日本明慧


私の娘(開心ちゃん)は悲しんでいる(写真)

 文/黄国華 

 【明慧ネット2005年2月25日】私の娘の幼名は開心、正式の名前は黄穎と言う。彼女は、広州の警官に迫害されて死亡した 湘大法弟子の娘である。生後3ヶ月で母親と離別し、1歳半の時に永遠にお母さんを失った。この事は、彼女の幼い心に深い傷跡を残した。

黄穎ちゃんが写真に口づけて、お母さんを思っている

 たくさんの大法弟子の助けにより、私の娘は2004年12月10日、タイのバンコクに来ることができ、久しく別れていた父親と一緒になることができた。バンコクでは難民として認定された。

 私は全力を尽くして娘を幸せにすることを誓い、やっと一緒になれた喜びを感じ、安心していた。ところが、娘は毎晩ずっと泣き続けた。私もどうしてよいか分からず、彼女を邪魔している邪悪に妨害されているのだと思い、彼女に向かって正念を発していたが、しかし効果はよくなかった。彼女は依然泣き続けた。彼女の泣き声は一般の子供の泣き声とは違っていた。子供は普通大きな声を張り上げて泣くものだが、黄穎は全力で自分の泣き声を抑圧し、苦しそうに泣くのである。 

 “開心、お母さんが恋しいの?”と私は聞いた。開心は急に声をはりあげて泣き出した。“私はお母さんに会いたい!他の子はお母さんがいるのに、私にはお母さんがいない!私はお母さんに会いたい!お母さんが欲しい。お父さん、私はお母さんを覚えていない……お母さんの顔を覚えていない......” 私達親子は抱き合って、大声で泣いた。

お母さんは広州市天河区の610オフィスの悪者に迫害されて死に至った お母さんとお父さんの黄国華

 世界中の平和を願う皆さん、これが中国共産党が広く宣伝している、いわゆる“中国における人権が最もよい時期”の真相だ。しかし現在でも、中国では法輪功学習者たちに対する気違いのような迫害が続いている。私はこの手記が中国共産党の邪悪な本質をはっきりと暴露することができることを望んでいる。そして皆さんが私達と共に、中国共産党の暴力行為に対し厳しく非難すれば、この6年近く続いた残酷な迫害を終えることができるのである。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/2/25/96145.html