カナダ首相は中国を訪問して、人権の改善を呼びかけた
【明慧ネット2005年3月9日】カナダ首相ポール・マーチン(Paul Martin)氏は中国を訪問した後、2005年2月9日、カナダ法輪大法学会の主席李迅さんに次のような速達を送った。「私は、訪問期間中、中国のリーダー胡錦涛氏、温家宝氏、呉邦国氏との会談や、カナダと中国の商務会議の際、中国の人権問題を主要議題の一つとして取り上げ、中国は人権について責任をもたなければならない、そして、透明な法律システムを開発し、中国の司法を改革すべきだと進言しました。」手紙の中で、首相は、まず2005年1月5日の李迅さんの書簡に対して感謝の意を表されました。李迅さんは手紙で、首相がカナダの法輪功修煉者の境遇に関心をもっていただきたいと呼びかけたのでした。首相は、返信の中で、「信仰の自由を守ることは、貴方とカナダ政府の共通な関心の目標です。カナダ外交部の担当官は、貴方が手紙で提起したたくさんの問題についての率直な議論を含む人権対話を中国の官僚と進めています。中国のリーダーとの会談の際、カナダ人が特別に関心を持つ率直な人権問題について議論を行ないました。」と書かれました。
中国の総理温家宝氏との二国間交渉の時、首相は人権問題について詳しく議論されました。「実は、人権問題は私達の会談の主要な話題の一つです。会談中、私はカナダ大使を通じて中国の担当官に人権リストを渡しました。 このリストには、カナダ人とカナダ政府に関わる重要な特定のケースが含まれています。」
別の会議の際、首相は中国の国家主席・胡錦涛氏、及び全国人民代表大会の主席・呉邦国氏にも人権問題を提出されました。首相の手紙によると、彼は北京での両国商務会議の演説の時、人権の創造性について次のように述べられました。
「経済の成長に伴って、中国は人権に関して責任をもたなければならないと特別に提案しました。 私の視点から見れば、真の友好関係を作るために、我々は中国と提携を強めなければなりません。経済問題だけではなく、グローバルな政治課題も包括しています。( 国民の健康、環境問題、人権、および文化など)
また、共に協力して透明な法律システムを開発し、中国の司法を改革し、司法制度を改善し、女性の権利を保護する必要性について話しました。」
首相は、返信の最後に、既存の対話を背景にして、人権への尊重の強化を目標に、その他の創造的行動も含めて、カナダが中国と共にこの目標に向けて協力し続けようと表明されました。
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/3/9/96932.html)
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2005/3/12/58382.html)
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