政府が違憲、違法行為をすれば 国民は非暴力的な方法で法律と道義を守るべきである
【明慧ネット2004年11月23日】米国の法輪功学習者は、中国国内で起きた「北京衛星放送」に法輪功の真相を挿し込んだ壮挙に対し、非常に奮い立った。これは不公正に直面し、国民の義務を行使し、憲法を守る勇敢で平和的な抗争であると考えている。
マハトマ・ガンジーは、「抑圧と不公正に直面した時、3つの反応が可能である。」と指摘したことがある。その第一は臆病な人間のやる方式で、つまり「不公正に頭を下げるか、あるいは逃げてしまう」。第二は「立ち上がって暴力的な抵抗をする」。ガンジーはこれは第一と比べ、まだましだと言った。第三について「最も良いが、しかし、最大の勇気を必要とする、つまりただ非暴力の方式のみを使うことである」と語った。
政府が自国の法律に違反した時、その国の憲法によって保護されるべき権利が侵された時、政府が国際条約、特に自ら批准した国際条約に違反した時、この国の人民としては、権利を行使するべきであり、更に適切な言い方をすれば、責任を持って法律を守るべきである。
事実上、平和的な抗争の歴史において、まさにヘンリー・ソロー(Henry Thoreau)、フレデリック・ダグラス(Frederick Douglas)、マハトマ・ガンジー(Mahatma Ghandi)、マーティン・ルーサ・キング(Martin Luther King)、ネルソン・マンデラ(Nelson Mandella)が教えたように、国家が法治に違反し、人類の権利を踏みにじった時、人民としては、その誤りを受け入れず、暴力的な抵抗を用いず、純粋な非暴力的な方式のみで抗争するべきである。
この恐怖と暴力により法輪功を迫害する政治運動は、明確な目標を持っている。「肉体を消滅させる」(すべての法輪功・真善忍の修煉を放棄しない人々を消滅する)。この過程で、江沢民グループは中華人民共和国憲法第35条に違反し続けてきた。この条項は国民が言論、出版、集会、結社、デモの自由を保障している。
江氏グループはまた中華人民共和国憲法に次の条項で違反している。第36条(宗教信仰の自由)、第37条(不法な逮捕・拘留から免れる自由)、第38条(個人の尊厳を持つ権利、誹謗中傷、でっち上げの罪名による告発から免れる自由)、第41条(政府の官吏の法律違反、汚職行為などを公に批判する自由)などである。
1998年、中華人民共和国は国連人権B規約《市民的および政治的権利に関する規約》に批准した。江氏グループはこの規約の第16条(基本的人権)、第18条(思想の自由、信仰、および良心の自由)、第21条(平和的な集会を行う権利)、第22条(結社の自由)に違反し続けてきた。実は1997年、中国は国連人権規約《経済的、社会的および文化的権利に関する規約》に批准していた。江氏グループは継続して警察法、刑務所法に違反し、刑事と民事訴訟における国民が有するべき基本的な権利(法輪功学習者が中国で公正な訴訟手続をする権利を含む)を侵している。
中国の法輪功学習者がテレビ放送ジャックにより真相を伝えた行為は、非常に勇敢で、尊い行為である。米国の法輪功学習者の弁護士達の代表は、これに対して喝采し、中国政府に法輪功への迫害を停止するよう求める。(明慧記者林易記)
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/11/23/89864.html)
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