日本明慧


4.25の6周年を記念し、法輪功学習者達は自らの感想を語る

 【明慧ネット2005年4月22日】(明慧の記者-舒静女氏のヒューストンからの報道)1999年4月25日、一万名の法輪功学習者達は、信仰の自由を守るため、平和に、理性的に中国政府の陳情局へ陳情に行きました。それにより、この日(4.25)はすでに歴史的な日になりました。4.25の6周年を迎えるにあたり、法輪功学習者達は4.25から受けた影響を語ってくれました。

 米国のべーラァ医学院の実験室で助教授を勤める法輪功学習者の封女史はこう語ってくれました。“6年前、私は米国サンチアゴに住んでいました。ある日、私は新聞であるニュースを読みました。それは、1999年4月25日、中国で一万名の法輪功学習者たちが北京にある政府の陳情局へ平和的な陳情を行ったというニュースです。このニュースに私は大変驚きました。私は中国で育ったので、中国の状況をよく分かっています。中国で、天安門や政府の陳情局へ陳情に行くということは、人の命に関わることです。金で人を雇って行かせても、行く人はいないでしょう。しかし、今回は違い、一万名の法輪功学習者たちは、自らの信仰の権利を守るために、平和的な請願を行いました。彼らは嘘のない真実を伝えるために勇敢に立ち上がりました。これは中国の歴史上にもなかったことです。スローガンを叫ぶこともなく穏やかで、平和的なこの行動にどんな内在的な力があったのだろう、と私は不思議に感じました。そして、法輪功のことを知りたくなり、法輪功を探し始めました。その後、私と主人はスーパーマーケットで法輪功の真相に関するチラシを見つけ、法輪功が唱えているのは“真・善・忍”であることを知りました。この“真・善・忍”に、私の心が共鳴し、これこそ人生の最高の境地だと私は感じました。私は中国に自信と希望を持つようになり、それから、私達夫婦は法輪功を学び始めました。”

 “4.25から今までの6年間の修練の中で、最もよかったことはどんなことですか?”と記者は尋ねました。 封女史はこう答えました:

 “それは心が大きく変化したことです。‘山河は変えられるが、人の本性は改め難い’という諺があるように、私の個性はとても強く、修練する前の私は、家庭の中で両親と不和になり、父とよく口論していました。同僚や友達に対しても思いやりがなく、人間の良くない性格が私の身によく現れていました。法輪功の修練を始めてから、自分の良くない性格を取り除かなければならないと分かり、‘真・善・忍‘の法理に準じて生活しよう、と心がけ始めました。家庭の中で私は両親を尊敬することによって、両親との関係を回復することができました。‘法輪功をはじめてから、お前はまるで別人のようだ。法輪功はよい。’と父も誉めてくれました。同僚や友達に対しては嫉妬心を抱くこともなくなり、人に思いやりが持てるようになりました。私のたった1ヶ月間での変化に、同僚や友達は、‘法輪功はいいものですね。’と賛嘆してくれました。そして、職場の何人かの同僚も法輪功を始めました。今の私は、本当の自分を見つけることができ、自らをコントロールできるようになっています。そして、心は平衡がとれていて、穏やかな状態にあります。私は本当の楽しさと幸福と感じています。”

 “4.25の陳情はどんな意義があると思いますか?”と記者が尋ねました。 封女史はこう答えました:

 “西洋人は中国国内で信仰の自由がないことを理解できません。4.25は西洋人をびっくりさせています。中国人はやっと信仰の権利を求めるようになったのであり、これは精神面での昇華の表れです。4.25の陳情や法輪功の広範囲に渡る伝わりによって、人々は 自らを辱めて安楽をむさぼる状態や自我麻痺の境地から、抜け出しました。人々は本当のことを言えるようになり、正しい善悪の標準をも知るようになりました。‘法輪功 — 真・善・忍’は私自身にも、そして世界中の人々にも役立ちます。修練は修練者の体を改善できるだけではなく、更に修練者に寛容と忍耐を学ばせています。仏・道・神に対する正しい信念は、人に知恵を与え、心を広くすることができます。これこそが本来の中華民族の精神に立ち戻らせ、また新たに前進することができるのです。しかし、江XX集団は、XX党を利用し法輪功に対する弾圧を始めました。これは‘真・善・忍’に対する抵抗と破壊の行為です。これは、人々によい人間にならないように、と強要することに等しく、人類の道徳基準に反する犯罪行為で、これは江XX集団が犯した「反人類」の罪でもあります。” 

 “江XX集団が法輪功を鎮圧した後、あなたは修練を始めたそうですが、4.25をどのように見ていますか?” と記者はもうひとりの学習者、Vincent氏を取材しました。 Vincent氏はこう語ってくれました:

 “私は中国の隣国で生活しているので、中国のことをわかっています。中国はこの数十年間の間、XX党の独裁下にあり、人々には信仰の自由がなく、精神面において圧迫と束縛ばかりを強いられています。政府は暴力と洗脳、宣伝を使い、人々が信仰と思想を持つことを禁止してきました。しかし人の精神は、制圧できるものではなく、それを破壊することもできません。4.25の法輪功学習者の平和的な陳情は、人々には 信仰の自由、信仰の権利があるべきだということを示しています。4.25のことはつまり人々が中華民族の道徳の回復を望んでいるということです。私の法輪功の修練はちょうど1年になりますが、心身的に受益しています。修練する前、私は中国江XX集団が法輪功を鎮圧していることを知っていました。しかし私は‘真・善・忍’に賛同していますし、社会でより良い人間になることは、人の自らの価値、自らの人権を尊重することです。人々には信仰の自由と信仰の権利があります。正しい信仰はいかなる手段でも制圧することができません。‘真・善・忍’に対する信仰は、いかなる暴力でも制圧されることはありません。4.25の精神は永遠に生きていくでしょう。”

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/4/22/100194p.html