日本明慧


【正念正行の原稿募集】家に来た警官に正々堂々と真相を伝える

 【明慧ネット2005年3月19日】2004年4月25日前後の夜8時過ぎに、突然誰かが家のドアを叩いた。私は何も考えずにすぐにドアを開けました。最初に入ってきた3人は面識がないので、事情を聞こうと思ったら、その後に入ってきた人が、以前会ったことのある警察官でした。当時は少しも怖くありませんでした。というのも、普段一度に数人の警察官に会う機会がなかったので、今、家で彼らに真象を伝える良いチャンスと思ったからです。私は、警察官達に「どうぞお掛け下さい。」と言ってお茶を入れました。彼らの一人が「何故街中あちらこちらに法輪功の標語が貼られているのでしょうか?あなたが貼っているのではないですか?」と質問してきました。私は、彼らに落ち着いて聞き返しました。それからごく自然に真象を伝え始めました。自分が難病を患い、医院や診療所で過した苦痛の日々の事、その後、法輪功に出会い修煉の道を歩んできた事、身体は数ヶ月の間に奇跡的に回復して、今では薬も飲まなくても良くなった事、等々。

 彼らは静かに私の話を聞いていました。私は彼らにもっと真象の話をしようと思い、お茶を入れようとキッチンに行った時、彼らはそれぞれ各部屋に入っていきました。その瞬間、私はハッとしました。というのもその部屋のベットの上に、他の学習者に今夜真象を伝える資料が置いてあったのです。私はすぐに正念を発し、更に師父からの加持を求め、彼らに資料を見られないようにしました。すると彼らは何事もなかったかのように、軽い気持ちで部屋を回って出てきました。彼らが帰る際に「家に居る様に。それから標語は絶対外に張るな。」と言いました。

 彼らが帰った後、子供が部屋から出てきて、「お母さん。私は怖くて死にそうだったよ。何故、ベットの上に数メートルの横断幕と沢山の真象資料を置いたままで、警察官達を部屋に入れたのですか?また、お茶を入れたり、長話をしたりして、私は、心臓が口から飛び出るほどでした。」と言いました。私は、笑いながら、「横断幕のことはすっかり忘れていました。でも、彼らに真象を理解させて、今後大法に対して善を行い、彼ら自身も救われるように思ったからです。師父の加持のおかげで、彼らには資料が見えなくなっていたのです。そうでなければ大変大きな損失になっていたでしょう。」と言いました。まだ修煉していない私の子供は、ベッドの上の資料を見て「大法は本当に奇跡だ。」と叫びました。

 深夜、他の学習者と協力して、約束通り横断幕と真象資料を見やすい所に貼りました。更に縁のある人にも資料を配りました。

 今、その事件を思い出すと、「真象を伝え、真相を伝え、衆生を救い、済度することに対して、旧勢力はあえて反対はできません。肝心なのは、何かをする時の心構えと、付け入る隙間を与えないようにする、という事です。」(《2002年度ボストン法会での説法》)とおっしゃった師父の法理を、更に深く理解する事が出来ました。なぜなら、その時私は少しも怖くなかったし、又、自分の安全も考えていませんでした。頭の中には、彼らに真象を理解させ、今後大法に対して善の気持ちを持って、彼ら自身も救われるように、という事しかありませんでした。その時の心構えはとても正しい事で、旧勢力に隙を与えてはいませんでした。師父の慈悲と愛護で無事に終わる事が出来ました。

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2005/3/19/97586.html