日本明慧


正念を持って牢屋から同修を救出した体験

 文/吉林大法弟子 金生

 【明慧ネット2004年12月31日】最近、法を正す過程が進み、他の空間での邪悪の要素が大量に取り除かれるにつれて、我が地域で不法に捕まった大法弟子は全体が協力することにより救出され、一部の大法弟子が正念を持って派出所、看守所、労働教養所、刑務所などから逃げ出してきた。

 大法修煉者として、われわれが正しく行う時、大法の不思議な力は現れてくる。

 しかし、迫害された大法弟子が正念を持って出た後、冷静に心を静めて法を勉強し、自分に存在する問題を分かるのだろうか。正法修煉の中で自分の執着を見つけ、絶えず自分を修め、今後の修煉の道を正しく歩けるのだろうか。

 次は二つの例と個人の認識であるが、同修に参考になるだろうと思って書いた。間違ったところは慈悲により指摘してください。

* 早速明慧ネットで迫害を露呈し、大法弟子李紹鵬と夫の母孫麗?は一ヵ月後釈放された。

 2004年11月24日、吉林市28歳の大法弟子李紹鵬と58歳の夫の母孫麗?が家から吉林市豊満区泰山路派出所に不法に連行された。11月28日、家族は李紹鵬の4歳の息子を連れて派出所に行き釈放するよう要求した。泰山路派出所所長は3人の警官に指示し李紹鵬の兄(修煉しない)を殴らせた。3人の悪警官は彼を打ち倒して殴り、彼の病気が再発した。副所長はお金でこのことをおさめようとしたが、暴力を加えた警官は謝罪しようとしなかった。家族はずっと関係部署に行き解決するよう要求した。

 地元の一部の大法弟子はこのことを知って、直ちにその派出所と関係部署の電話番号、暴行を行った警官の名前、犯罪事実と物証(破れた着衣)などを調べ明慧ネットで発表し、更に多くの大法弟子は発正念して加持した。国内海外の大法弟子は、すぐあの派出所と関係部署に電話して真相を説明した。派出所から漏れてきた情報によると、台湾を含む多くの国の大法弟子から電話が来たそうである。もっと貴重なのは、こんなに邪悪な環境にある大陸、北京の大法弟子からも直接電話が来たので、邪悪を非常に大きく震え上がらせたそうである。同時にこのことから全世界の大法弟子の大いなる力が現れていることが判る。

 悪警官達は、全世界の正義の声の前で、自分が道理に背いていることを覚悟し、皆責任を逃れようとした。28日後、大法弟子李紹鵬は無罪で釈放され、夫の母孫麗?は不法に一年間の労働教養を受け、黒嘴子労働教養所に送られたが受け入れられないため家に戻ってきた。

* 全体の協力により救出し、常人の法律に頼り過ぎず、大法弟子は正念を持ち正しく行って家に帰る

 吉林市江北大法弟子於文忠は、2004年12月4日、列車の中で大法を読んでいる時、列車の警察に捕まえられた。彼は吉林市鉄路看守所に監禁され、家族の面会まで悪警察に不許可になった。

 地元の大法弟子はこのことを知って、まず法に則って交流した。皆が認識したのは、吉林市の多くの地域では真相を伝えることをよく行っているが、於文忠が列車の中で大法の本を読んでいる時鉄路看守所に捕まったのは、われわれが鉄路部門に対して真相を良く伝えていないからだと認識した。大法弟子は鉄路部門に関係ある電話番号、関係ある人の名前、鉄路看守所の具体的住所などを集めた。

 翌日、数人の大法弟子と家族が吉林鉄路公安に行って彼を釈放するよう要求した。公安所の人は最初は態度が悪く、しかも於文忠を裁判に掛けると言った。大法弟子は彼の言った事に動揺せず更に真相を教えた。後になって態度が変わり、家に帰って処理結果を待つように言った。

 大法弟子と家族は、拘束されている大法弟子は何の罪もないのに、われわれが何もせずに待っていれば、邪悪はずっと大法弟子を迫害するに違いないだろうと認識し、われわれは積極的に真相を伝え、邪悪を取り除くべきだと認識した。彼らは全市の大法弟子と共に発正念して、邪悪の要素を取り除き、同修を加持するよう知らせた。能力がある同修、条件がある同修は関係ある部門、関係ある人に真相を伝えた。一部の大法弟子は関係ある法律を探した。多くの大法弟子は鉄路看守所付近に行って近距離で発正念した。

 続いて大法弟子と家族は、数回も吉林鉄路公安処に行って彼を釈放するよう要求し、常人の法律を持って真相を伝えた。警官達はだんだん大法の真相が分かってきた。しかし、於文忠を釈放することは不可能であり、法輪功に対する政策は「国家が決めた」と彼らは言った。

 大法弟子は道理を言い、法輪功を迫害するのは多数の国民の願望ではなく、独裁者江××と少数共犯者の個人の意志だと警察に教えた。最後に警察は「判決がでてから、弁護士に頼んで控訴してください」と言った。当時一部の大法弟子は、われわれが同修(親戚)を救出する過程において、常人の法律を利用して真相を伝えるだけで、完全に法律に拘れてはいけないと認識し、判決が出てから控訴するのは、ある意味では邪悪の迫害を認めているのに等しいと認識した。

 正法時期の大法弟子として、われわれは旧い勢力の按配をすべて否定し、大法はすべて不正なものを正し、それには人類の歪んでいる法律も含んでいる。続いて大法弟子と家族は自ら弁護士の役割をし、直ちに上告書を書き、拘束されている大法弟子は良い人間になりたいだけで、如何なる法律にも違反していないと述べ、しかも無罪釈放を要求した。大法弟子全体の協力の下で、上告書を書いた次の日、つまり2004年12月20日に大法弟子於文忠は無罪釈放された。

* 出発点を正し、自分を絶えず修め、冷静に理知的に法を証明する

 2002年の後半から今まで、大法弟子の共同努力により、地元の正法環境はだんだん良くなり、迫害程度も弱くなってきた。ざっと統計してみたところ、一年間に不法に捕まえられた数十人の内、半分以上の大法弟子が正念を持って牢屋から出てきた。これは地元の大法弟子を大きく励ますことである。多くの人は大法の不思議さ、超常さを見て、更に多くの大法弟子は出てきて法を正すことに参与している。

 一定時期に、地元の民衆に地元の邪悪をさらに広く伝えるにつれて、邪悪の人は行動を収め、止めた人もいた。このような環境の中で、われわれは更に理知的に大法の真相をすべての縁がある人に伝えるべきである。

 大法修煉者として、師父はわれわれに法を証明し、真相を伝えて衆生を救い済度する神聖な史命を与えてくれた。旧い勢力の目的は衆生を壊滅することで、法を正すにおいて大法と大法弟子に魔難を増大したため、世人を救い済度する困難が大きくなった。このような状況で、大法弟子の一念はなおさら重要である。師父もお話したが、真相を伝えることを邪悪は反対することが出来なく、大事なのは大法弟子の心理状態が旧い勢力に隙をつかれないことである(元の話ではない)。

 如何なる状況でも、社会の形勢がいかに変化しても、われわれがはっきり認識しなければならないのは、この巨大な困難は他の空間での邪悪な要素が作り出したものであり、人が作り出したのではない。だからわれわれは邪悪に如何なる幻想をもしてはいけない。黒手と卑しい鬼はずっと虎視眈々とわれわれを見ているので、われわれはいつも大法弟子の要求に従って、「理性を持って大法を証明し、智恵を持って真相を伝え、慈悲を持って法を広げ、人々を救い済度する。これすなわち覚者の威徳を築き上げているのである。」(「理性」)このようにしてこそ、初めて正法修煉の道を正しく歩ける。

 不法に逮捕された多くの大法弟子は、事故が起こる前にほとんど正しくない状態が現れ、行うべき三つの事の中に、一つ或いは二つしか行わなかった。一部の同修は正念を持って刑務所から飛び出てきたけれど、心を静めてまじめに自分に向かって原因を探さず、正念を持って飛び出てきたことを同修と交流する主題とし、修煉者の自分に向かって探し、心性を向上することを無視している。一部の同修はこれをもっと戒めとして、落ち着いて法を勉強するのではなく、皆に褒められてだんだん自分を修正しなくなる。一部の同修は大法のためにいくら仕事をしたのかを修煉者を評価する判断基準とし、修煉の実質(心性が高ければ功も高い)を無視し、再び迫害される。

 師父は宇宙中のすべての衆生を済度しに来ており、われわれ大法弟子は世間で衆生を済度する過程において、皆重大な役割をしている。大法弟子が迫害されることは実は衆生の損害である。われわれ大法弟子は法を正す過程の一つの粒子であり、われわれが正しく歩んだ道は未来の世人の参照になるだろう。だから、われわれは正法修煉の過程において必ず基点を正し、時々刻々自分を修正し、法を証明し、衆生を救い済度することを根本的目的とし、私心、恐怖心、自分が執着する心などを取り除かなければならない。心からいつも衆生のことを考え、最後に無視無我、他人のことを先に、自分のことを後にする正覚に修煉し、完全に新宇宙の基準に同化し、衆生の期待に背かずに、われわれの先史願望を果たす。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/12/31/92528.html