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観光客を震撼させた−大安森林公園で台湾酷刑展(写真)

 

 

 【明慧ネット2004年11月15日】(明慧台湾発、周容、方慧両記者)2004年11月13日、穏やかな天気の週末、法輪功学習者は台北市大安森林公園で酷刑シミュレーションを行いました。江沢民集団による中国での残酷な迫害をより広く世の中に訴えるため、酷刑シミュレーションを自由移動の方式で各主要市街地において行うことで、この21世紀において最も恐ろしい大事件を制裁できるように祈ります。

 大安森林公園に入ったとたん、酷刑シミュレーションの衝撃に圧倒されました。陳列された各酷刑展は、法輪功学習者が真理に対する固い信仰のために耐えがたい苦痛を受けざるを得ないということを物語っていました。ある見物人が吊殴り酷刑展のコラムに目を留めています。コラムにはこう書いてあります。「万家強制労働所で100日余りでの酷刑を体験した王玉芝さんは記者に迫害の真相を暴きました。”強制労働所のなかで、6〜7ヶ月くらいの妊婦が、両手を梁に吊るされ、足を踏みたてていた椅子を飛ばされたので、体が宙に浮くようになりました。梁と地面の距離が3メートルあり、太い縄を梁に付けた輪軸を通してあって縄のもう一方を公安の手に握ってあるため、手で縄を引っ張れば人が吊られるが、縄を放せば急速落体になります。絶えず弄ばれた妊婦は惨めにも流産しました。妊婦は言葉で表せないほど険しい表情で訴えても、冷酷な公安が動揺せず虐待を続けました。さらに甚だしいのは、妊婦の夫が虐待の実況に立ち会うように強いられました”」

                     酷刑を暴く展示版

                   見物人が次々とやってきた

 法輪功学習者の張さんによると、今回の展覧した7種の酷刑展は、中国での拷問場面を暴いていますがほんの少しで、さらに多くのほかの酷刑は、場所の制限と役者の肉体限度を考慮すると、すべてを世の人々に公開することができなくなりました。それでも、このような悲惨な場面は、人々に強烈な衝撃を与えたはずです。今や現代の文明社会に、基本的人権である信仰の自由を放棄させるためだけに、中国の江沢民集団による、人道に反する虐待手口を悪用されているということがあったことに見物人が皆震撼されました。

 あるアメリカの法輪功学習者は酷刑展を友達に案内するなか、中国での残酷な迫害という手口を解説しながら、酷刑シミュレーションに目を向けさせ、ほかに多くの酷刑が命を晒すような危険があるので演じられなくなったことも説明しました。その友達も「前には台湾の友達から迫害真相についてのことをたくさん聞いていたとしても、なかなか信じることができなかったのですが、今日はこの酷刑シミュレーションを拝見して信じることができました」と説明しました。そして、法輪功の素
晴らしさを知り、自らも学びたいと表明しました。

 また、迫害致死案例のなかの一件が注目を浴びました。国際教育発展組織が2004年4月1日、国連人権大会で大会主席および各成員国に、河北省張家口の陳愛忠さん一家が被った悲惨な迫害について申告しました。「陳愛忠さんと陳洪平さんの兄弟二人は法輪功を修練したため、二人とともに酷刑による迫害致死となりました。僅か33歳のお兄さんの陳愛忠さんは、2001年9月20日、唐山市荷花坑強制労働所で強制流食をされ死亡しました。生前の陳愛忠さんが公安に30万ボルトの電撃棒で電撃を受けており、加担した囚人たちに3、4時間雪の中に埋められたことがあります。妹の陳洪平さんは、2001年6月10日、懐来県東花園警察署で殴打されて血を吐き両足も折られて、その後、高陽強制労働所で一年半の長期拷問を受けたあげく、2003年3月5日、死亡しました。最新情報によると、陳愛忠さんの母、姉、弟の3人は、不法に連行去れたあと、姉の陳淑蘭さんが、北京市大興県天堂河女天堂河女天堂河女子刑務所に監禁され、母の王連英さんが地元の洗脳班に監禁されました。」

 ある聾唖障害者は、手足を振りなが、酷刑展に対する感想と法輪功学習者に対する敬意という気持ちを現そうとしました。ある小学校4年生の女の子は、酷刑展を見ながら「このような拷問はまるで地獄みたい」と言いました。また、女の子が自宅では仏を信仰して、修練の人に対するこのような迫害をしてはならぬ今日の出来事を両親に知らせると話しました。一人の男の子の父親はウイリアム(William)という見物人が、法輪功のことをあまり知らないが中国共産党に弾圧されていたということは、逆に正しく良いものである、と信じていて、法輪功のことをもっと知りたいと述べました。その後、ウイリアムさんがスウェーデンの法輪功学習者に法輪功を学んでいました。

 ウイリアムさんと息子さんは取材を受けた    ウイリアムさんは法輪功を学んでいる様子
赤信号を待つライダーも急いで酷刑展を観た 見物人が酷刑展に関心を寄せる 見物人が酷刑展覧版を観る
    遊園地での集団練功 公園の入口での酷刑シミュレーション 見物人が反迫害を支持する署名をした

 お子さんを連れて遊園地に遊びに来ている母親は、「ただ練功しているだけでこんな残酷迫害を受けなくてはいけないのですか?”と不思議に思って尋ねたところ、真相を知ったある若い女性が、八ヶ月くらいの子供とその子の母親が一緒に写った写真を指差しながら、「ほら、見てごらん、悪党たちは赤ん坊も迫害するのよ。なんでもやってのける悪党よ”と答えました。お母さんが砂遊びをしている子供たちの姿を見て嘆息しながら、迫害を差し止めようというスローガンを掲げた白い横断幕に迫害停止の署名をしました。

 台北の民衆以外にも、イスラエル、カナダ、ポーランド、アメリカ、日本、フィリピンなどの国からの外国人観光客が酷刑展を見に来ました。彼等は他の国でもこのような酷刑展を見たことがあり、法輪功学習者が中国政府の情報封鎖を突破し、真相を世の人々に暴くという勇敢な行為を起こしていることに非常に感動したと述べていました。

 英国皇家医学院副院長は、法輪功学習者、沈医師の体調を見たら、「あなたの健康状況はとても良いようです!」と言い、沈医師が「私と妻二人は修練して7年目になり、うちの子も修練して5年目になりました。ですから、私の家族は、修練を始めた頃から保健カードを一度も使ったことがありません」と答えました。また、沈医師は次のようなことにも言及しました、「統計によると、毎年の医療費用には市民一人当たり、台湾ドルで、台北市で15,000元、高雄市で14,000元かかるので、全台湾人口で割って一人当たりを13,000元と計算すると、私の5人家族は毎年平均6,500元の医療費を国のために節約することができました、さらに10万人の法輪功学習者であれば10億元の金額も節約することが可能です。ましてや、中国の一億人以上の法輪功学習者は中国政府のために何百億の費用を節約できるのではないでしょうか?だから、法輪功が国家から社会及び人民のためになるということは言うまでもありません。しかし、ただ江沢民の個人的な嫉妬の原因だけで、このように国をあげて残酷な迫害を起こしているのです」。

 また、沈医師は「5年間で法輪功学習者は、極限を超えた酷刑拷問を受け続けましたが、真・善・忍に対する固い信仰をもって、強権濫用をもとにした弾圧に対しても決して暴力の手段で反撃することはなかったのです。法輪功学習者はまさに真・善・忍という真理の力を最大限に発揮し証明したうえに、中国共産党が人権を貶す醜い姿を世界中に暴きました。道義かつ善良なる人々の力を合わせて、このような迫害を是非制止できるようにお願いしたいです」と述べ、副院長は「そう思います」と同感の意を示した。

 殆どの通行人が、酷刑展を見たとたん「ひどすぎる」と話し出しました。彼等は中国の強制労働所に監禁されている多くの法輪功学習者が、信仰を放棄しないために虐待拷問を受けたうえに命を失う恐れもあるということを知った後、「迫害を止め、中国江沢民集団による法輪功学習者に対する虐殺を制止しよう」のスローガンを掲げた白い横断幕に署名を入れて、迫害に反する意思を示しました。


(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2004/11/15/89216.html