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山東省済南章丘市の悪警察官が電刑にて大法学習者を迫害

 【明慧ネット2005年4月18日】電刑とは、手回しの電話機の電線を被害者の両耳あるいは両親指につけて、電話機を回す拷問です。すると、被害者の全身に電気が流れ、身体全身が震え、舌も硬直し、叫び声もあげる事が出来ず、心臓が張り裂けんばかりの苦痛に襲われます。電気が流れた両耳あるいは親指自体も黒焦げになります。私が知った出来事とは、山東省済南章丘市の普集鎮と官庄郷にある派出所で、数人の大法学習者が、実際に電刑の迫害を受けた事実です。

 2000年7月上旬のある日、私は地元の派出所で逮捕され、章丘市刑務所に入れられました。数日後、1人の大法学習者が私と同じ部屋に入れられました。彼女の名前は孟玉蓮といい、普集鎮に住んでいました。

 彼女の口から血が流れているのを見た私は、何故そうなったか彼女に質問しました。彼女は「悪警察官達が突然家に上がりこんできて、不法に家の中を捜査しました。そして師父の経文を取り上げて、私を普集鎮派出所に連行しました。彼らは派出所で手回しの電話機を使い、私を拷問しました。電線を私の両耳につけて電気を流しながら、資料は誰から受け取ったのか?と尋問しました。私が答えなかったので、彼らは更に電気を流し続けました。私はひどい苦しみの中で“この苦痛は言葉ではとうてい表現できません。又こういう酷刑は国際的に禁止されているにもかかわらず、中国政府は、真善忍を修煉する善良な市民に平気で行っている。”と思いました。」と事情を話しました。あまりの苦痛で彼女が自分の舌を噛んだ後、大きな穴があいて、口からまるで水が流れ出るように血が吹き出しました。悪警察官は、彼女が大声で叫ぶのを恐れて、口を布で塞ぎましたが、それでも電刑は止めようとはしませんでした。それどころか、彼らは「まだ白状しないのか。白状しないなら電線を乳房につけて電刑するぞ。」と脅し続けました。最後に、彼女を刑務所に送って監禁しました。

 私は、彼女と同じ部屋に1ケ月余り監禁されましたが、その間、口からは血が流れ続け、彼女は寝る事も食事する事も出来ない状態でした。

 別の部屋に監禁されている、普集鎮水泉村の侯玉絹氏は、二回も電話機電刑を受けました。電刑をしている部屋からは悲惨な叫び声が聞こえてきて、このような恐怖と非人道的な酷刑が行われている事に対して、他に不法監禁されている大法学習者達は、心が刃でずたずたにされるほど辛く、皆の泣き声が刑務所内に響き渡っていました。

 同じ頃、章丘市官庄郷大閻満村の大法学習者孟愛軍氏は上京して陳情した時、官庄郷派出所に連行され、悪警察官?憲文によって電話機電刑を受けました。彼の身体に電気が流れた時、彼は失禁しました。その後、章丘市刑務所に移送されて、1ケ月余り不法に監禁されました。

 官庄郷東ハン硫村の于涛氏も上京して陳情した時、やはり官庄郷派出所に連行され、電話機電刑を受けました。

 大法学習者の孟鳳軍氏も、章丘市のある派出所で同じ電刑を受けました。

 ああ、善良なる人々よ。この世はいったいどうなっているのであろうか?“真善忍”を修煉して良い人となろうとする人々が、なぜこんなひどい虐待と侮辱を受けるのか・・・・


(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2005/4/18/99874.html