母親の訴え:刑務所の虐待で下肢障害になったわが息子を返せ!
【明慧なネット2004年11月28日報道】吉林省徳恵市の法輪功学習者の孫遷さんは2003年12月18日に不法に12年の禁固刑を下されて、吉林第二刑務所に監禁されており、刑務所での残酷な体刑により足の筋が伸び切られて下肢に障害を残している。以下は孫遷さんの79歳の母親が、吉林第二刑務所に送った公開状で、息子の無実を訴え、直ちに無条件で釈放することを求めている。
吉林第二刑務所への公開状
吉林第二刑務所長、政治課長、教育課長、及びその他の各課、各管理区、各大隊:
私は、吉林省徳恵市法輪功学習者、孫遷の母親で、79歳の老人である。わが息子は2002年10月25日に長春緑園公安支局と徳恵市公安局の人に拉致されて、先ず長春鉄北留置場に入れられましたが、その後、徳恵市留置場に移送され、一年以上不法監禁された後に、2003年12月18日、徳恵市裁判所で不法に12年懲役の判決を下されました。収監されてから、法律の規則により、毎月一回家族が面会できるはずでしたが、過去の一年間に一回しか面会を許されませんでした。子供を奪われた母親として、私は息子のことが心配で堪
りません。
息子は刑務所に送致された時、すでに長時間絶食していましたので、入所時の健康診断で不合格、生命の危険があると言われましたが。法律の規則に従えば、この場合には収監できないにもかかわらず、警察が規則を無視して無理やりに息子を刑務所に入れました。聞いた話によれば、吉林第二刑務所に入れられた法輪功学習者は、すべて強制転化を受けなければいけないということでした。抵抗する人は、残虐な体刑を加えられるのです。これによって、既に数人の法輪功学習者の命が奪われました。それ故、吉林第二刑務所は人間の地獄と呼ばれています。
わが息子は“真善忍”の原則を堅持し、法輪功の修煉を放棄したくないということで、あなた達の暴力洗脳を受けました。聞いた話によれば、あなた達は針で刺したり、電撃したり、菱状の凹凸がある椅子の上に長時間座らせたり、甚だしいことにベッドに縛りつけて身体を極限まで引き伸ばしたりして法輪功学習者を虐待しているそうですね。あなた達の残虐な体刑により息子の足の筋腱が伸び切られたことを聞いた時、私は驚きと悲しみを押さえられませんでした。無実の人に対してこんなに残酷な手段を行うあなた達は、また人間性があるのですか?また良知があるのですか?どうやって手を下すことができるのですか?人間として恥ずかしくないのですか?
息子のことを振り替えてみると、彼は小さい時から、真面目で優しくて、勉強もよくできる立派な子供でした。大きくなってから国のために、毅然として従軍して、部隊で立派な成績により、奨励されて、三等功績を記されました。除隊した後、不良仲間の影響を受けた息子は、暴力を振って人と喧嘩するばかりで、家族の忠告にまったく耳を貸しませんでした。危険の崖ぶちから落ちる寸前に、彼は法輪大法に出会って、法輪大法を修煉してから、まるで生まれ変わったように喫煙、飲酒、喧嘩などの悪習を一掃して、常に “真善忍”の標準に従って厳しく自分を要求し、仕事場で仕事のために苦労を惜しまず、生活上に簡素になり、家庭の中では思いやりがいっぱいで、社会で謹んで法律を守るようになりました。それから二度と家族に心配を掛けることはありませんでした。法輪大法のお陰で彼は新しい人生が得られて、本当の素晴らしい人間に変わりました。このような素晴らしい人をあなた達はどうして転化させるのですか?
現在、息子の家には、7歳の孫を残して、嫁が迫害を避けるために家を離れています。もともと幸せな一家は離ればなれになりました。更に孫遷の兄は弟の無実を訴えただけで、でっち上げられた罪名により不法に労働教養されて、今でも労働教養所に監禁されているのです。
現在、残酷な体刑により身体に障害を残している息子は、依然あなた達に監禁されて迫害されています。このような人間性皆無の犯罪行為を、私とわが家族、および国内外の数千万の大法弟子と世界のすべての正義の人々は、決して許すわけにはいけません。犯罪者は必ず正義の裁きを受けなければいけないのです。そして、その日は、もう遠くありません。ここで私はあなた達に厳粛に訴えたい、「直ちに無実のわが息子を無条件で釈放しなさい」と。
大法弟子の孫遷の母親
2004年11月25日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/11/28/90198p.html)
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