日本明慧
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文/ドイツの大法弟子 軽舟 【明慧ネット2005年2月25日】2005年2月21日から24日の間、EUはフランスストラスブール(Strasbourg)で会議を行いました。会議は、今年の3月ジュネーブで開かれる予定の国際人権会議においてのEUの決議を討論しました。 22日ヨーロッパ法輪功学習者たちは、ストラスブールのEU議会ビル前に集まって、「残虐な体刑実演展示」と功法の実演を含む一連の請願活動を行いました。そして、中国共産党が5年に渡って尽きることなく、法輪功学習者たちに加えてきた迫害事実をEUと全世界に指摘しました。特に、最近更に法輪功学習者に対する不法逮捕、不法監禁、迫害により増え続ける死亡者数から、その迫害の手段の残虐さを物語っています。この迫害は、いまや世界の範囲で広がり、中国の旧正月を前後にして、世界各地の法輪功学習者たちは、中国共産党からの迷惑電話にかき乱されました。EUは民主、自由と人権の立場から、法輪功に対する中国共産党の迫害事実に関して、あるべき反応を示すべきです。 今回の活動に参加した法輪功学習者たちは、それぞれフランス、スイス、ドイツとデンマークから来ました。彼らは、天気がいくら寒くても、寒風と雪に身を包まれながら、他の請願団体の早期撤退にもかかわらず、法輪功学習者たちは心を動じることなく、ビルの前で請願活動を続けました。パリからの学習者たちは、夜中の1時出発で午前8時にやっと到着しました。彼らの中の多くの学習者は、年配の方でしたが、横断幕を挙げて、真相資料の配布や煉功動作の実演など遜色ない行いを見せました。 「残虐な体刑実演展示」の隣に、中国、英、フランス、ドイツ語で書かれているスローガンは、いま中国でこれだけ残酷な迫害が起きていることを人々に呼び掛けています;真相説明の絵と写真は、世界における大法の広がりと法輪功に対する中国共産党の迫害事実を生々しく表現しています。「法輪大法は素晴らしい」と書いてある横断幕の下には、静かに煉功している学習者たちがいました。これらすべては、人々の注目を引き付け、通行車両の多くの人が窓を開けて、真相資料を求めました。EUに見学に来ている人々も、展示ブースの前で学習者たちと交流しながら、注意深く「残虐な体刑実演展示」を観覧しました。 学校帰りの多くの生徒たちは、遅れまいと先を争いながら真相資料を求めました。豪華な服装をしたある男性一人がEUビルから出てきて、「残虐な体刑実演展示」をやっている学習者の手を取って、彼女にお金を渡しました。法輪功学習者は、彼に感謝の気持ちを伝えながら、お金を受け取ることは出来ないと教えました。彼の気持ちは有難く、彼が道義上でより積極的に法輪功を支持してくれることを、彼女は心より願っていました。 受刑役を演じた何人かの法輪功学習者たちは寒くて、ずっと震えていました。女性学習者一人は「国内の学習者たちのことを思うと、彼らの状況は本当に容易なものではありません。彼らと比べたら私たちのこのくらいの困難は余りにも耐えやすいものです。ましてや、私の顔の傷は全部化粧したものなので、彼らのことに思うといくら辛くても、いくらきつくても最後までやり続けます」と、言いました。 かつて北京で不法にも逮捕されて2年近く拘禁されたことのあるドイツの法輪功学習者熊偉もストラスブールに来て、彼女は自らの経験を持って、EU官吏に法輪功に対する中国共産党の迫害の犯罪事実を暴き出しました。 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/2/25/96109.html) (英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2005/3/3/58098.html) |