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元助教授・張孟業さんが広州警察に不当に包囲され 救援を求めている

 文/広州大法弟子

 【明慧ネット2004年12月17日】法輪功修煉者張孟業氏は、「真・善・忍」の信念を堅く守っているため、地元の官吏にしばしば不当に連行され迫害されている。2004年12月13日、警察は張氏と妻の羅慕ランさんを連行しようとした。現在、悪警察とすでに四日間対峙しており、広く世の人々に関心を持つよう呼びかけている。

 法輪功修煉者張孟業氏は66歳、広州省電力工業学院の元助教授で、現在の中国国家主席胡錦濤氏と青華大学59級水利工程部で同級生であった。1999年7月20日、江沢民が公に法輪功の迫害を始めてから、張氏は不当に拘禁され、2年37日間の労働教養で、心身共に深刻な傷害を受けた。2002年2月10日、釈放された時、体重は35キロにも満たなかった。

 2002年5月17日午前10時、張氏と奥さんは再び公安に連行され、広州市黄埔区のいわゆる「法制教育学校」に送られた。強制的に洗脳され、正義も道理もない、暗い日々を体験した。

 自分の人権が深刻に侵害されたため、張氏は2004年10月12日、自分が迫害された詳しい実態を広州市人民検察院に告発した。しかし、「法輪功に関する事件は、すべて政府の行為である」、「『転向』の仕事をする時、予想外の傷害事件が起きるのは避けられない」などの理由で、彼の告発を受け付けなかった。現在悪いことをしてびくびくしている広州610オフィスの悪警官や被告人達は、自分の恥ずべき行為が暴露されないように、一部のいわゆる「上司」の指示の下で、張氏に再び迫害を加えようとしている。

 2004年12月13日、天河区の610オフィスと居民委員会の担当者が張氏の家に来た。張氏と奥さんはどうしても法輪大法の修煉を堅持すると表明し、自分が受けた迫害の実態を彼らに伝えた。彼らは直ちに張氏を連行しようとしたが、張氏夫妻は従わず堅く拒否した。

 12月14日、張氏は会社に出勤しようと家を出たところ(張氏はすでに学校を退職し、ある私営企業に勤めている)、意外にも住宅の入り口に車が2台停まっており、610オフィスの劉主任、洗脳班のリーダー曽氏と陳長毅、向かいのビルから私服警官が出てきて、張氏を連行しようとした。奥さんはこの様子を6階から見て、「610オフィスが良い人を連行しようとしている!」と大声で叫んだ。ビルに住んでいるのは皆教師で、その時大勢の人が集まって来た。6階のベランダには柵が無く、彼女が一歩でも前に出れば落ちてしまう恐れがあったため、610オフィスの官吏達は連行を中止した。しかし、その日以後、張氏らは家を出たことがなく、また610オフィスを始めとする者も誰も来ることはなかった。水道も電気も別に止められることはなかった。

 広州の大法弟子に呼びかける。このことをお互いに知らせ、皆が正念を持って正しく行い、高密度に、近距離で発正念し、電話、チラシ、手紙、インターネットなどを利用し、国内外の新聞等メディアに迫害現場を取材し撮影してもらうなど可能な方法で、国法を無視し、人間性を失った法輪功への迫害を停止させよう。邪悪な勢力が迫害を続ける限り、修煉者も行動を停止しない。つまり、悪人や堕落者をどこにも逃げさせない。
 
 われわれは張氏の親戚、友人、同僚にも立ち上がって行動するように呼びかける。国家公僕の名を掲げて、人々を迫害する腐敗分子から正義と公正な道理を取り戻し、われわれの親戚を救い出そう。

 われわれは国家主席胡錦濤氏にも呼びかける。彼が指導している中国大陸で起きている国家の法律や国民の人権が血生臭く踏みにじられていることに注目し、危難の状態にある張氏に救援の手を差し延べ、国と政府が人々の心情を深く理解し、観察し、民心に添うよう希望している。

張孟業氏の住所:広州天河区崗頂龍口東路157号601
〒510635
電話:020-87580920

添付1:人民検察院への告発が理不尽にも拒否された
——張孟業

  私は法輪功修煉者で張孟業といい、現在66歳、広州省電力工業学院の元助教授であった。1999年11月、理由不明のまま学校側から公職を解かれた。1999年7月20日、江××が命令して法輪功を公に弾圧し、残虐に迫害して以来、私の人権は深刻な侵害を受け、甚だしく踏みにじられた。

 今年3月、全国人民代表大会第十回二次会議で、「国家は人権を尊重し保障する」の条項が憲法に新たに書き込まれた。その後、胡錦濤書記と温家宝総理も「憲法に従って国を治める」と強調した。最高人民検察院は、今年5月から約一年を要して、全検察機関一斉に、全国の国家公務員が職権を利用し、人権を侵害した事件を厳しく調査すると宣言し、新聞やテレビでも「人権侵害を速やかに告発しよう」と宣伝していた。暫くは宣伝の声が大きく、実行されるかのように見えた。しかし、今年3月の「両会」(訳者注:全国人民代表大会の会議と全国政治協商会議)の前後に、広州市ではまた「真・善・忍」の信念を堅く守っている人、「転向」しない法輪功修煉者を逮捕した。広東省にも全国の各地でも同じ事件が発生している。

 真相を明らかにし、邪悪を暴露し、邪悪の犯罪を阻止するために、私は妻と共に9月中旬、初めて広州市人民検察院(以降は「市検院」と略称する)を訪ねた。しかし、その時は応対してくれず、告発センターの人は皆事件の調査と処理に出払っていると言った。一週間後、われわれが再び市検院を訪ねた時、姚検察官が応対してくれた。彼は私の話を聞き、法輪功は病気治療と健康保持に不思議な効果があるが、法輪功の「真・善・忍」に従って修煉し堅持したため迫害を受けたと聞いたことがある。姚検察官は、迫害された情況を詳しくまとめた告発資料を提出すれば、上司に報告すると言った。

 10月12日、私は告発資料を市検院に正式に提出した(詳しい内容は添付資料:私の人権が深刻に侵害された情況)。姚検察官は電話で知らせるから、返事を待つようにと言った。

 三日後の10月15日、私は姚検察官からの電話を受けた。私の告発資料を上司に報告し、返事を得たので、それを伝えると言った。大体の意味は、「法輪功の事はすべて政府の行為であり」、「人民代表大会常務委員会で既に決定した」、「法輪功とはどんなものかもう既に分析されている」、「政府も法律に従って処理する」、「『転向』の仕事をする時、予想外の傷害事件が起きるのはおかしくないだろう」、「受理することはできない」等等と言った。明らかに、これは姚検察官個人の意見ではなく、「上司」の返事を繰り返しただけである。このことは、われわれの人民政府の指導者達は法輪功問題について、相変わらず人々を騙していることを表明している。

 実は、私の告発資料を見て、人間性と理智のある人、少しでも良心のある人は、法律知識があまりなくても、私に不当な労働教養を科し、特に私をいわゆる「法制教育学校」に拘束し、洗脳するために絶えず重圧を加え、様々な暴力で残虐に迫害したのは、私の神聖な人権に対する最も野蛮な迫害と、最も深刻な侵害であることは、誰でも判断できるだろう! 私が知っているところでは、広東省高等人民検察院或いは広州市人民検察院でも、人権迫害で告発した法輪功修煉者は、皆私とほぼ同じ返事を受けていた。これらのことから、政府はわが国の人権状況を未だに改善する誠意が少しもないということが分かる。

 私が政府に希望するのは、人々の心情を深く理解し、民意を観察し、人心に添い、法輪功を正しく認識して対処し、これ以上人々を法律も知らない無能な者だと見なさず、人々をこれ以上騙して毒さないことである。人権問題についは厳粛に、率直で誠意をもって対処し、着実に人々のために事件を解決し、良いことを行う。表面だけの文章を作って人々を騙し、国際世論を騙しながら、裏では法輪功を引き続き迫害すれば、国と民族に無尽蔵の災難をもたらすことだろう。「天網恢恢、疎にして漏らさず」このことは必ず覚えておかねばならない。もし、間違った考えに固執して悟らず、独断専行するならば、将来法輪功に対する迫害の真相が完全に人々に明らかになった時、あなたたちは永遠に中国人に痛罵される歴史の罪人になるだろう! 法輪功迫害の決断者と参与者は、必ず宇宙に非情に淘汰されることだろう。

法輪功修煉者張孟業
2004年11月22日広州

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2004/12/17/91635.html