悪事の露呈を恐れる大陸の施設
文/大陸の学習者
【明慧ネット2004年12月22日】この数年来、中国の労働教養所や刑務所に、不法拘禁されている大法学習者の多くは、修煉を放棄するといった「転化」を拒否した為に、度重なる虐待を受け命すら危険な状態に陥っています。そのような状態にも関わらず、解放せず、家族に知らせることも無く、医療設備による治療も受けさせないのです。亡くなるか、あるいは今際の際となってから、ようやく家族に知らせを出して、解放するかであり、そのような時では、既に会話も出来ず、字も書けないという状態であり、通常解放されても数日後には亡くなるのです。
なぜ服役中の学習者には、重病による一時出所の治療をさせないのでしょうか。その理由は 、「転化しない」ということによるのですが、「転化をした」ということが、重病による一時出所に必要な条件なのでしょうか。このような法律がどこに定められているのでしょうか。
実は、その理由は明らかであり、行動力を持つ学習者が、所内で行われている殺人などの犯罪行為を暴き出すことを恐れているからなのです。その為、信条の固い学習者に対し、労働教養所や刑務所は「転化」出来る者は「転化」させ、「転化」させることが出来ない者は、迫害を加え、命を奪い「火葬」し、あるいは、死を待つばかりという状態において解放しています。このように対処することで、所内における死亡者の数を減らし、殺人の罪を覆い隠し、その他の悪事が、露呈することがないようにする、という保証にもなるからです。これは、伝統的な共産党の「偽りと凶悪暴力」という手法から来た行為なのです。
皆様既にご存知のように、労働教養所や刑務所は、法律に反し、罪を犯した者 (迫害を受けている学習者は、皆無罪であり、法律に反しているわけでもなく、罪を犯したわけでもありません) を拘禁する施設であり、判決を下す権利も、刑を執行する権利も無いのです。このように学習者を迫害し、危篤状態へと陥れても、解放しないということは、明確に意図的殺害行為であり、かつてのアウシュヴィッツ収容所(ナチスは強制収容所をいくつも建設したが、そのうち殲滅を目的としたものが6ヵ所あった。アウシュヴィッツ収容所はポーランドにあって、その中の代表的な存在であった。)と何ら変わりはありません。
わたしたちは、世界中の人々が、中国の労働教養所や刑務所等で行われている、大法学習者への意図的な殺害行為に対して、関心を持つように呼びかけています。同時に、学習者の家族らに対しても、身内を迫害する警官の氏名と事実について調べ、その救出に良知と責任をもって力を尽くし、共に協力するよう呼びかけています。
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2004/12/22/91925.html)
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