日本明慧


安全と秘密:海外学習者のメールアカウントが侵入される問題について

 文/海外大法弟子

 【明慧ネット2004年11月13日】最近、私達の地区で私達が現在使っている全てのメールサーバーに対して全面的なチェックを行った。その結果、多くの学習者のメールアカウントのパスワードが盗まれていたり、アカウントが侵入され、深刻な秘密の漏れを招いたことが発見された。各地の学習者もいたり、一部は担当組の骨幹であったり、一部は大陸学習者と連絡があったり、当然普通の学習者もいた。一部のメールアカウントは長期に渡り侵入されていたが気づかれなかった。非常に重要な情報、例えば学習者の情報や佛学会の通知、政府への働き、学習者の救援情報など基本的に全て随時に盗まれていて、大法の仕事に非常に大きな損失をきたしていた。
 数ヶ月前、大陸の学習者が私達に告げたことを思い出した。公安局で働く彼らの友人が彼らにこう教えたと言う。彼ら公安は私達が法会で発表されていない文章をも含めた全ての体験文章を見られる、と。以前私はただこの言い方が可笑しいと思っていた。彼らが煙幕を放っているのではないかと思っていた。実際、私達の法会での文章は全て電子メールで伝達されている。今回発見された電子メールによる秘密漏れから見ると、彼らがこう言ったのも一理あった。

 皆さん昨年のアイスランド事件を覚えているでしょうが、私達はずっと考えていた。どうして、ほとんど表に出ないお婆さんを含めたそれほど多くの黙々としていた学習者がかれらの“ブラックリスト”に載せられたていたのか、と。かつて大陸に行って来た学習者はみな私達に告げた。国家安全局は彼らを尋問する時、彼らは私達学習者の全ての旅行計画を知っていると公言したと言う。これらは、私達の電子メールを盗んで得た情報ではないか?

 下記に一部の例を取り上げてみる。

 ある中国領事館の領事はテレビで、その地区の全ての学習者の情報を把握していると言いふらした。当時私たちは、どうして彼らが黙々としている学習者の情報まで知っているのか分らなかった。見たところ、スパイが情報を提供する以外に、電子メールによる秘密の漏れが重要な問題だそうだ。

 佛学会の通知は基本的に電子メールを使って、各地の補導站に転送される。各チームの電話会議の通知も同じく電子メールで送られる。私達の電話会議の番号、パスワードは随時に盗まれる可能性がある。電子メールによる秘密漏れにより、邪悪は私達の活動について良く知り、非常に簡単に私達を破壊した。

 私達が政府に関係する仕事をする時の詳細も全て知られた。例えば、大法月の活動に私達は一部の地区の数千人の政府役人に真相資料を郵送した。しかし、彼らの多くの人は既に中国領事館から大法を誹謗する資料をもらっていて汚染されていた。そして、私達が真相を伝えるのに多くの余計な困難を増やしてしまった。私達が獲得した褒賞はもらうべき数より大幅に少なくなってしまった。

 一部の学習者は他のメールアカウントのパスワードを自分の電子メールボックスに保存している。一旦自分のメールアカウントに侵入されると、更に多くのアカウントに侵入されることになり、ひいては一部のメーリングリストの管理者アカウントまで盗まれ、更に邪悪にこれらのメーリングリストに関連する特別案件対応を行う学習者の状況、内部交流を把握される便利を与えた。

 大陸に関連する活動、例えば真相資料の転送、学習者の救援などの情報は特に邪悪に注意されている。これらの情報漏れは大陸学習者の命を代価としている。多くの活動は往々にしてそろそろ成功に近い時に破壊され、多くの学習者が捕まえられ、一部は残酷に迫害され、一部は“転化”され、一部は命を失った。損失は痛ましかった。

 弾圧の始めから今日まで、安全問題はずっと問題であった。今回の事件を機に、私達はみな、一人一人真面目に考え、内に向けて探すべきではないか? これは一人、数人の問題ではない。一人がこの方面で問題を起こしたら、関連するのは全体である。多くの学習者は電子メールシステムが侵入された後、言う一つ目の言葉として「私のことはどうだろう?」、その次は「彼らはどうしてこれほど安全に注意しないか?」であり、その「仕事をする心」がまるで極めて強くなっている。そしてしかもみな他人が安全に注意しないと責めて、外に向けて探している。


(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2004/11/13/89038.html