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資料スポットの数々の物語〜チャイナタウンで真相を伝える

 【明慧ネット2005年3月24日】(明慧記者舒静休によるヒューストン報道)

 チャイナタウンといえば、海外の華人なら誰も知っているように、そこは彼らの生活と密接な関係にある場所である。ここ数年来、米国ヒューストンのチャイナタウンでは、法輪功のコンサルティングセンター(無料)及び無料の資料スポットが、あたかも清らかで新しい春風のように増えてきたことは、華人及び多くの市民たちの注意と支持を引き起こし、そしてチャイナタウンのなくてはならない一部分ともなってきたのである。

 法輪功は、法輪大法とも呼ばれる。それは一種の生命と精神を共に修煉する功法である。李洪志先生が、1992年5月より伝授し始めてから、中国ではすでに一億にも上る民衆たちが、修煉していた。法輪功は、早くから海外へと伝播され、ヒューストン一帯の華人が法輪功を修煉し始め、一部の中英文書の書店の本棚には、法輪功の書籍が常備されるようになった。1996年10月に、李洪志先生は招待に応じて、ヒューストンの法会に臨席し説法なさった。そのためヒューストンの市長は、1996年10月12日を『ヒューストンの李洪志先生の日』と定めた。地元のメディアも、法輪功が無料で伝授クラスを開くニュースを伝えるなど、華人も先を争っているように法輪功を修煉し始めるようになった。

 しかし1999年7月20日から、江沢民は嫉妬のため、中共国家機制を利用して、大陸で法輪功に対する全面的な迫害をはじめ、全国の報道機制は嘘や中傷を作り出すために起動され、それは天地をも覆い隠すほどに広がり、国外のメディア及び地元のメディアも、中国からの不実な情報を転載することで、国外の華人の中でも一定のマイナス的影響をもたらすこととなった。法輪功学習者は、真相を伝え、迫害を暴き出すために、チャイナタウンで絶えず真相資料を配るようになったのである。その後に、一部の学習者たちは、週末チャイナタウンを訪れる人が多いということに気づいてから、2003年の年初より、チャイナタウンで定時的な法輪功コンサルティングセンター(無料)、資料スポットを設置し、毎週末の土曜日の午前10時30分から午後1時まで、華人のために真相を伝えるようになった。ここは華人が、法輪功への問い合わせや相談をするための場所となったのである。

 *真相を伝え、嘘を暴きだす

 チャイナタウンで、法輪功コンサルティングセンター及び資料スポットを設置してからまもなく、往来する華人の注意を引くようになったが、初めてから間もないため、一部の華人は、江沢民政権の嘘を信じ込み、疑問を感じ、コンサルティングセンターへ問い合わせに来たのである。

 ある日、一人のご老人が通ったとき、法輪功学習者の肩を軽く叩きながら「お若いの、わしは人生の大半を経験してきた身だが、お前はまだ若いんだ。こんなもん信じちゃいかんぞ」と言った。当然、学習者は真相を伝えるが、ご老人は最初から信じないし、資料にも手を触れる様子がなかった。しかし、そのうちに、そのご老人は病気治療及び健康維持に興味を持つようになり、多くの実際にあった事例を聞いて、信じるようになった。コンサルティングセンターを去る前、一枚のディスクを手に取り「法輪功を知るため、DVDプレーヤーを購入して法輪功の真相を見てみたい」と言った。

 また、別のご老人がコンサルティングセンターに来て、「この中国人の恥さらしが!」と怒鳴り始めた。学習者は、このご老人に対して「中国大陸で文化大革命が起きたとき、大半の家庭が衝撃を受けました。もし、あなたの家庭も衝撃を受けたことがあるのならば、誰かが自分たちに対して、公平に判断してくれることを望みませんか?今や中国大陸では、すべてのメディアが、法輪功に対して中傷やでっち上げで、民衆を欺いています。わたしたちは法輪功学習者として、自らが真相を伝えなければ、誰が真相を伝えることができますか?」と言った。この言葉を聴いて、そのご老人は黙り込んだ。

 *善悪の応報は天の理である

 ある老婦人が車椅子に乗り、資料スポットを通過する際に、学習者は法輪功を紹介した。その老婦人は微笑みながら資料を持って帰宅した。それ以来、資料スポットに来るたびに、いつも微笑みながら最新の資料を持って帰宅していた。毎回毎回、来る度にそうであった。数ヶ月後、その老婦人はもう車椅子に乗ることなく、松葉杖を使うようになり、松葉杖を横に置き、自力で立って、机にある資料を取ることができるようになった。

 鮮明な対照的事例もあった。一人の店のオーナーが訪れ、理由もなく悶着を起こしたのであるが、およそ二週間後、正常に歩行できた彼は、松葉杖無しには歩けなくなったのである。

 善悪の応報は天の理である。法輪功学習者は自分たちの休憩の時間を犠牲にして、真相を伝えることは、人々が嘘による欺きを突き破り、善の念及び善の行いを通して、素晴らしい未来を選択できるようにするためである。

 *縁のある人は相次いでやってくる

 ある日、一人の華人が資料スポットに来て、感情の高ぶりを隠さず、学習者に対して「やっとあなたたちを見つけ出した!」と叫んだ。彼は法輪功との縁起の物語を語りだした:「昔中国にいたとき、命の深遠さを探ることが好きでした。一年前に『大紀元』の新聞から、法輪功の情報を見て、とても興奮しました。これこそ私がずっと前から待っていたものだと思いました。それからというもの耳元ではいつも「法輪功を修煉しなさい」の声が囁いていました。そして、法輪功を修煉してから数日経たないうちに、下痢をするようになりました」と言った。学習者は「これはあなたの体を浄化しているのです」と答えた。そして、彼に『転法輪』を読むように勧めた。数日後に、彼は再びやってきて、学習者に「私は四日間で『転法輪』を読み終えました。体に起きた奇跡的な変化を感じました。昔から腰と足は常に痛んでいましたが、本を読むと全身気持ちよくなり、タバコを吸う気すら起こりませんでした。本当に素晴らしい。師父の功力は本当にすごいですね」と言った。

 ある青年は、資料スポットで法輪功の資料をもらってから、「法輪功は私にとってこれほども重要なものだったとは。私は法輪功を修煉する縁があるようです」と言って、すばやく地元の煉功スポットを見つけ出し、団体で修煉するときには毎回欠かさず参加していった。今日までにもう半年以上が経っていた。

 「私は長年やってきた学習者とは非常に大きな距離があります。しかし、努力するつもりです。絶えず法を学び、動功を修煉するつもりです。その中でも、法を学ぶ重要さを知っています。『転法輪』により、友人と他人との縁を結ぶつもりです。時々、自分の幼い娘を連れては、煉功している公園を訪れ、娘にここは父さんが、いつも法輪功を修煉している場所だと教えるのです」と言った。

 ある日、学習者のところにルイジアナ州のある店の店長から電話がかかってきた。その店長は「一人の店員が、昔ヒューストンでアルバイトをしていた時に、法輪功に関するディスクを一枚もらいました。その後、私のところでアルバイトをし、法輪功の素晴らしさを教えてくれました。そのディスクを見てから、私も法輪功の素晴らしさを知ったのです。しかし、ディスクは一枚しかないので、あげるわけにはいかないと言われましたので、できれば送って頂けると大変助かります」と言った。
 
 *正義の要望と支持

 法輪功が広く伝わること、そして学習者たちが真相を伝えることで、多くの華人が法輪功を知るようになった。ある華人は、学習者に対して、「あなたたちのやっていることは本当に功徳無量です」と言った。

 ある経営者は、二人の学習者から真相を聞き、更にラジオ放送の中での『転法輪』の朗読を聴いてから、「法輪功は素晴らしい」と賛美し、そして「法輪功は、すべての中国人の本当の良心であり、それは世界中の人権の希望でもあるのです」と言った。それ以降、常に資料スポットに来るようになり、法輪功を知りたい華人がいると、自分の感じたことを伝え、学習者が真相を伝えることを助けた。

 かつて、中国大陸から来た代表団は、法輪功の資料を見ると、すぐその場を去っていったが、数年間の法輪功学習者による平和的で、かつ理性的な訴えを通して、現状は一変した。ある代表団が資料スポットを通過した際、一部のメンバーが「共産党が悪いということを、ずっと前から知っているのに、なぜ資料を受け取らないのか?」と言った。中には法輪功学習者に対し、とても敬服している人もいる。そして「あなたたちは、ついに江沢民を起訴してくれましたね」と言う人もいた。これらの人々は、機会を逃さずに、法輪功の真相資料をもらっていった。

 チャイナタウンで華人が往来する中、法輪功の真相を知る人も、ますます多くなってきている。一部の人は資料スポットの常連となっている。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/3/24/97967.html