睡魔を取り除く
文/大陸大法弟子 円容
【明慧ネット2005年3月3日】私はすでに半年も睡魔に邪魔されていました。特に最近の二ヶ月はとても酷かったのです。正念を発し始めると眠くなり、立てた掌が倒れても分からず、とても悩みました。正念を発する前に、いくら決して寝てはいけないと決心していても、目を閉じて、掌を立てると寝てしまいました。いびきをかく時さえありました。これらの状況に対して、仕方が無いと思いながらも、悩んでいました。仕事で疲れているのでしょうと言ってくれる学習者もいましたが、私は法に基づいていないと思い、眠くなるのは、決して疲労のためではないと思いました。内に向けて探してみると、法の勉強が不足しており、怖れる心も重かったということが分りました。また、私心も多く、知らない学習者が迫害されていることについて、無頓着でした。しかし、睡魔が生じる根本的な原因は、見つかりませんでした。
『転法輪』を読む時に、一度ぼんやりしましたことがありました。ふと目が覚めると読んでいたページに“邪魔”と言う大きな文字が現れていました。驚いて、さらに詳しく見ようとすると、そのページには“邪魔”と言う二文字はありませんでした。これは師父が、睡魔の邪魔を取り除くようにヒントを与えてくださっている、と思いました。しかしながら、いかに取り除くかということについては、具体的には分かりませんでした。
今日の午前中、正念を発する際、突然“困”(中国語、KUNと読む。眠気の意味)は“口”と“木”により組成され、“MIE”(中国語、日本語の滅と同じ意味)は“一”と“火”で組成されたので、“木”は“火”を恐れ、“火”に出会うと燃えてしまう、と言うことがはっきりと分りました。また “MIE”は必ず“困” (KUN)に打ち勝つと信じ、心の中で、この“MIE”の“火”が“困” (KUN)の“木”を燃やすと思いました。“火”は“困”(KUN)の心臓に当たったようで、まさに“困”(KUN)に、致命的な打撃を与えました。それから“困”が再び私を邪魔することはありませんでした。朝4:50に起きても、一日中ずっと眠気もなく、半日の内に『転法輪』を三講読むことができました。定時に正念を発する時も、眠くなることはなく、はっきりと正念を発することができました。真に法の威力を体得しました。
これは、私個人の当時の状態で得た悟りと体得にすぎませんが、皆さんも受益することが、できるかもしれないということを念頭に置いて、書きました。正念を発する時の要領については、必ず師父の経文と明慧ネット編集部の通知を参考にすべきでしょう。
(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2005/3/3/96489.html)
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