日本明慧


父に《九評》を読んであげた

 文/大陸の大法弟子

 【明慧ネット2005年2月28日】99年の迫害が始まってから、私の父は中国共産党の邪悪な宣伝に毒害され、家族が迫害に遭うことを恐れ、大法を反対し始めました。大法と師父を反対する不敬な言葉をたくさん言い、大法の話が出るだけで怒り、真相を知ろうともせず罵っていました。父が大法に対して罪を犯すことを避けるために、私は彼に真相を説明することを放棄し、彼が大法と師父を尊敬しない言葉を少なくすることだけを望みました(当然そこには私の取り除かなければならない執着心があり、同時に正念が足りないことを表しているのです)。

 『共産党についての九つの論評』が発表された後、私の心の中には父を救おうという希望が芽生えました。私は『九評』を父に読んであげました。まず、『共産党とは一体何物かを評する』、『中国共産党はどのようにでき上がったかを評する』、『中国共産党が民族文化を破壊したことを評する』、そして、『中国共産党の暴政を評する』、『中国共産党の殺人の歴史を評する』、『中国共産党のならず者的本性を評する』を読み上げて父に共産党の本質を知らせようとしました。

 父は数十年間共産党支配の下にいながら、自分で見たこと、聞いたことから『九評』の内容を認めました。そして、この数編の文章は真実であり、系統的に中国共産党を論評していることを認めました。その後私は『共産党が宇宙に反することを評する』、『中国共産党の邪教的本質を評する』を彼に読んであげて、中国共産党の他の空間での邪悪な本質を認識させました。前の文章を通じて共産党に対するはっきりとした認識が出来た父は、後の文章について受け入れ易くなり、前の『八評』まで聴いてそれを認め、私がまた『九評』を全部読み終えていなかったことに気がつくと、最後の『第九評』を急いで聞きたいということでした。そこで私は、全ての『九評』の文書と録音ファイルを父に渡して、彼に最後の『江沢民と中国共産党が互いに利用しあって法輪功を迫害していることを評する』を自ら聞き、自ら読むようにしました。

 今回、父は迫害の真相を知ってから沈黙を保ち、大法を罵る言葉を口に出さなくなりました。私は父の変化を見て、父の心が大きく打たれたのだとことに気がつきました。私はこの機会に通じて彼に焼身自殺の真相と迫害の事実を説明しましたが、彼は私の話を断つことなく全部聞いてくれました。最後に、父は私に、「共産党が法輪功を迫害することは間違いだ」と言いました。

 私はほっとしました。『九評』は父にもう一度機会を与えてくれ、彼が徹底的に共産党を見分けて、大法を正しく認識するようにしてくれたのです。私は以前から家族に向けての真相説明が足りなかったのですが、慈悲なる師父はまた世の人々が救われる機会を与えてくれました。『九評』は根本的に世の人々が受けた邪悪による毒素を一掃しました。邪悪の要素が絶えず消滅される中で、益々多くの人々が真相説明を受け入れるようになりました。

 私は自分の情況と父の性格に基づいて、父に『九評』を朗読してあげる過程で、父に真相を理解してもらい、最終的に父を救うという目的に達したことを書き出したのは、同修者達の真相説明に参考になることを望んでいるだけであり、決して私の方法を勧めているわけではありません。この機会に、互いに励まし合い、知恵を持って真相説明が出来ることを望みます。

 もし、何か不足や誤字・脱字などがありましたら、ご遠慮なく教えて下さい。


(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/2/28/96304.html