オランダ国営テレビ局は天安門焼身自殺事件の真相を報道している(写真)
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文/オランダ大法弟子

  (明慧日本)2005年3月14日、オランダ国営テレビは、「NETWERK」という法輪功番組を制作し放送すると同時に、「時事評論」というコラムの中でもこの内容を取り上げました。

 NETWERKは、「1992年に公開されて以来、法輪功は短い間で中国全土に広がり、7000万人を超える愛好者に恵まれ、その数はなんと中国共産党党員の数を上回った。法輪功愛好者の人数に驚いた中国共産党は、脅迫感を感じ、1999年法輪功に対する禁止と鎮圧を計画した」と、報道しました。番組の中で評論家は、「天安門焼身自殺」現場でのビデオを確実な証拠として、「焼身自殺」は偽造であると、指摘しました。そして、中国政府の極めて残忍な体刑等の手段により、少なくとも1500人の法輪功学習者が死に至ったが、これは一種の異なる迫害であると指摘しました。

    番組は始まると驚くことに、真っ先に陳果さん母娘が取材を受け入れている映像を流しました。この映像は、中国共産党が国際メディアをだますことを目的として捏造したテレビ映画から抜粋されたものであり、かつて、オランダで放送されたことがあります。これに引き続いてすぐ、焼身自殺真相の「偽火」の記録映画の重要な一部分を放送しました。放送は、始終綺麗な英語で解説されており、さらにオランダ語のナレーションおよび肝心なところにはオランダ語の字幕を入れるなど工夫が加えられていました。

 これだけではなく、当番組は取材というやり方で、主に「焼身自殺事件」の全過程の中の偽造場面に重点をおいて、法輪功学習者たちの評論を中心に進められていました。確実な根拠を持った評論は、公然と放送した中国中央テレビ局の「焼身自殺」が、完全に中国江氏集団のでっち上げによるものであり、法輪功に罪を着せるための嘘であることを、テレビの前の視聴者の方にはっきりと伝えることが出来ました。これらのことからわかるように、江氏集団が裏で画策したいわゆる「焼身自殺」に対する3年後の「取材」とは、言うまでもなく偽造の検証にほかなりません。これらの事実の解明により、人々は自然と真相がわかり、真偽の判別ができます。そして人々は江氏ごろつき集団のうそと罪のない人を冤罪に陥れ、世間の人々をだまして法輪功に対する国民の憎しみを煽り、迫害を与え続けているその腹黒い魂の心を見分けるようになりました。

二人は“法輪功学習者”と自称する

「天安門焼身自殺」現場でのビデオの場面

「天安門焼身自殺」現場でのビデオの場面

「天安門焼身自殺」現場でのビデオの場面

法輪功学習者が「天安門焼身自殺」についての疑念を説明する

          殺人犯

 オランダ国営テレビ局が放送した焼身自殺真相は、オランダ国民を震撼させ、人々の心にずっと引っかかっていた疑念をすっかり解きほぐしました。法輪功学習者のオランダ語「法輪大法情報誌」の配布や真相説明などによって、人々の心の変化を体験し真摯で喜びの気持ちを実感することができました。資料配布に励んでいた一人の同修は、今日資料を受け取った人たちはみな「テレビを見ました。あなた達に感謝する」と言っていたと言いました。またある同修は、通行人に資料をあげた時、その人は心の喜びを隠さず興奮して「昨日これと似たような資料を見ました。私は全部読み終えました。法輪功は素晴らしいです」と言いました。

 「復活祭」に法輪功学習者たちは、絶えることなく、にぎやかに流れる人波の中で資料配布に追われています。声を掛けずに資料を配布すると相手にしてくれないが「法輪大法情報誌を読んで下さい」と声を掛けると流れて行く人波の中から必ず資料求めに来る人がいます。また、いつも戻ってきて多めに資料を求める人もいました。真相説明を通じてわかるように、多くの西洋人は中国の一党独裁政権に関する理解がありません。彼等はいつも「あなた達の政府がこれほど自国の国民を迫害するなんて、この党はあまりにも恐ろしすぎます。何故、あなた達は彼らを選挙で負かさないのですか?」と法輪功学習者に尋ねます。最近、多勢の人々が法輪功学習者たちを訪ねて、より多くの法輪功情報を求めています。

 江氏集団は、法輪功に対する迫害の手をすでに国外にまで伸ばしています。でっち上げで作られた焼身自殺「取材」は、彼らが以前から企んでいて、知恵を絞って国際メディアをだますためのものです。中国共産党は長年に亘り、如何にして平和的社会環境の中で、人権自由が保障され、幸せに生活している西洋人を騙すかをずっと研究してきました。陰謀者は、中央テレビ局の「取材」の中でまず、西洋人の自由に対する仁愛の心をつかむため、焼身自殺後身体障害者になってしまった悲しい母親と娘の姿を映し出しました。傷だらけの顔は真偽の判別が付かないほど酷いもので、中国共産党の暴政に対する理解がない人たちには受け入れにくいものでしょう。陰謀者は、人々の同情心をつかみ、気持ちを誘導させ、引き続き焼身自殺後の彼女たちの感想と今後の生活にどのように立ち向かって行く予定なのかについて取材し、母娘の言葉を利用して法輪功を罪に陥れようとしています。

 しかし、うそは長続きせず、陰謀は必ず暴露されるものです。真実が世の中に知れ渡るようにするため、オランダの法輪功学習者たちは、様々な方法でメディアや政府に真相説明を行っています。詳細で深い真相説明の進展に伴って、メディアも変わりつつあります。人々は何度にも亘る焼身自殺事件の偽造分析と研究資料の閲覧を通じて、最後には「焼身自殺」は間違いなく偽造であると、確認できました。彼らは手紙の中で「中国政府が取り上げている情報(「取材」のことを指す)は信じるべきものではないですね・・・・」と書いています。 私たちは、オランダのメディアが積極的に焼身自殺の真相を伝え、果敢に真理を求め、邪悪を暴き出す正義ある行動をすることが、必ず善良なオランダ国民をすばらしい未来に導く重要な貢献をしていると称賛を惜しみません。

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/4/12/99413.html)
(English: http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2005/4/16/59668.html)     更新日:2011年12月9日
 
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