日本明慧
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文/アメリカ新しい学習者 【明慧ネット2004年12月23日】先週、私は数名の同修と共に師父の『転法輪』第七講を勉強しました。師父は第七講で抜歯の物語を教えてくださいました。実際、私はこのようなことを自分で経験し、自分の目で見たことがあります。 最初に『転法輪』を読む時、ひとしお親しみを感じ、法の勉強後、無心にみんなにこの経験を語りました。それは20数年前のことです。中国では改革開放を始めたばかりで、街頭には所謂“フリーマーケット”(国営の商店以外に、一部の人が自分の生産物を売ります)ができました。然し、当時、まだそれほど完全に自由ではなく、二、三日に一回公安或はピケ隊が整理に訪れました。私はその時、まだ若く、家にはおばあさんがいて、既に八十数歳になっておりました。しかも脚が折れていましたので、ずっとベッドで寝たきりでした。当時おばあさんは歯が痛くて堪らなくなり、家族全員があらゆる方法を尽くしても、治療できず、病院の歯医者さんを往診に招いて、歯を抜く方法しかありませんでした。然し、これほど年を取った老人に対して、麻酔をし、きりを使うことは誰も敢えてやれませんでした。責任を負えなかったからです。このことはこうして延び延びになり、年を取ったおばあさんは苦痛に絶えられなかったのです。 ある日、偶然に、私は退社して家に帰る途中、フリーマーケットを通っていると、地方から来た人が道の辺に座っていて、彼の前の露店には:“無痛抜歯、祖先伝来の秘法、麻酔剤を使わず、注射せず、血が出ず、痛みがない”と書かれていました。それをみた私は、心が動いてその人にどのようなことかと聞きました。家に帰ってから舅と姑に相談すると、みんな彼に来てもらって試したほうが良いと言いました。そのようなわけで、私の舅がその人を連れて来ました。みなおばあさんの部屋に集まり、私達はもう一度、その人に自信があるか聞きました。おばあさんは年を取っていて、体が弱っていたからです。その人は答えず、ただ笑いながら頷きました。彼は暗い綿入れの上着と綿入れのズボンを身につけていて、まるっきり農民の姿でした。私も彼の発音をはっきり覚えておりません。ただ彼がタバコを吸いながら、とても小さい黄色のビンを取り出し、その中の水薬をおばあさんに口に塗ったか、それともどうしたかはっきり覚えていません。ただ暫く経つと、彼が吸い残した吸い殻でおばあさんのとても大きな、根が付いた歯を押し倒し、本当に血が出ず、おばあさんも痛みを感じませんでした。その時、みんなぼうっとして、何を言っていいのかわからず、舅が彼に5元を渡したことを覚えています。これは当時すでにとても大きい金額でした。(当時私の月給が33元でした。) これほどの不思議さを目にしたので、それから私は漢方に対して大変な興味を持つようになりました。その後、私はまたフリーマーケットに行き、彼に水薬を求めるつもりでしたが、その人は既にいませんでした。伝え聞いた事によると巫術医とされて整理されたと言うことでした。これは私が自ら体験したことです。永遠に私の記憶の中に刻まれていて、今日皆さんと分かち合うために述べました。 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/12/23/91992.html) |