米国弁護士はシンガポールの裁判所に第一審の破算を促す
【明慧ネット2005年5月3日】(明慧記者王功成報道)2005年4月29日、法輪功学習者がワシントンDCのシンガポール駐米大使館の前で請願した。シンガポール政府が直ちに拘禁されている罪のない法輪功学習者を釈放し、直ちに迫害への参与を停止するよう求めた。法輪功側の弁護士テリ・マシュ博士が当日の発言の中でシンガポールの裁判所に第1審の判決がご破算になるように求めた。テリ・マシュ博士は、警官が法輪功真相資料を配る二人の女性学習者を拘禁することは、シンガポールの人民が法輪功真相への理解を妨げることになり、明らかにシンガポールの法律に背くことだ、と指摘した。
表面上では、シンガポールは法治、独立的な司法機関を作り上げていて、憲法の中で宗教の信仰、言論と集会の自由を与えられている民主的な社会という国際社会のイメージがある。シンガポールの警官と検察機関は、社会の秩序と安定を保護し、シンガポールの人民は犯罪行為に侵害されないように確保する職責がある。しかし、この二人の女性にする判決の中で、憲法に保証された宗教の信仰、言論と集会の自由は侵害されている。彼女たちの唯一の「犯罪」は、多くの中国における迫害真相をシンガポールの人民に教えることによって、シンガポールの人々に、全世界的な中国での法輪功に対する迫害制止運動に参加させるチャンスを与えることであると、テリ・マシュ博士が指摘した。
テリ・マシュ博士は、「警官と検察機関は、この女性達が中国での法輪功迫害真相を暴露する努力を犯罪行為とすること自体が、彼らの職責を損なってしまった。」と言いました。是正しなければならないのは中国共産党が中国で犯した犯罪であることが彼らに理解されていない。もし、子供が自分なりの唯一の方法──犯罪を撮影した録画を使って、警察に自分の母は強姦されたと報告すると、シンガポールの警官はこのことで子供を逮捕することができるのか?
シンガポールの裁判所は、法輪功学習者が中国での法輪功学習者の受けた迫害真相を暴露することをしてはいけないと認定すると、シンガポールの人民が中国での被害者を助ける行列に入る権利を奪うことに等しくなる。
テリ・マシュ博士は更にシンガポールは国際社会において孤立していると指摘した。世界中で、その他のすべての民主的な国家はみな国会の決議、第3者の報告(国際特赦、人権観察、有線のテレビのニュースネットCNN、国連の拷問に関する報告)と法律の判決を通して、中国共産党の法輪功迫害責任者は有罪だと認定した。
テリ・マシュ博士は、最後にシンガポールの裁判所に第一審の判決はご破算になって、彼女たちが無罪だと認定するように促した。
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2005/5/3/101043.html)
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2005/5/3/60310.html)
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