中国の法律を利用して衆生を救い済度する
文/肖寒
法理から学んだ通り、中国共産党やその一切は所謂大法をテストする為に、旧勢力が注意深く按配した。その法律も例外ではない。江政治集団と共産党は大法と大法弟子に対する迫害において共謀し、互いを利用し合った。彼等は法律を迫害の為に利用したが、法律に従うことは決してしなかった。
五年来の迫害において、共産党は大法弟子達を拘置し、残忍に拷問し、精神的にも虐待した。大法弟子は法的弁護の権利を剥奪された。起訴した弟子達は不法な判決を受けた。知らぬうちに一部の同修は、このような観念を形成した: どうせ共産党は法律を守らない、彼等と法律を講ずることは出来ない、だから法的手続きをする意味はない。しかしながら、中国の法律も、海外の法律のように、大法弟子が眞相を伝え、衆生を救う為に利用することが出来る。
2004年11月の明慧ネットの報道に基づくと、中国において241名の大法弟子の家族達は最高検察院、司法部、及び湖南省高級検察院と各級検察院に手紙を送った。手紙は彼等の親族が湖南省の赤山監獄の副監獄長、Zi Wei の配下の無法な看守の手によって、残忍は拷問を受けたことを暴露する為に送られた。署名人達は、中国の刑法、労働法、監獄法に基づき、拷問に責任のある看守達を処罰するよう強く要求した。幾日かの後、更に7名の家族達が、勇敢にも手紙に署名したと報道された。12月には明慧ネットが、更に76人の家族が署名したと報道した。署名した者は合計324名となった。
他人を治める為の法律が、自分に返ってくるとは思ってもみなかった
実は1997年3月22日、師父は早くもニューヨークでの説法にて言った、
"最後には法律は出口を失わせます。法律を制定する人達は、皆他人を規正したいのです。彼等はその法律が次には自分に返ってきて、自分達をも規正するという事を考えても見なかったのです。人類は自分達が自分達の為に制定したものの為に、苦しんでいるのです--- それが道理ではありませんか? ですからあなた方は、ゆがんだ社会の観念の潮流に乗ったり、波を押したりするべきではないのです--- '常人はこのようにやりたいので、私達も従いましょう。' --- だから私達は常人と同じようにしてはいけないと私は言うのです。常人はこのような事を見ることが出来ません"。(非公式訳)
邪悪は法律の名義を借用して、迫害を進行させる為に、大法と大法弟子に対する非難を偽造した。これは邪悪因素によって生じたのである。邪悪因素が除去されれば、中国の法律が"返って来て" 邪悪達を罰するだろう。常人はこの点が分からない。彼等は共産党がまだ力を握っており、法律を利用して、大法を迫害していると思っている。法を正す弟子達よ、私達はそれをこの様に見てはいけない。私達はこの按配全体を、法を証明する為に否定しなければならない。私達は邪悪が制定した法律を、邪悪を窒息させ、眞相を伝える為のものに変えなければならない。
衆生に法律について語り、法に邪悪を制裁させる
迫害が始まってから五年以上もの間、警察、訴訟代理、法廷は大法の迫害に利用されて来た。これらの組織に居る多くの人々は、まだ大法とその迫害いついての眞相を知らない。彼等の頭はまだ邪悪の嘘で満ちている。法を正す過程が進むにつれ、背後の邪悪要素は束ねて除去されている。だからこれらの人々に、大法の眞相を理解する機会を与えることは特に必要である。
中国で迫害を受けている無数の大法弟子は、皆法律を守る市民である。法律は彼等を保護するべきである。しかしながら過去幾年間、彼等とその家族達は、厳しい迫害に苦しんで来た。生命を失った者もいる。大法弟子或いはその家族の者が、事実をもって法的手続きをとり、賠償申請を提出し、見せかけ裁判の再審を要求し、民事訴訟や刑事訴訟を起こすなら、邪悪を暴露し窒息させるのみか、これらの手続きに関係する人々が眞相を理解すること、そして眞相を広めることの助けとなるだろう。
全人民を迫害に反対する方向へ向かわせる方式
師父は、"2004年米国西部法会での説法" の中で言った、
"世の人々はますます知るようになって来ています。人々は自分から進んで眞相を知ろうとやって来たり、自分から進んで法を学ぼうとやって来るようになります。そのようなことが、そろそろ起ころうとしています。そして中国においては、全人民が迫害に反対しようと進み出て来ます。" (非公式訳)
申し立てや訴訟を起こす時には、様々な組織の迫害参与者が関係する — 職場、隣人、派出所、公安局、拘置所、労教所、監獄、精神病院、等々。法律による制裁に臨む時、明確に邪悪を暴露し、迫害に反対することによってのみ、彼等は未来への希望と引き替えに、過去の犯罪から救われることが出来る。もしも一時的に結論が出なくとも、悪人達は被害者たちが罪悪を追究していることに気付き、そのことは邪悪を窒息させることとなる。
もしも更に多くの大法弟子やその家族達が、湖南省の赤山監獄の悪人達に対する訴訟のような行動を起こし、更に多くの大法迫害の犯罪人に対して訴訟を起こすなら、全人民が迫害に反対するよう促す、重要な方式となるだろう。
眞相を伝えることを堅守し、衆生を救世済度する基点
師父は新経文 "法を正す中で必要なのは正念であり、人心ではない" の中で言った、"それならば、あなたは一体何のために修煉しているのでしょうか? 人類社会で何かを達成するためでしょうか? 中国になにかを達成するためなのでしょうか? 大法弟子のこの世での人間としての一面のためなのでしょうか? 私は人類社会で何かを成し遂げるために法を説いたのでしょうか? 皆さんが修煉の中で神に向い、認識が徐々に人間を越え、生命の圓満成就と昇華という目的に達するために、私は皆さんを導いているのです。"
法を正す大法弟子として私達は、単に自分の痛苦を軽減する為に、迫害に反対するのではない。中国の法律を利用して、申し立てをし、訴訟を起こすことは邪悪を罰し、公正な扱いを獲得する為に行なっているだけでなく、衆生を慈悲をもって救い済度したいからである。
これは修煉であるので、私達は申し立てや訴訟の結果には執着しない。このことを成すにおいて各弟子の路は異なる。それと同時に眞相を伝え、衆生を救い済度するという基点は、私達全てにとって不変である。
2005年1月20日
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/12/6/90816.html)
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