日本明慧


母が字を覚えた物語

 【明慧ネット2005年3月17日】母は仕事の時、毎日無口で、その後“成分(出身階級)”を取り消されてやっと大胆に話すようになった。母の同僚は母が口達者な人だったことを知りびっくりした。母は、喘息病、高血圧、心臓病、脳血栓、肩周炎(凍結肩)に罹り、その後壁を支えて歩くしかできなくなった。法輪功を修煉した後、病気が全快し、今は自転車に乗ってあっちこっちに真相を伝えに行っている。当初、母は字が読めないため法を勉強することができずに、とても辛かったようだ。ある日、母は、本を手にしても字が読めないので、悲しくて泣いてしまい、泣き疲れて寝てしまった。夢の中で、《転法輪》の中の字が頭に飛び込むのが見えた。目が覚めた後、字が読めるようになり、《転法輪》を流暢に読むことができるようになり、毎日二講を勉強している。

 母は字が読めないことに言及すると、実は、母方の祖父は学校を運営していたのだった。祖父は小さい時、家がとても貧しくて、10数歳からは商売をして、お金を貯めると、学校を作った。人に優しくて、能力もあるので、地方官(地方行政の官吏)を務めた。しかし、まだ、母が、学校に入る前に、共産党がやってきたので、母は勉強することができなかった。祖父は、土地改革の時に“地主”の“成分”に決め付けられ、共産党に弾圧され、祖父を審判する大会も祖父が作った学校で行なったそうだ。共産党に言及すると、祖母は「皆悪いものだ」といつも裏で言っている。

 母は、堅固とした大法弟子だ。母は祖母に大法の先生の写真を見せると、祖母は “この人は本当に良い!」 と続けざまに言った。その日の晩テレビを見ている時、祖母は「今日のテレビ(番組)はなんと美しいことか、遠い所から仙女がおおぜいで、服装もとてもきれいだ。」と言った。母は隣に座っていても仙女が見えず、祖母が天目で見たものだと分かった。祖母は90数歳で、字は読めないが、一生善行を積んで善行をしていた。祖母の歯はそろっていて、一本も抜けていなかったし、少しでもおいしいものがあったら、まず隣近所の人に分けてあげて、他人を傷つけたことがない。


(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/3/17/97521.html