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山東省の教師・李徳善さんが王村労働教養所の迫害で精神異常になり死亡(写真)

 【明慧ネット2005年2月24日】山東省徳州市の教師で法輪功学習者の李徳善さんは、王村労働教養所で警官により睡眠を奪われ、酷く殴られ、吊るし上げられ、水や酒を強制的に注入されるなどの虐待を受け、また強制的に洗脳された後、精神異常に至り、2002年8月、冤罪が晴れないままこの世を去った。やましいことをした警官らは後ろめたく、慌てて会議を開き、李徳善さんの死亡は労働教養所とは如何なる関連もないと宣言した。

法輪功学習者 李徳善さん

 王村労働教養所の警官らは李さんに対して様々な酷刑を行なった。情報によると、警官は李さんに修煉を破棄させるため、ユダを指図して狂ったように虐待した。ユダらは李さんの両手、両脚に手錠をかけ二つのベッドにそれぞれ固定した後、力を入れて両側に引っ張った。引っ張られて体が引き裂かれるようになり、その苦痛はこの上ないものだった。ユダらはまた三本の瓶に湯を入れて紐で縛りつけ、その紐を持って李さんの頭の上に置き、頭が少しでも動くと火傷するか、瓶から湯が飛び跳ねて出るようにした。
 
 李さんは“半飛”という酷刑を受けたことがある。“半飛”とは警官が法輪功学習者の両手を真っ直ぐ上に引っ張り、立てかけた鉄のベッドに手錠で固定し、体を半分中吊りにし、つま先が僅かに床に届いているという状態での虐待方法である。李さんは半月も“半飛”の酷刑を受けた。また警官とその共犯者らに強制的に酒を注入された。「厳管」(ごく狭い監房で、閉じ込めて虐待するのが目的。「小号」より少し広い程度)、「隔離」など独房に閉じ込められ洗脳された。毎晩二時間の睡眠しか与えられず、常に一時間もびんたを食らわされた。この状態が半年も続いた。
 
 警官の単業偉と梁俊嶺は法輪功学習者に睡眠を与えず、電撃棒で電撃したり、強制的に食物を注入したり、その外にも、針金で編んだ刑具“厳管腰掛け”を作り出した。李さんはこの刑具により迫害され死亡した。

 警官は李さんを長期に亘りこの“厳管腰掛け”に座らせ、睡眠を奪い、ユダらは交代で厳しく管理し、姿勢が少しでも崩れると殴打した。

 李さんは体を痛めつけられる以外に、精神的にも迫害は更に深刻だった。警官は事前に大法を中傷する言葉を用意して李さんに教え、長期に亘り睡眠を与えず意識がぼんやりした状態で、それを言わせて録音し、その後眠らせた。李さんが目覚めてから、警官はみなの前でその録音を聞かせ、それを認めないと警官は再び睡眠を与えなかった。李さんの意識が朦朧とした時、また大法を中傷する言葉を覚えさせ、録音して、みなの前で聞かせた。

 肉体的、精神的な二重の迫害の下で、李さんは精神が異常になり、苦しみの中で涙を浮かべたまま死亡した。年老いた両親と孤独な妻、未成年の子供を残したままこの世を去った。
 
 李さんに対する迫害の中、ユダ・李叢林は一層あおり立てた。警官に李さんの状況を報告し、李さんの弱点に対して、絶えず迫害手段を変えた。労働教養所を早く出たいために、李叢林は自分の妻(大法弟子)を労働教養所に騙して連れて来て、強制的に洗脳を行い、彼女に自分が大法資料を作ったと言わせた。当地の法輪功取締本部は彼女が家に戻れば、仕事を按配すると騙した。実際は彼女に九年の労働教養を科し、刑務所に送った。李叢林はこのことを聞き、激しいショックを受け、法輪功取締本部は信用を守らないと大いに罵った。
 
 残忍非道な手段を利用して王村労働教養所で法輪功学習者を迫害した主な警官は:
 趙永明、鄭万新、単業偉、張波、梁俊嶺、羅光栄、孫豊俊、王新江、李勤富、劉林、劉国偉などである。李徳善さんが迫害されて死亡して間もなく、労働教養所は第十大隊を無くし、もとの四つの大隊から三つの大隊に編成しなおした。即ち、第九大隊、第十大隊(もとの第十一大隊)、第十一大隊(もとの十二大隊)に編成した。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/2/24/96047.html