日本明慧


熊偉さんがミュンヘンでの集会で 労働教養所での迫害を暴露(写真)

 文/ドイツ大法弟子

 【明慧ネット2004年11月9日】2004年11月6日、ドイツのパッサウ(Passau)、レーゲンスブルグ(Regensburg)、ミュンヘン(Muenchen)からやって来た法輪功学習者はミュンヘンのマリエン広場(Marienplatz)で、功法の実演、情報コンサルティング、写真展と反酷刑模擬実演などの一連の活動を繰り広げた。国際人権組織(IGFM)の 緹拉克(Thierack)氏と、最近救出されて中国から帰って来たベルリンの法輪功学習者の熊偉さんも活動に参加した。

                     真相パネルを見る人々

                      真相を伝える
熊偉さんは自ら体験した江沢民集団から受けた迫害を暴露 国際人権組織(IGFM)の緹拉克Thierack氏が集会で発言      署名する人々

 中国で江沢民集団が法輪功に対して、無駄な時間を費やして始めた大規模な迫害はすでに5年半を経過した。明慧ネットの統計によると、中国国内において、現在までに少なくとも1105人の法輪功学習者が迫害されて死亡し、多くの子供たちが孤児になり、また、しかたなく保証書を書かされたり、洗脳クラスに送り込まれたり、社会的に差別されたりしている。数十万人が各種労働教養所、精神病院あるいは労働改造所に拘禁されている。迫害の目的はただ人に「真・善・忍」に対する信仰を放棄させるためだけである。

 国際人権組織の緹拉克Thierack氏は集会で、中国の現在の人権状況を激しく非難し、同時に聴衆に署名して、法輪功学習者を支持するよう呼びかけた。熊偉さんの救出に成功したのは、ドイツの人々の署名による支持が大変大きかったと述べた。

 熊偉さんは中国の労働教養所での2年間の体験を語り、江沢民集団が法輪功に対して行った迫害の残酷さを聴衆に訴えた。発言の中で、彼女は特にドイツ政府の官吏、人権組織、全国民が彼女を救出するために努力し、全社会が協力して、中国での法輪功に対する迫害を停止するよう呼びかけたことに感謝した。

 拘禁されていた2年間、熊偉さんは相前後して海淀支局留置場、洗脳クラス、北京労働教養所人員派遣所、北京女子労働教養所などにいたことがあり、ありとあらゆる苦難と侮辱を受けてきた。洗脳クラスにいた時、12人で彼女を監視し、5種類のいわゆる“矯正教育”があり、二人が保安員、残りはすべて警察官で、彼らは3交替制である。彼女に頭を下げさせ膝を抱いてしゃがんだ姿勢を強制し、眠らせず、座らせず、立つことも許さなかった。その時丁度生理が始まり、生理用ナプキンを使うことも、便所へ行くことも許可されず、水を飲むことも許されなかった。血液はすべてズボンを濡らし、あちこち汚したと言って大いに彼女をののしった。彼女が話を聞かなかったり、信じない時、体罰も受け入れない時、彼らは一斉にやって来て、殴ったり蹴ったりした。

 労働教養所で洗脳、殴打、ののしられる以外に、彼女はまたとてもきつい肉体労働をしなければならなかった。例えば箸を包む、すべての人に毎日6千組を完成するように求められ、時には夜中の2時を過ぎてもまだすべてが完成しないこともあった。又編み物を編んでおり、編んだ毛糸のセーター、手袋、マフラーなどはすべて輸出用である。長時間に亘って目が編み目を注視しているため、極度に疲労し、毎日の昼ご飯や晩ご飯の時に目を上げて向こう側の人を見ると顔が二重に見えた。

 活動の中で、本物そっくりな残虐きわまる体刑の実演、邪悪な迫害を写真や絵などで暴き出し、さらに、熊偉さんが現場で解説をして、江沢民集団の法輪功に対する弾圧の罪深さを更に人々はよく理解できた。江沢民の審判の署名をするのに、行列ができるという驚きの場面があった。多くの青少年は先を争って署名し、ある子供は母親に彼が署名することができるかと聞き、母親はあっさり承諾し、彼は丁寧に姓名を記入した。

 あるドイツの女性は法輪功学習者に言った。彼女は画廊を持っており、最近2人の中国人が絵画展を開くためにやってきた。彼女は彼らに真相を理解してもらうために、中国語の真相新聞を必要とした。彼女は多くの中国人が絵画展に来て、そして多くの人々が法輪功の真相を知ることができればと望んでいる。

 一日中、マリエン広場にやって来る中国の観光客は絶え間がなく、反酷刑模擬実演や展示パネルを見たり、写真を撮影したり、また多くの人々は真相の資料を受け取っていた。


(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2004/11/9/88757.htmll