている大勢の被迫害者たちの心からの告訴でもあります。法輪功学習者の家族らは、法輪功修煉をはじめてから身内が心身ともに元気、健康になっているのを一番良く知っているだけではなく、自分の身内が“真善忍”を実践する過程の中で如何に良い人間に変わったかを一番良く分かっています。更に1999年7.20以降の5年来、法輪功に対する残虐な鎮圧の中で、肉親を失い、家族が生き別れ、財産を略奪され、路頭に迷い、生き地獄のような苦難をも経験しました。彼らは、法輪功学習者である身内のために、また自分自身のために、正々堂々と立ち上がり、法律に則って、邪悪な迫害を告発し、それらの凶悪犯に対する処罰を求めることができる最も有力な権利者でもあります。

 法輪功に対する残酷な迫害を実施する中で、江氏グループは、必死に迫害事実を覆い隠そ
うとしただけではなく、でたらめを作って法輪功学習者が法律に基づいて合法的な権益が法によって守られた状況下で陳情に行き、冤罪を訴え、また警察・検察・裁判所などの各機関に迫害の真実を訴える権利を完全に奪い取りました。法輪功の告訴実例と告訴に関連する全てが拒否されたため、法輪功学習者の家族は長い間門前払いされた状態で苦情を訴える場がありませんでした。

 しかし、国際社会から、多くの、正義ある、激しい非難がますます強くなるにつれて、理不尽で非道な迫害はますます維持しがたくなり、多くの法輪功学習者の家族が、徐々に命の危険まで冒し、勇敢に立ち上がりはじめました。彼らは、犯罪を侵した真犯人を法律に則って限りなく追及しています。これらは、誰と仲が良くないとか恨みを晴らすとかいった狭い範囲内のものではなく、法律に基づいて世の中の正義を求め、善良を守るためのものです。

 訴えられている悪人については、法律に従って処罰しなければなりません。これは道義と正義の最も正しい判定であり、一人の人間がどれだけ大きな罪を侵したならば、必ずそれに相応した償いと責任を取らなければなりません。そのような生命が如何なる悪の報いに遭うことになろうが、実際それはそれらの悪の生命に最も公平な与えられるものなのです。 私たち法輪功学習者たちは、これらの家族の正義ある行動に奮起しました。彼らの行動は力強く邪悪を震わせただけではなく、世間の人々は彼らによって善良な心を開き、この邪悪な迫害に対して根本から正しい認識を持つようになりました。

* “第二次世界戦争後の人権問題に関わる最大の行動”

 今回の中国大陸で起きた地元住民が集まって江沢民をはじめとした犯罪グループを告訴した行動は、孤立したものではありません。これは、世界中で法輪功真相を分かっている善良で正義ある民衆と共に邪悪な迫害を制止し、江沢民犯罪グループに法の制裁を与えようとする世界規模の法律の動きの一部なのです。 

 道義は厳粛なもので世の中には正義があり、善悪には必ず報いがあります。法輪功迫害に
参与したすべての凶悪犯が法律によって処罰を受けることは必然なことです。それはこの迫害がはじまった邪悪な性質によって最初からすでに決められたものなのです。なぜなら、“真善忍”に強い信念を持つ一億を越える善良な民衆を鎮圧するということは、人類の道徳基準を破壊し、全人類の生存と未来を脅すことになりかねないからです。

 2002年10月以来、海外の法輪功学習者たちは“群体絶滅罪、残虐な体刑罪、反人類罪”などの罪名で“江沢民告訴”を次から次へと至る所で行いました。江沢民は、すでに米国、ベルギー、スペイン、ドイツ、韓国、ギリシア、オーストラリア、台湾、カナダ、ニュージーランドなどの10ヶ国家と地区で告訴されています。江沢民に追随して法輪功を迫害した主要犯人である羅幹、劉京と周永康も法輪功学習者たちが告訴を行い、法律の処罰を求めている凶悪犯の仲間入りをしています。現在、世界の各国ですでに法輪功迫害に参与した江沢民グループに対する訴訟案40件余りが受理及び進行中です。全世界で27人の弁護士がすでに犯罪グループに対する告訴案に参与しています。これらの動きを世界メディアは「第二次世界戦争後の人権問題をめぐる最大の行動」であると、称しています。

 「法輪功迫害調査国際組織」は、2004年10月に中国の各級の官吏に手紙を出し、法輪功を残虐に迫害している江沢民に対する審判を強く求め、法輪功迫害に参与または助長したすべて犯人に法律上の責任を追及し、残虐な体刑及び死亡事件を起こした凶悪犯に対して法律によって厳重に懲罰すると声明を発表しました。

 中国大陸の法輪功学習者、家族および迫害真相を分かっている中国国民は、これらの迫害
に参与した主犯と凶悪犯を法律に基づいてその責任を追及し、処罰することを期待しています。これらすべてが「人権問題をめぐる最大行動」の欠かせない構成部分となっています。全世界はこの非人間的な迫害が一日も早く終わるよう努力し続けます。歴史は善良と正義が邪悪に打ち勝つその瞬間をきっと永遠に残すでしょう!


(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2004/11/10/88839.html