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5歳の女の子はパパの帰りを待っている(写真)

 【明慧ネット2005年4月14日】遼寧省大連市金州区の法輪功学習者の苗俊傑さんは、不法に9年の刑罰を言い渡され、瓦房店刑務所第九区に監禁されている。刑務所の警官は、家族が用意した日常用品などを苗さんに渡すこともせず、苗俊傑さんの母親との面会も許さない。5歳の娘の真真ちゃんは月一回にママと一緒にパパに会いに刑務所に行く。毎回たった30分の時間しかない。真真ちゃんは幼稚園で友達のパパが迎えに来るのを見て、ママに「パパはいつ帰ってくるの? パパに会いたい」といつも聞いてくる。

      法輪功学習者苗俊傑さん 苗俊傑さんの5歳の娘真真ちゃん

 苗俊傑さんは、大連水産学院卒業後、大連開発区水産技術普及ステーションに配属された。1999年10月28日に北京へ陳情に行き、北京で不法に逮捕された後、金州区公安局駐北京事務所に護送され、2000元を強いられた。金州区留置所に監禁され、迫害を受けていたが、2000年1月16日に釈放された。娘の苗真真ちゃんは1999年11月30日に生まれ、奥さんは出産の時も一人で、大きな苦痛に耐えてきた。

 2000年12月31日、元旦の先日、金州区公安局の警官は苗さんの奥さんの李新さんを尾行し、李新さんの実家までついていき、赤ちゃんの真真ちゃん(当時一歳)も一緒に家族三人を連行した。李新さんは18時間も不法監禁され、真真ちゃんも極度の恐怖を味わった。翌日、警官は再び李新さんの実家に訪ね、李さんのお母さんを見舞いに来たと口実を言いながら、苗さんのかばんの中のアパート貸借契約及び関連証明書を没収した。

 苗俊傑さんは金州区留置所に不法に監禁され、20日間断食で抗議したが、不法に食物注入され、2001年5月23日に釈放された。2001年9月1日、苗俊傑さんは他の学習者と一緒に唐王殿に行き、駅前の派出所に不法に監禁されたが、夜正念を以って脱出した。その後、友誼街道派出所はいつも家を訪ね、“法輪功を修煉しない保証書”を書かないと、労働教養所に送ると脅かしていた。しかたなく苗俊傑さんは、家出し、家に帰ることができなくなった。当時娘の真真ちゃんは、まだ2歳で、毎日パパ、パパと泣いて、奥さんも悲しく涙が止まらず、目がおかしくなり白内障と診断された。

 2002年7月20日、苗俊傑さんは、道で警官の于衛東に不法に逮捕され、金州公安局に監禁され、その後金州区留置所に移された。大連市公安局と金州区公安局は共同で、苗俊傑さんを金州区竜王廟辺防派出所に送り、そこで、残酷な拷問をかけた。苗さんを吊るし、その上、首に重さ30キロの水桶をかけた。

 当時苗さんが両親からもらった商売用のお金2.7万元の人民幣も不法に没収された。家族が返してもらいに行ったら、金州区610事務室のボス李万成は「お金を没収し、携帯、オートバイも全部没収する」と言った。金州区610事務室の高明喜は前から苗さんを目のかたきと見なし、今回わざと手錠をきつくして、苗さんの肉の中まで締め付けた。そして大声で「告発してみろ!」と叫んだ。

 何回も不法に尋問された後、苗俊傑さんは殴打により、全身傷だらけになった。親戚が見舞いに行ったら、苗さんを見分けられなかった。一ヶ月経たないうち、苗さんは大連市姚家留置所に送られた。金州区裁判所は、いかなる法律の手続きもせずに、家族にも知らせず、苗さんに9年の刑罰を言い渡した。不法に刑罰を下した日は2003年3月3日で、裁判長は許沛で、陪審員は魏永俊で、書記員は于萍だった。

 円満で幸せな家庭は、迫害され、悲惨な境地に立っている。世界の人々が注目し、監禁され迫害を受けている法輪功学習者を一日も早く救出するよう懇請する。

遼寧省大連市瓦房店刑務所
郵便番号:116300
住所:中国遼寧省大連瓦房店市?公055信箱?刑罰執行一、二科


(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2005/4/14/99586.html

(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2005/4/26/60070.html